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お届け:STORIA居場所の1日

こんにちは、認定NPO法人STORIAです。

STORIAは子どもたちがありのままでいられる「居場所」と「関係」をつくり、届けています。
仙台市を中心に、経済的・精神的困難を抱えた小学生を対象に、
安心・安全な「放課後の居場所」を運営しています。

今日は子どもたちの居場所での1日の様子をお届けします。

ボランティア・スタッフとして関わりたいけど、
居場所ってどんな雰囲気なんだろう?を感じたい方に
ぜひ読んでいただきたいです。

夕方
学校から帰ってきた子どもたちが居場所にやってきます。
みんな、おかえり!待ってたよ!今日はなにして過ごそうか?

ここではいつ、なにをするのか、子どもたちが自分で決めます。
子どもたちの「やってみたい!」に寄り添い、どうしたらできるか?を一緒に考えていろんなことにチャレンジします。

帰宅時間を知らせるチャイムが鳴ると、子どもたちは外から居場所へ帰ってきます。安心安全のためにも、この時間は子どもたちとの大切な約束です。

子どもたちは遊びの天才!
ピアノやあやとり、絵を描いたり、体を動かしたり。
子どもたちが教えてくれることもたくさんありますし、
日々できることもどんどん増えていきます。

18:00
子どもたちとスタッフ・ボランティアさんで作ったご飯をみんなでいただきます!
酢豚食べたいから、今度は僕が作るね!と自分で食べたいメニューを考えて作ってくれる積極的なジュニアボランティアもいます。
※STORIAは小学生の子どもたちを対象にしています。
中学生になると、ジュニアボランティアとして支える側に回ってくれます。

子どもたちは自分で自分のごはんをよそい、今日あったことなどをお話ししながらみんなで一緒に食べます。
食べ終わった食器は自分で洗い場まで下げて、また楽しく遊び始める時間です。

ご飯を食べた後、子どもも大人も全力でこの居場所を楽しみます!
STORIA のフィロソフィー(哲学・あり方)『Respect&Fun』 をみんなが体現しています。
時には大人だって間違うこともありますが、
お互いが不完全な存在であることを受け止めあい、
「わからないから一緒に考えよう」「私が間違っていたよ、ごめんなさい」を伝えるのです。

そろそろ夜も遅くなり、子どもたちは帰る時間です。
「今日も楽しかったね!じゃあ、またね!」と
ボランティアさん・スタッフに見送られて、お家へ帰っていきます。
ちょっと恥ずかしそうに、でも嬉しそうに「またね」と手を振ってくれる子どもたちに、私たちはたくさんの愛と笑顔を贈ります。

子どもたちが帰った後、ボランティアさん・スタッフの全員で振り返りの時間が始まります。
子どもたちのその日あった素敵なところをカードにしたためて、毎月子どもたちへ渡します!
その場では言えなかったことも含め、子どもたちにたくさんの愛を言葉にして渡すことが、子どもたちのこれからを支える大事なお守りになるように思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
STORIAでは居場所のボランティアさんを募集しております。
ぜひ、私たちと一緒に愛情の循環に加わってくださいね。


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