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「1000日」という節目を迎えて、今感じること。【プロジェクト開設1000日に際してご挨拶】

「途中下写」プロジェクトと00s_photoは2020年2月9日に開設されて、本日2022年11月5日にちょうど1000日を迎えました。

2020年、プロジェクトを開設した時にちょうど高校に入学したての運営委員が今ちょうど大学受験の真っ只中でもう半年もしないうちに卒業です。

もう少し考えると、開設した当時の運営委員の平均年齢はおおよそ16.2歳、みんな高校生でしたが、今は18.5歳、ほとんど大学生になりました。

1000日はあまり想像がつきにくいような気がして考えてみましたがなんとなく想像できたでしょうか。

開設1000日を迎え、もちろん今日この日まで途中下写と00s_photoが存在し続けられたことへのよろこびは大きく、1000日「記念」の日であるわけですからとても嬉しく思います。

そのような嬉しさがある一方で、これから1001日目を踏み出すにあたってどうもまだ怖い気持ちや不安に思う気持ちが残っているような気がします。

2020年2月は日本ではコロナの話は小耳に挟む程度でまだ私たちの生活に大きな影響を与えることが想像されていない時期でした。

しかし、3月には全国の学校が一斉に休校となり、少しずつ世間が異変に気付き始めます。異変に気付いた頃には緊急事態宣言で大多数の人が自宅から出ない生活を余儀なくされていました。

そのなかで私たちが当時、途中下写って何するところですかと言われた時に掲げていた言葉があります。

「学生カメラマンたちが自由につながり自由に写真を楽しめるきっかけを生み出すコミュニティを作るプロジェクトです。」

(「途中下写は写真好きの「自由」なつながりを追い続ける。」より。2020年5月7日)

この期間の自宅から出ない生活は人々のつながりが薄れ、みんながつながりを求めていた時期でした。その分、私たちに寄せられていた期待や注目は大きかったように思います。

実際、その期間に開催が決まった2020.夏写真展やZoomで開催した「自己紹介の会」「カタリバカフェ」に参加して下さった方の数は非常に多かった記憶です。

その後、自宅から出ない生活は徐々に落ち着いてきました。いつもの学校や部活動、アルバイト先等でのつながりも徐々に元に戻りました。更に自宅から出ない生活の期間にオンラインでも自分自身で誰かとつながるという経験が人々にできていきました。

その中で私たちが存在し続ける必要はあるのでしょうか、最近そのように考えることがあります。

しかし、今日このように良いことも困ったことも色々ありながらも1000日を迎えたわけです。この1000日の間、メンバーシップや写真展、写真スキルアップ道場にインカレ写真サークルと絶え間なく途中下写のコンテンツに参加して下さった方がいました。

そのように考えれば、まだまだ私たちが存在する価値はあるのではないかと自信がついてきました。

なんせ、今はプロジェクトを支える仲間である運営委員が20名以上います。この1000日間積み上げてきた様々なことが、運営委員会というチームにはもちろん、個々の運営委員の力に少しずつなってきている気がします。

私たちにはまだまだ弱いところがあります。しかしそれを克服し、自分たちの力に変えていく力はまだまだあるはずです。これからも運営委員個人が個性や力を発揮し、自分たちオリジナルのことに果敢に挑戦していけるようなチームになることを自分自身で期待しています。

実業家で(株)ほぼ日代表取締役社長の糸井重里氏が、会社が法人としてどのように行動していくのかを示した指針を私はずっと大事にしてきましたので紹介します。

やさしく、つよく、おもしろく。

(https://www.hobonichi.co.jp/company/philosophy.html)

「やさしく」は相互に助け合うこと、「つよく」はアイデアや企画を実際に実現し実行できること、「おもしろく」は新しい価値を見出し、コンテンツを成り立たせることといいます。

私たちは次の1000日でどれだけ「つよく」なっているでしょうか、「おもしろく」がどれだけ生み出せているでしょうか。それが「やさしく」につながっているでしょうか、1000日後の答えが楽しみです。

次の1000日後、つまり開設2000日は2025年7月31日です。ちょうど、途中下写の地元である大阪では大阪・関西万博真っ只中です。万博の会場は世界各国からの「新しい価値」で埋め尽くされることでしょう。私たちが直接万博の会場で何かということはないだろうと思いますが、せっかく地元で開催されるわけですし、何か万博に合わせて取り組めることがないか今考えています。その取り組みの結果も1000日後ということになりますね。

最後になりましたが、これまで途中下写の様々なコンテンツにご参加いただいた皆様やそのコンテンツを動かすためにご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

そして、運営委員の皆さんもいつもありがとうございます。皆さんと出会って今一緒に活動できていることが本当に幸せです。まだまだ途中下写は続きます。一緒に少しずつまた頑張りましょう。

全ての皆様、どうか次の1000日間もどうぞよろしくお願いいたします。

2022年11月5日(土)
「途中下写」プロジェクト運営委員会
創設者・主任運営委員 池本翔真

この記事のお問い合わせ先
「途中下写」プロジェクト運営委員会
主任運営委員
Instagram:@stopover.photo.project
Mail:share@stopover-photo.com(代表)

2022.11.05

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