「あたたかい、心を通わせたい、共にありたい」【親御さんを支援したケース】
STORIAには、シングルのママやパパが安心して困りごとを相談でき、
一緒に考え悩みながらご家庭をサポートする相談窓口&情報サイトの「POLLUX(ポルックス)」があります。
ポルックスは、ふたご座の弟の名前です。
ギリシャ神話では兄のカストルが星になったあと、
弟のポルックスもゼウスに頼んで星になりました。
ポルックスはいつもカストルと一緒に空にいます。
大変なママやパパと一緒に歩んでいきたいという意味を込めて
POLLUXと名付けました。
日々寄せられる親御さんからのお悩みに、相談員チームが全員で寄り添い、お返事を考えます。
寄せられるお悩みは、
・子育て
・離婚や養育費
・教育費・進学
・生活費や仕事
・支援制度やサポート
などさまざまです。
本当に苦しい状況の中、相談してくださるみなさまの多くは極限まで1人で頑張っています。
食べ物もお金も精神も底をつくくらいのギリギリの状態で、ようやく相談してくださる方も多いと感じます。
これらは決して「自己責任」ではなく、社会構造によって生み出された結果だと捉えています。
これまでのさまざまな経験から、傷ついた親御さんの背景に思いを馳せ、寄り添います。
本当は「助けて」と言いたいけれど、その言葉を言うことさえもハードルが高いのが現状です。
さまざまな思いや悲しみを抱え、勇気を振り絞って相談者のみなさまはPOLLUXへ相談してくださっているのだと思います。
だからこそ、私たちは相談者のみなさまと一緒に、今度どうありたいのかを考えます。
こちらは実際にいただいたご相談の一部です。
POLLUXの基本的な相談姿勢は、
相談に対して「答えを教える」のではなく、
「一緒に考える」スタンスです。
相談者のみなさまひとり一人が持っている力・可能性を信じ、
わたしたちが隣で一緒に歩くようなイメージで、
「今後について一緒に考えさせていただきたいです」とお伝えします。
相談の方法はメール・電話・対面とありますが、
好きなタイミングで相談でき、相談するハードルが低いためか
メインはメールによる相談です。
しかしメールでは双方向のやり取りができず、情報量も限られるため相談されるの人の抱えているものや状況が見えず、メールに書いてくださったわずかな情報から相談スタッフが推測するしかありません。
尋問にならないよう、質問は厳選し、少しづつ相談者とメールで言葉を交わしながら、今後どうしたらいいのかを探っていきます。
いただいた相談メールに返信すると、
「誰にも言えなくて、聞いてもらうだけで涙が出ました。」
とお話くださった方もいらっしゃいます。
私たちPOLLUXのことを知っていただき、長くつながるきっかけとなるのがお米券のお届けです。
お米券は届きましたか?とこちらから確認のご連絡をするのですが、その際にわざわざお礼の気持ちを届けてくださる相談者のみなさまもいらっしゃいます。
受け取ったことでどんな気持ちになるのかを教えてくださったり、
嬉しそうな子どもの写真を一緒に送ってくれたりしてくださいます。
「自分なんて…」と自分で自分を責めがちな人が、行きつ戻りつがありそうながらも少しづつ本当の自分を取り戻していく発言が増えてきたなと感じられる時が相談業務に携わっている中で嬉しい瞬間です。
また忘れたころにひょっこり連絡をくれ、それがただの近況報告であってもPOLLUXを思い出してくれて嬉しく感じます。
相談者さんの心の片隅にPOLLUXがいたことが嬉しく、つながっている感覚を得られるからです。
機械ではなく、生身の人間同士のやり取りだな、と相談者のみなさまも相談スタッフもお互いに感じていると思います。
「あたたかい、心を通わせたい、共にありたい」が POLLUXの相談の出発点なのです。
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STORIAでは
・子どもたちの気持ちに寄り添い、一緒に過ごしてくださるボランティア
・子どもたち・親御さんを支えるご支援
を募っております。
詳細は以下HPリンクよりご確認ください。
私たちの愛情の循環に加わってくださるみなさまをお待ちしております。
子どもたちの日々の居場所での様子は、note・Instagramでもお届けしています。ぜひ居場所の雰囲気を感じてみてくださいね!
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