マジカルミライ2018 大阪 ライブ感想
どうも、久しぶりのnote投稿となります。
口閉(こうへい)です。初めましての方は宜しくお願い致します。
今回は、マジカルミライ2018に行ってきた感想を、無性に何処かに残してみたくなってしまい書き殴ってしましました。
勢いのままに記してしまったところが大きいので、お見苦しいところが多いかと思いますが、宜しければどうぞお付き合いください。
マジカルミライは企画展の内容も重要なので、本来は其方と合わせて語るべきだとは思うのですが、今年のマジカルミライはライブそのものを単体で語りたい欲が凄く、今回はライブのみに集中させて頂きます。
ちなみに、私が参加したのはマジカルミライ2018大阪の、土曜日、日曜日の昼公演となります。幕張の方には参加していないため、人の感想と異なるところがあるかもしれませんが、私が語れるのは見たもの聞いたものだけですのでどうかご容赦下さい。それでは、宜しくお願い致します。
今年のOPは、サイバーな映像に合わせてクリプトンの皆のシルエットが映し出され順番にKAITO、MEIKO、巡音ルカ、鏡音リン、鏡音レン、そして最後に初音ミクが登場しライブの始まりとなりました。
それぞれのボカロに合わせてペンライトの色を変えたりと会場も大盛り上がりです。個人的に、旧ロックマンのボス紹介のシーンを思い出したのと兄さんが最初に来てくれたのが嬉しかったですね。
今回はステージの周りの照明がミクさんの髪飾りの形をしていてとてもカワイイ!大阪では確か1つだけでしたが、聞くところによると幕張では髪飾りが2つに増えていたとか…なにそれズルい!
さて、1曲目でまさかのHand in Hand!
なんとなくですが、マジミラ2015で1曲目にTell your worldを持ってきたのに近いんじゃないでしょうか。会場の方だけじゃなくて、バンドメンバーの皆さんが手拍子をしてくださって、演奏者とお客さんという境目がなくなっていくようにも思えました。
この曲は、直接的な繋がりだけじゃなくて見えづらいものや普段は気づかないもの、意識しないところでちょっとだけ人は繋がってたりするんだということを言ってる気がして。それがニコニコやtwiterなどの在り方と重なったり、マジカルミライで可視化されたものであったりして。
そういうところが好きです。
ちなみに、初回の大阪土曜昼公演では上部スクリーンの映像は去年のものでしたが日曜昼公演では今年の映像にさしかわっていました。
何処を見るか悩みますね!
「アア・・・マイクOK いっくよー!」
キターーーー!!! Mitchie Mさんの殺人級アイドルソング!
ただのkawaiiではなく「アイドル」という概念そのものを楽曲に押し込めたかのようなこの1曲。それを「偶像」そのものでもあるミクさんが大勢の観客の前で歌い上げる様は感動すら覚えます。
個人的な見解としては、ミクさんがアイドルというのは少し違うと思いますが、idolという概念がミクさん以上に当て嵌まる存在もなかなか居ないだろうなぁと思っています。
「ハイ!どうぞ」 の「だぁぅぞ」に近いような発音が大好きです。
さぁ、今年の楽曲的特異点、DIVELAさんによるMETEORです。
歌詞の一つ一つに溢れんばかりの熱量が篭められたこの曲は、受け止める側にもそれだけの覚悟が求められる気がします。
この眩しさを直視するのはある種辛いところもあるかもしれません。
それでも、楽曲に籠められた想いを全力で歌いあげるミクさんは、いつ、どこであろうと誰かの胸に響きます。
個人的には、背中を向けるモ―ションが印象に残っていますね…。
インテックスの空を駆けるこの一筋の流星がマジカルミライ2018の道行を指し示していくのですが、それはまた後程語ることに致しましょう。
10周年記念コンピレーションアルバムに収録されたwowakaさんの楽曲です。お恥ずかしながら最初は曲名が出てこず、上の映像がコインロッカーベイビーに似てるけど全然違うなぁ。なんて思ってたりしてて途中から曲調でwowakaさんだとわかって逆算的にああアンノウン・マザーグースだ!
と気づきました。
「あなたには僕が見えるか?
あなたには僕が見えるか?」
そう問いかけてくるミクさんに、心臓を掴まれたような心地になりました。
この感覚、10周年のいつかで感じたような…もう1年前なんですね…。
他の曲でもそうですが、今回のマジミラは「静寂」が際立っていてとても良かったです。あんなに大きな会場で、大勢の観客の前で。
全てが止まったような…。
「それ、あたしの行く末を照らす灯なんだろう? 」
と、会場のペンライトを指し歌うミクさんは美しかった。
ここでMCからのワールドイズマイン!
