Aぇ! group、CDデビューおめでとう!

怒涛のデビューブーストが終わって、ほっと一息…。と思いきや即ツアーが始まる凄いスピード感の2024年。辰年にふさわしいですね、Aぇ! groupは。

というわけで、デビューおめでとうメッセージをちょっとずつ書き溜めていたらもう1ヶ月も経っちゃった…(笑)
それだけ想いがあるぜってことで、今の自分の視点の整理・気持ちの成仏として記しておこうと思います。

BORDERLESSのティザー風な副題は、私がパッと考えたそれぞれのメンバーのジュニア時代の物語タイトルです。


💙正門くん

〜己の殻を破り、何でもやるアイドルになった男〜

Aぇ! group結成で”アイドルとしての表情”が最も変わったのは、正門くんじゃないかなと思っています。
もし他のメンバーと全く違う色のグループに入っていたとしたら(例えば大吾くんがセンターの別グループとか)今ほど"何でもやる"アイドルになっていなかったような気がするから。

BORDERLESSで「グループに入ってから頑固と言われるようになった」と言っていたけど、個性が濃すぎるAぇに揉まれて何でも挑んできたからこそ、正門くんの元々持っていた個性や本人も気付いてなかった魅力も自然と出てきたのかなぁと思うから。
寝起きドッキリで見せる低コスト高クオリティの笑いも、ガチネバで見せた絶対に笑っちゃいけない笑いのスタイルも、時折見せる口の悪さや独特の語彙力も、どれもこれも癖の強い”Aぇだからこそ”際立つものだなぁと。悪目立ちじゃなくて独特の正門色になる。
私は断言するよ、他のグループにいた未来ならこんなことをやってない!絶対に!笑

だけど正門くんは好きなことしか極められない不器用さがあるから、きっと自分の管轄外(不得意、苦手)のことも人一倍沢山あったと思う。でも「やってみな分からんしな」と飛び込み、一つひとつに真正面から挑んでやってみた場数の積み重ねでアビリティ鉄の心を手に入れ、己のアイドルとしての振り幅を大きくしたんじゃないかなぁ。
そんな歩みをジュニア時代から垣間見れた私は、とってもラッキーでした。

正門くんは自分が大切だと思う人に対して、無償の愛を注ぎ続けたい人。愛を注ぐことに幸せを感じる人だから、おそらくAぇ! groupの今の関係性に対しても更にグっと近付くことを密かに望んでいるんちゃうかと思ってる。まだまだ少し手加減してるでしょ? もっと本気でズブズブに愛したいっしょ?^^笑
去年の秋にAぇでユニバに行って「俺ら友達やったんや!」と思えたその感覚、この先の年月を重ねてどんな風に変化していくのかがとっても楽しみです。もっともっと5人の仲が深まるといいね。きっとそうなるよ。

❤️末澤くん

〜信頼できる仲間に出会い、天性のアイドル性を開花させた男〜

結成までのこと、結成してすぐの頃の末澤くんをリアルタイムで見れなかったけど、本当に柔らかくなったなぁと写真や動画(YouTubeで上がっているダイジェスト映像)を見る度に感じます。
自分が安心して帰る場所が出来たこと、そして「俺は絶対こう」と思っていることを多少崩して他の意見を聞き入れてでも一緒に物語を作って行きたいと思える頼もしい仲間も出来た。だからこそ、硬く重い孤独の鎧を脱げたんじゃないかなぁ。BORDERLESSでも語ってたけど、グループに入ったからこその変化だと思う。

一人で戦うことも出来るし、好きなファッションやデザインの業界でも十分やっていけるだろうに、わざわざアイドルを選んだこと。
この事務所に残り続けたのは「ステージに立つことが好きだったから」と言っていたけど、それは末澤くん自身が「自分はこの場所でステージに立ち、スポットライトに当たる人間だ」と魂のどこかで知っていたからな気がしています。
そして、ステージに立つのは自分一人ではなく、本当に信頼できる仲間と共にってことも。

だからこそ、グループ結成までに時間がかかる必要があったのかもしれない。末澤くんのアイドルや表現者としての実力や可能性にふさわしい仲間(今のAぇ! group)に出会うためだっただろうと私は勝手に確信しています。
心強い、信頼して身を任せられる素敵な仲間に出会えて本当に良かったね。

