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理系の生物選択ってどんな感じ?

こんにちは!すとーりーうぃずです。
高校生の皆さんは夏休みも終わり、特に1年生ではそろそろ文理選択の話が学校で出てくる頃ですね。文理選択で理系を選んだ際に特に重要になってくるのが理科の科目選択!


多くの学校では「物理と化学」または「生物と化学」から選ぶことになると思います。しかし、ネットで調べてみると物理は情報が多いのに対して生物はあまり情報が出てこず、生物を選ぶのに少し抵抗があるかも知れません。
そこで、今回は理系で生物を選択した際の学習内容や進路選択について紹介していきたいと思います!


どんなことを習うの?

高校の生物では、多くの人がイメージする動物や植物について学ぶのはもちろんのこと、DNAやバイオテクノロジーなどの比較的新しい分野や,生態系、進化、地球史などのマクロな分野まで学ぶことができます。
ここ数年話題のPCR法についても学びますよ!学校によっては実際に実験してくれることもあります。


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暗記がメインの勉強になるって本当?

「生物は暗記が多くて大変」というイメージを持つ人は多いと思います。確かに理科の4分野の中で生物の暗記量は1番多いですが、地歴に比べると暗記量はずっと少ないです!(手元に生物と日本史の教科書があったので語句の索引のページ数を数えてみたら生物は6Pで、日本史は14Pもありました!)


また、近年の生物の入試は初めて見る実験の説明を読んで、自分の知識を元に実験結果や考察を論述する問題が増えています。つまり暗記ももちろん大切ですが、実験に対する考察力や、実験から読み取ったことを論述する力も同じぐらい大切になってきます!
暗記したからといって高得点がとれるとは限らないのが少し難しいところですね。


生物を選択すると行ける学部が少なくなるの?

学校によっては「生物を選択すると行ける学部が少なくなるぞ~」って言われるかもしれません。ここで言う行けなくなる学部というのは、主に入試で物理が必須になる工学系の学部を指します。例えば名古屋大学で言うと、工学部全学科と、情報学部CS科が該当します。しかし、生物を選択したからといって100%工学系の学部に行けないとは限りません!
大学によってはバイオ系の工学部は生物でも受験できるようになっていたり、2次試験が英語、数学、化学だけでOKな工学部もありますよ。
進路や志望校を決めるのに情報集めは必須なので、どんどん調べてみよう!


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生物を選ぶことのメリットは?

さて、ここまで高校生物の実態を紹介してきました。少しは高校で習う生物のイメージがつかめてきたでしょうか?
最後に生物を選択することでどんなメリットがあるのか、僕が実際に高校3年間で感じたメリットをいくつか紹介していきます!

・得点が安定しやすい
先ほど述べたように生物の入試は論述が重要ですが、もちろん単純な知識問題もある程度出題されます。知識問題で取りこぼしを無くせば物理や化学と比べて得点を安定させることができ、入試本番で急に大きな失点をすることが少なくなります!

・実験や実習が多い
生物の授業は実験や実習の時間が多めです。班で協力してアルコール発酵を起こしたり、DNAの塩基配列を解読したり、カエルを観察したり・・・ 
実験や実習は座学よりも楽しい上に、大学に入ってからも役立つスキルが学べるのでたくさん経験できるのはうれしいですね!


最後まで読んでくれてありがとうございました!




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