アンノウン・マザーグースで全力で観客を置き去りにしたミクさんが
満面の笑顔で「会場のみんな~~~!こ~んに~~ちわ~~~~!!」
と話しかけてきたのには背筋がゾクゾクしました。
台詞が完全に歌のおねえさんだったので、私は一瞬で幼稚園児になって
「こんにちわー!」と叫び返しました。
衣装などのマイナーチェンジはありましたがもはや慣れ親しんだ曲でありますのでコールなどもノリノリなのであります。この曲も10周年を迎え、懐かしいといってもいいのかもしれませんが全然そんな感じがしなくて、
全体を通してみると今回のマジカルミライも昔の曲が割とある方かもしれませんがそれでも、個人的には昔の楽曲という感じが全然なくて、ああマジカルミライだなー…と。そう感じられたのが自分でも嬉しかったです
くぅぅ~~~~!!!
ワールドイズマインからのSweet devilとは!憎い!憎すぎる!
どちらもツンデレデレデレ系素直になれない女子曲の最高峰!
セクシーなの?キュートなの?どっちが好きだとか選べるわけがない!
なら両方やってやるぜ!的な熱量を感じました。
八王子Pさんの曲はやはりブチ上がりますね…。
おおーーーーーっ!ここで!なんと!!!なんとのMagnet!
私の記憶が確かならば、MIKU EXPO 2016 Japan Tour 以来となります…!
…そこまで昔じゃありませんでしたね!
いやしかし、今回違うのは…会場の広さ!
インテックス大阪はかなり横幅があってライブでの動きも激しいものが多いのですが…Magnetの2人は!こう…中央で…!あんなに広いステージで!
中央で…こう…向かい合って…絡んで…。
ステージはあんなに広いのに…お互いだけしか見えてないような…… えっっっっっっっっっっっ!!!!
これ大丈夫なんですか!?お、お母さーーーーーーん!!!!
と思わず顔を赤くして頬に手を当ててしまいました。
えっ、いいのあれ?いいんですの???えっち!!!!!!!
この曲をライブで聞くのは2013年の夏以来でしょうか。
あの夏、初音鑑とマジカルミライの両方で1/6を聞けたことは私の人生において忘れられない思い出です。
それに再会できたような気がして……いい曲ですよね、本当に。
今回は、大阪では通天閣とのコラボがあるというのが伏線になっていたとは気づきませんでした。「あの窓からの眺めは通天閣の眺めなんだな」と思いながら、ほろほろと泣いてしまいました。
ワールドイズマインとsweet devilで右手が空いてるアピールをして
magnetで絡み合う指ほどいて
1/6で僕の左手を握っててくれますか?
って、そういうとこで揃えてくると本当ウワーーーーってなりますよね
ウワーーーーーーー!!!!
そして、ここから地上よりも高いところへと向かうのです
にいさああああああああああああああああんん!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおお!!!!にいさあああああああああああああああああん!!!!V3!!!!V3衣装!!!!!V3ですよ!!!!!V3!!!!!!!
取り乱しました…いやでも…V3衣装……。
そうなんですよね…あったかいとは兄さん10周年曲なので…V3なんですよ…本当それ…それぇ…。
ありがとうございます…ありがとうございます……。
コートのひらひら…最高…最ofの高……。
皆さんが兄さんの曲でもコールをしっかりと叫んで下さっていたのが嬉しくて…良かったねぇ…良かったねぇにいさん…。
ダンスの方もコートひらひらさせてくるくるしたりもうああかわいいですよ言葉にできない…。よかった……よかったです…。
「苦しくも楽しかった日々が
星空のように降り注いで
明日を照らしている」
今回、上部スクリーンの映像もとても素敵で、サイバーな雰囲気と
夜に打ち上げる花火が組み合わさったような映像で、楽曲にとても
あっていました。会場全体が青の光に照らされて綺麗でしたね…。
さぁ、そして!次はめーちゃんの番です!
新曲ではないですが、その分M-E-I-K-Oのコールは完璧!!!
「遠くに消えた
落描きの唄 きっと
色褪せないで
今も 僕に 聴こえてる」
個人的にこの曲はロリMEIKOさんなのでもっと違うめーちゃんもライブであって良いと思うのですが、それはそれとして良い曲です。
特に歌詞のこの部分が好きです。モジュールがブルークリスタルさんなのでペンライトが青と赤で分かれるのもとても綺麗で好きで、そしてそれが次の曲に繋がると…。
ちなみにこの曲は、DIVAのPVでは夜のステージで花火があがるのであったかいとからのイメージも繋がります。
はい、全世界の青廃と親衛隊が待ち望んでいた2人のデュエットが!