末澤くんは自分に嘘を付かない誇り高き人だからこそ、独特なこの業界で求められることや現実と折り合いが付かなくて理不尽さに苦しむことだって今後あると思う。だけど苦しんだとしても、どうしても自分の守りたいことは貫いていいと思うし、大人になりすぎなくて良いと思うのです。
だって、末澤くんのそばには仲間がいる。もう独りじゃないのだから。

💛リチャくん

〜己の可能性を、己の手でこじ開けた男〜

Aぇはみんな垢抜けたけど、リチャ末は結成当初とお顔が全然違う!本当に柔らかく笑うようになって…
特にリチャくんは笑顔がチャーミングになったなぁって感じる。元々持っていた可愛らしさがやっと内から引き出されてきたような気がします。

それは、隣でずっと「リチャはすごいんや」と徹底して信じ続けてくれた戦友の末澤くんと「リチャくん大好き」「リチャくんにしか出来ないことがある」と誰よりも認めてくれたメンバーの存在と、
自分で猛練習してダンスを習得したり、DASHに出たいと直談判してご縁を結びチャンスを掴んできた経験。その両方が、アイドルを選んだ自分の存在の輪郭をハッキリさせてくれたんじゃないかな。

デビューしてさらに活動の幅が広がったり、グループの知名度を上げて行く中で「アイドルとしての自分の魅力」にリチャくん自身の中でますます気づきが深まった時にこそ一番化ける人だと思っています。
たぶんリチャくんにとってのアイドル像みたいなものをまだ良い意味で模索している感じがするから、本人の中での腑に落ちる程度と共にきっと素敵な変化が待ってるはず。
「あ、俺って自分で思い込んでたより可愛いんだな」とか、もっと気付いて欲しいよ~!!

”チャーミング”という言葉が似合う人。(これ大分前から書いてたんだけど、最近見た雑誌で晶哉ちゃんが同じこと言っててやっぱりね!となった)
他のメンバーとは違う「その笑顔、その素顔を見せられたら特別に感じちゃう」愛嬌を持っている人。だから、より自覚的になるともっと魅力的になる。ますますお顔も変わるのが楽しみです。

メンバーそれぞれに5年間の中で試練と成長があったけど、リチャくんの場合はデビュー直前にベースを引き受けたことは本当に大きくて。
雑誌やBORDERLESSでも気持ちは一部語ってくれていたけど、今はまだ話せない本音だって沢山あるだろう。どれだけ様々な思いを内に秘めながらベースを弾いているのかと思うと、こちらまで胸がギュっとする。
まだ始まったばかりの旅路を、これからもどうか息長く見せ続けて欲しいと願って。

💜小島くん

〜喜びも悲しみも全て抱きしめて、運命に立ち向かい運命を仲間にする漢〜

Aぇ結成当初のお写真や動画と今を比較して、本当にビックリするほどカッコよくなって。お顔が美しいのは変わらないけど、なんというか、内面の良さが伴った漢に成長されまして…。

BORDERLESSで見た、グループ結成前の10代の小島くん。まだ子どもっぽくて軸がなくキョロキョロ周りを見ている感じがしたけど、Aぇ! groupが結成されてリーダーになって「自分の手でどうしても守りたいもの」が出来たからこそ少年のまま大人になれた人なんじゃないかと思います。

デビュー発表後の会見で「6人時代があったから今がある」と明言すること、そして「良いことも辛かったことも全部含めて俺は恵まれている」と全てを受け容れて進んで行くこと。小島くんだからこその言葉、行動だなぁ。

きっと、職業アイドルとしてだけじゃなく”人間小島健”としての人生の信条なのかなと思う。経験の全てを味わい切るってことが。
そんな信条が結果的に、波乱万丈のAぇ! groupのリーダーにふさわしいものだったことすらも運命なんじゃないかと感じます。

運命に挑んでいる人だけど、実は既に、運命すらも仲間に招き入れているんじゃないかな?

