解剖学的な知識のアップデートが、瞑想や呼吸法などにも便利な件
先日、呼吸法の練習を深堀りする会をしてたのですが、最近便利なのが一般公開されてる解剖学的な情報の動画がけっこう増えてること。高くて重たい医学系の本がなくてもいいというのは地味に便利です。
どうしても本だと「平面」になるので、平面を立体に起こす脳内作業が必要になりますが、この能力は人によって得手不得手があります。平面ではない「立体CG」には「平面から立体を想像する」というセンスがなくても「わかりやすい」という利点があります。
呼吸法の練習で、呼吸運動の立体CG見てもらってからあれこれやってもらったら、声の雰囲気や気の感じが変わっていました。
自分側にからだを動かす習慣があると忘れがちなのですが、特に勉強したことがない場合、「腹筋はおへそまわりだけについてる」みたいなイメージを持っていることというのはあります。
私自身も、はじめて腹筋運動をやった時は「腹筋は腹筋運動やったら筋肉痛になるところ」くらいのイメージしかありませんでした。
なので、その手の知識をアップデートしておくと、それだけで無駄な力みが抜けることがあります。
いわゆる運動神経がいい人の場合、自分が身体を動かすことをやるだけなら、別に解剖学系の知識はなくても支障はないと思います。また、「解体新書」以前の時代の戦国時代の剣豪が解剖学的な身体イメージをもっていたかといわれるときわめて謎です。
ただ、現代人の場合、解剖学系の知識は簡単なストレッチをやるだけの場合にも便利なことがあるので、1年生レベルでほんの少しだけ学ぶだけでもお役立ちな情報はおおいと思います。特にいわゆるひとつのボディーワークを扱うことがあるなら。
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