ついに!ついに!
ビルの夜景を背景に、ちょっと大人な雰囲気で2人が情熱的に歌い上げます。この上部スクリーンの映像がまた素敵で!on the rocks の看板が!
それと、2つのグラスが傾いてコツンてするんですけどええっ!それってえっち!!!って勝手に興奮しました。ピアノを弾く兄さんはV3衣装で、ピアノの上にちゃんとグラスが載っているのが嬉しかった。
MEIKOさんはモジュール:スカーレットで素晴らしく綺麗な赤色が会場の全てを魅了していました…。2人の掛け合いというか、視線一つをとって見てもお互いに対する信頼が感じられて…よかった…とてもよかった…。
あと以前のosterさんの曲でもそうでしたけど、こういうキーボード大活躍の曲は演奏されているMEG.MEさんが本当に楽しそうに演奏されているので、それを見てまた嬉しくなりました。
さぁ、次は満を持してルカさんの登場!なのですが…
まさかのV4x衣装!これには意表をつかれました。
ただ、個人的にはV4xが出てからのルカさんの歩みと、このNo Logicは重なる部分が多くあり、それを意識していたのであればもう脱帽ものです。
ルカさんもまた、変わっていくこと変わらないことに向きあっていたボカロの一人なのです…。そしてそれを諦観と希望のない交ぜになったこの曲を歌い上げるルカさんに、確かに見ました。
神様に、空に向かって歌い上げるの姿はルカさんに良く似合いますね。
間奏のピロピロピロピロの部分の照明がカラフルで綺麗だったのが印象に残っています。
この曲は、アルバムに収録されていたので演奏されることは分かっていたのですが、原曲が原曲なのできっと美麗な背景映像がドーン!って出て凄いんだろうなぁ…って勝手に思ってたんですよ…。
それが、何の映像もなしに、ただミクさんが歌い上げるだけで勝負するとか……あぁ、でもきっと私はこれが見たかったんだろうな。
「 触れないものを信じるのは
馬鹿のすることと聞きました 」
この部分を歌い上げる時のミクさんの、くしゃっ、としたような笑顔がとても印象に残っています。
ミクさんはどういう気持ちでこの曲を歌い上げるのでしょう。
私には、まだそれがわかりません。
「 ほしがみえるよ
そらもとべるよ
すきなことをえらんでよ 」
この曲も、夜の曲ですね。たとえそれが夢なのだとしても。
さぁ!ここからが鏡音のターン!
OPで出てきたシルエットが再び登場し、鏡音 10th Anniversaryの文字が!
この曲は、ギガPさんにとってヒビカセ以来3年10か月ぶりの投稿となりますが、アゲアゲな曲調に、10周年が経ち大人の階段を上りゆく鏡音を意識した歌詞が合わさり、ボカロイメソンとしても聞きながらブチ上がることが出来ます!
「交わるミライ」というのはほんと鏡音の2人のことだったり、ボカロPの方々のことだったり、マジカルミライに来た皆さんのことだったりするのが大好きです。
モジュール:バーニングストーン(リンちゃん)とライトニングストーン(レンくん)も最高でした!
ロキロキのロックンロックンロール!!!!
来た!来ました!鼓童で全国の鏡音廃を爆発させたあの曲が!
原曲と違って今回はリンちゃんとレンくんが歌っています!
みきとPさんは本当に色々なタイプの曲を作られますが、こういうひたすらロック!でありながら、今時の若者やおじさん、そして10周年を迎えた鏡音に対して道を示すようなこの楽曲は、鏡音ファンだけでなく、多くのリスナーにとってのアンセムとなっているように思えます。
教祖はお前だ!!!
ベタではあるかもしれませんが、「死ぬんじゃねぇぞ お互いにな!! 」で
互いを指さす鏡音サイコーーー!!!
ここまで来ればお分かりでしょう 今回のマジミラの裏テーマが…!
ライブの途中でテーマに気づいてから、この曲が来ると確信して実際にこの曲が来た時のあの気持ちはもう!