Aぇちゅーぶの卒業旅行回で「俺が売れるのは最後でいい」「Aぇ! groupなりの売れ方があるはず」と言っていたのも印象的で、表では放送事故男だなんて言ってるけど(笑)実はめっちゃくちゃ繊細だし考えている人やね。
関ジュを育てるのにも自分の中でちゃんと方針があって、試行錯誤しながら、共に成長しながら、年齢や暦が違っても”対等”であれることは人間としての器を感じさせる。

表で見せる自由奔放さと裏での真面目さのギャップは、間違いなく小島くんの底なしの魅力。これからどんな表情がどのタイミングで見えるのか、表舞台でも裏での監督業でも本当に楽しみです。

💚晶哉ちゃん

〜どこに行っても輝ける器用富豪なのに、此処じゃなきゃダメ!を体現した男〜

あの当時、晶哉ちゃんが入るグループがAぇで本当に良かったと思うし、Aぇである必要があったね。ここに書ききれぬほどの才能を余すことなく全て生かすには、このメンバーが必要だったと断言できる。
同世代と馴れ合うでもなく、自分が先頭に立って引っ張るでもなく、極力自由に動き回れて存分に才能を使い果たせるポジショニングを考えればAぇしかないよな…と思うし、きっと晶哉ちゃん自身がハッキリと確信を持っているように思います。

不器用で内弁慶な他のメンバーと対照的に、複雑な拗れや不純さが全く無い純粋培養で育ったかのような性格。勘が良くて何を求められているかが秒で分かってしまうが故に、人の為にと無条件に頑張れてしまう愛の大きさ。
「俺は自我がない」と笑いながら言うけれど、自我を出すところが絶妙なのだと思います。

「0→1を創り出す人は小島」と言われているけど、晶哉ちゃんは0→1の才能に加えて”出てきたアイディアを世に出せる形にして整えること”が出来る稀有な才能がある。それは自我が控えめだからこそ全体を見れるんだよね。
奇才・小島くんと唯一無二のタッグを組めるのはこの部分が光るからで、これは大衆に見せても分かる/分からないの境目が感覚的に解る人なんだろうなと。

グループの橋渡しをする精神的なリーダーが小島くんだとすれば、グループが結束する理由になるのが晶哉ちゃんの笑顔。これはもう絶対にです。晶哉ちゃんが笑ってのびのびやれる環境ならば、5人は大丈夫です。

ものすんごく多才で出来ないことはほとんどない晶哉ちゃんをいちファンが語るのは烏滸がましいぐらいだけど、極論言えばAぇ! groupにおける晶哉ちゃんは「いてくれたらいい」人です。
どこに行っても輝ける人であると同時に、Aぇ! groupにいたらその輝きの最大値をはじき出せる人。デビュー後のAぇの飛躍のカギを握っているのは確実に晶哉ちゃんです。

《番外編》
そして忘れちゃならない、Aぇ! groupの物語を生んでくれた横山くんと大倉くん。ドキュメンタリーでもYouTubeでも、大事な場面では必ず現地に駆けつけて見守り続けてくれた唯一無二の人。先輩であり、プロデューサーであり、恩人であり、仲間。

お金とか名誉とか外側の何かを求めて仕事していたら絶対に無理やろ、と思うレベルで大変なお仕事だと思います。「コイツらが一人で飯食えるようにしてやりたい」だなんて、どれだけの愛だろうか。私には想像がつかない…。

横山くん大倉くんのファンにとっては、裏方業だけじゃなくてもっと表舞台に出て!って思うところもあるかもしれないし、心無いことを投げつけてくる人だっていたと思う。

だけど、これだけのエネルギーをかけて後輩達をデビューできるまでに育て上げるって、ある意味で自分が表舞台に自分が立つよりも遥かに難しいし、アイドルであることと全く別の能力が必要だからこそ評価されるべき偉業なのだなぁとずっと思っています。

これだけ癖の強い彼らの良さを存分に伸ばして、必要なタイミングで手を差し伸べ、現状では難しいぐらい絶妙な試練(と言う名のチャンス)を与え、導いていく。
誰もが出来る仕事ではない。絶対に。私も人を育てる仕事をしていたからこそ、ここは自信を持って言える。本当に難しい、でもすっごいやり甲斐がある。

Aぇ! groupを生んでくれて育ててくれて本当にありがとうと思うし、Aぇを導いてくれたのが横山くんと大倉くんで本当に良かった。

だから、功労者であるお二人にも、心からのおめでとうとありがとうを捧げたいのです。

・・・ひ~5000文字以上書いてしまった!!!これでも抜粋したけどまだまだ書ける!!!学生時代の卒論を思い出しましたが、ここで筆をおきます。笑

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