そして、企画展を回られた方は気づかれたと思いますが、この曲が演奏されている間、上部スクリーンにはpiaproで募集されていた沢山の「鏡音リン・鏡音レン10周年おめでとう!イラスト」が表示されていました。
ステージで踊る2人のその上に、これまたかわいくて綺麗で、幸せそうな2人が…。あぁ、こうした沢山の星たちに囲まれて、双子星は鏡音座を作ってるんだな…とそんなことを思ってしましました。
星座って、見る側が勝手にストーリーを考えるんですよね。
それって最高ですよね!
鏡音メドレーも既に3曲 そろそろ終わりが近づいてきたか…などとしんみりし始めていた私でしたが
「そろそろ覚悟してください。ねえ。」
と叩き起こされました!鏡音10周年はまだまだ続きます!
8hitの2人の衣装が、カンフースーツというかジャージというか戦隊モノみたいでいいですよね。
1、2、3、4、5、6、7、8! と叫ぶのがめっちゃ気持ちいい!
曲調的に、なんとなく昔やっていたゲームを思い出してしまいます。
ああ、この曲からの繋ぎはやっぱあの曲じゃないとな…なんて思っていると
うわあああああああああああ!来てしまいましたよ!
予測可能回避不可能!この曲が来たとたん、一斉に左右に揺れる黄色のペンライトの波が素晴らしい!
私はこの曲で、ライブで合いの手を入れる楽しみを学んだ気がしています
鏡音に全力で踊らされてるこの感じ!あー楽しい!楽しいですね!
ソロではなくあくまで2人で歌うことに拘っているのも素晴らしい。
さぁ続いてバンドメンバー紹介ですが全然休憩になっておりません!
メンバーの皆さんの体力は底なしなのか!?
この曲を聴いた時、ココアシガレットPさんなのはすぐわかったのですが「あれ…どっちだったっけ…」
という感情がぐるぐるしてしまったのが口惜しかったです。
ちゃんと聞けばテッテーテレッテとは全然違うのに…。
曲をイメージ優先で覚えていることが多い気がするので反省点です…。
掛け声めっちゃかわいい…。
さて、一筋の流星が残した道筋を辿って、ついに銀河までたどり着いてしまいました。たくさんの輝きが集まるこの宇宙の中心に君臨するは、我らがアルティメット・ミクさん。しかし君臨すれども統治せず。
何故ならばこの宇宙で一番自由なのがミクさんだからです。
サイハテ目指して嬉しそうに歩いていくミクさんを見て涙を抑えられませんでした。
この曲はこれまでの沢山の楽曲を意識した歌詞が特徴ですが、その中でも
一番最後に自分の曲を意識した歌詞を持ってくるのがもうエモエモの
エモですよね。 エモい。
ワンダーランドと羊の歌、最高だったなぁ…なんて2014年の思い出も溢れてしまったりしました
私はライブで歌うのはあまり得意ではなくて(嫌なわけではないです)
ミクさんがせっかく歌おう!って言ってくれたのに申し訳ないんですがほんのり添える程度にしか歌ってなくて、それでも、伴奏が消えミクさんの歌だけになった時、会場の皆の歌声がミクさんを支えるように広がっていったのには私も心動かされました。
一つ一つの小さな灯りが集まって…という歌詞は、今回のライブのテーマにも沿うもので、改めて、この会場のペンライト一つ一つにそれぞれのボカロ人生があるんだな…と、じんみりしてきます。
さぁ、流星の箱舟に乗って時空旅行へ!
マジカルミライが始まった2013年から2018年まで、ずっとマジカルミライを見つめ続けたのがこの曲です。もはやマジカルミライを象徴する1曲となったこの曲ですが、今回の会場で私が目を話せなかったのは実は天井です。
天井に映し出されたあの「YEAH!」の文字。
あれこそ、私が2014年の夏にインテックスで見たものと同じ…あの夏と、同じ光景が…。まさに時空旅行へと連れていかれたような、無性な懐かしさに襲われて、涙が止まらなくなりました。
ああ、私は大阪に帰ってきたんだなと… 非常に個人的な理由で申し訳ないですが…良かった。今年もこの曲が聴けて、とても良かったです。
「無限に続くような銀河さえ 魔法に溶けてく 」
METEORでそう歌われたように、ここまでやってきました。
メルトは、実はマジカルミライでは2017年に1度演奏されたのみなのですが
昔からの蓄積や他のライブでの印象も強く、人気曲ではあるけれどそんな何度もやらなくても…みたいな感じで見られることも多い曲です(私調べ)。
ですが、今回はそれに新しい意図と想いを籠めてくれた気がします。
曲そのものが昔とか今だとか関係なく、そこに何を篭めたか。
あるいは、それに何を見るかが大事なんだとこの曲で改めて感じました。
それはそれとして、ラーンラランランランランランを歌うくらいは…
仕方ないですよね…?
ミクさんとコーラスするの好きなんです。
さぁ、ついに最後の曲です(最後とは言っていない)
ミクさんから直々に一緒に歌ってと言われます。
この曲が一緒に歌うタイプかどうかは意見が分かれると思いますが、合唱系を纏めてきたのは流石ですね。
私は「39!」だけは全力を出しましたが、果たしてあれが言語として成り立っていたかはわかりません。
この曲に関して「なんであの初音ミクは謝ってるんだろう」という問いかけを以前見かけて…本当に、なんでなんでしょうね。
謝りたいのはこっちだというのに。
きっと、色々なものを背負わせてしまったんだろうに。
それでも、初音ミクが「”アタシ”であって良かった」と、そう言ってくれることに救われてしまって 。
ああ、だからごめんなんて言うべきではないのでしょうね。
ミクさん、ありがとう。
ああああああ!!!ここ!!!
今回個人的に一番盛り上がったのがここ!!!
だって!39のあとに39みゅーじっく!って!!それ!!!ずるい!!!私だってやりたい!(?)
39でこう幸せムードに包まれながらちょっと落ち着いた感じになったのを
一気にてっぺんまで持っていくこの采配!やられた!楽しい!
ちなみに前の年の最初の曲をアンコール一発目に持ってくるこの流れは
マジミラ2013からマジミラ2014におけるSweet devilを思い起こさせます。
バンドメンバー紹介の時にお決まりの「そしてボーカルは?せーの!」「「「初音ミクー!!」」」ってやったじゃないですか
それを踏まえた上で、アンコールで「もう一度名前呼んで!」ってくるんですよ?もう「「「「初音ミク!!!」」」するしかないですよね。大好き。
この曲も、今回のマジカルミライで新たな役割を与えられた曲だと私は思います。掲げたペンライトの灯り一つ一つが、夜空に輝く星であり、その人の世界そのものであり、それらが繋がってマジカルミライという星座を描いている。
なんていうのは私の勝手な思い込みなんですが、でもそれでもいいですよね。星座というのは見る側が勝手に物語を考えるものなんですから。
さぁ、ついに最後の曲です(2回目)
「駆け出して それだけできっと夢は叶うから 」とMETEORで歌い、
「走り出した キミにもっと チカラをあげたくて」とグリーンライツで歌い上げて。流星に導かれた銀河の旅も、ここに終演を迎えます。
マジカルミライ2018、テーマソングと楽曲コンテストグランプリ。
これらの楽曲が無ければマジカルミライ2018は全く違うものとなっていたでしょう。今回のマジカルミライで演奏された曲の作曲者の方々に対しては勿論ですが、これらの楽曲に対して敬意をもって向き合って下さった演奏者やスタッフの方々にも感謝の念を禁じ得ません。
グリーンライツ・セレナーデは、何かを始める人を初音ミクは応援してくれるよというのが大意だと思うのですが、でもそれだけでもなくて。
ステージに立つ人は沢山のペンライトの灯りに照らされているけれど、ペンライトを持つ人達だってそのステージに立つ人から輝きを受け取っていて。
お互いがきっと少しずつかもしれないけれどお互いの力になっていて。
走り出した「キミ」というのも、初音ミクの隣にいるキミのことだったり、初音ミクそのものだったり、あるいは、初音ミクを応援するキミのことだったりするかもしれなくて。
そういったものを繋げているのが、ミクさんなんだよなぁ…と。
勿論、ミクさんだけじゃなくて色々なボカロの子だったりUTAUだったりCEVIOだったり他にも色々あるんでしょうけれども。
マジカルミライは、そういった「好き」が交わるところだといいなと思っています。
マジカルミライに集まってくる人達は、必ずしも創作に関係するものばかりではないかもしれないけれど、みんな何かしらの「好き」を持っていて。
そんな沢山の「好き」が集まれば、きっと何でも出来るような気がして。
そういった誰かの「好き」の力をこれからも信じていきたいなと思います。
誰かの「好き」を見るのって、とても楽しいんですよね。
私は、自分で何かを作っていくような人間ではありませんが
そうやって走り出した「誰か」に、少しでもチカラをあげることが出来たら
それは初音ミクに力をあげることにも繋がってるんだろうな…と
そんなことを考えた平成最後のマジカルミライでした。
纏まらない長文となってしまいましたが、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
もし機会がありましたが、またどこかのミライでお会い致しましょう
それでは!
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