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レムリアとは?聖書的世界観の復活:テラフォーミング


テスラやアマゾンの創業者は、十代の頃からテラフォーミングの未来のビジョンを見ていたそうです。

SFのような話を本気で信じて疑わず、実現させることに使命感を持っていて、だからリスクを物ともせず起業した。夢中で仕事し、今では当たり前となっているけれども20年前は誰もが想像しえなかった未来を、彼らだけは描くことが出来たんですね。

そして、そのビジョンはこの20年間世界を大きく変え、私たちの生活も、世の中も劇的に変えて来ました。

私たちはまるでもう彼らの宇宙船に乗っているかのように、乗る準備をしているかのように、彼らのビジョンに従い、大きく変わったコミュニケーションやテクノロジーの生活に慣れ始めて来てる。


テラフォーミングとか、水星に行くとか、そんな話を聞いて、昔読んだネイティブアメリカンの本を思い出しました。


2000年前後に自然派のスピリチュアルブームがあったかどうかわかりませんが、当時ヴィレッジヴァンガードにネイティブアメリカンの本が山積みになってて、若者のバックパッカーがたくさん海外に出て行ってました。


その時読んだ「今日は死ぬのにもって来いの日」という本があって、当時はなぜネイティブアメリカンが死を恐れないでいられるのか、死を歓迎出来る心理がちっともわからなかったのですが、最近何となくその意味がわかるような気がします。


彼らは植民地時代、たとえば郵便局のような行列がたくさん出来るような所で、座って何時間も顔色一つ変えずに待つことが出来ました。悠然として、悠久の時の流れに身を任すことが出来る。


その時間の長さは、地球の時間の長さを知っているからかなと思います。


人間の限られた一生や、社会生活上の時間とは別の、もう一つの時間の観念を身体感覚として持っている。


ロシレムの身体反応から、パンゲア大陸のことを調べているうちに、私もそんな時の流れを一瞬垣間見た気がして、「今日は死ぬのに持って来い」の意味が、何となくわかる気がしたんですね。それは最高のグラウンディングでもありました。なにせ地面を超えてプレートですから(笑)


西欧人の入植後、ネイティブアメリカンの歴史は悲惨を極めているのに、彼らが西洋の文明がやがて終わることを予見していたのも、当時は不思議に思っていました。白人の征服から二百年以上経っているのに、まだそんなことを信じられるのかと。


彼らは西洋の文明が長く続くものではないことをわかっていて、いずれ終わることを知っていた。そして実際にイーロン・マスクやジェフ・ベソスのような起業家が現れ、米国人は地球から離れ、宇宙へ行くことを本気で考えている。



それがいつ実現するのかわかりませんが、テラフォーミングの構想の登場が意外と早かったなと思うので、実現するのもそんなに先じゃないかもしれません。


本当に技術の進歩のスピードは、どんどん上がっているんですよね。
それはパソコンやUSBやSDカードの容量が数年で単位が変わるほど増えるのと同じです。
発明されるまでは長い時間を要するのに、一旦開発されると、恐ろしい速さで進んで行く。


だから本当に、地球の周りとか、宇宙空間で生活する人々が現れる時代がやって来るのも、そんなに先じゃないかもしれません。


その時、今の電脳生活が当たり前の私たちは、死を恐れて彼らと一緒に地球外へ飛び出して行くのでしょうか?もうそのようなレールが敷かれてしまっている気がします。


今は大富豪くらいしか宇宙には行けないですが、それは昔お金持ちしか車や飛行機に乗れなかったのと同じようなもので。

いずれ私たちの生活にも大きく影響して行くのかもしれません。



地球を離れる、宇宙へテラフォーミングするというアイディアを信じ、実現可能だと心底思えるのは、もう彼らが人間として、地球との繋がりが切れてしまっているのかなと思います。

もう大地から切り離されてしまっているのだと思います。



人類を救う使命にかられたスーパーマンのつもりかもしれませんが...



そういえば、この20年、アメコミ映画のマーベルがハリウッドを、世界を席巻していますが、内容は人種や性別を超えた人類のスーパーマン映画です。


何かそういう、人類が危機に瀕しているというメッセージ、そして地球脱出が正義のような思想やイメージが蔓延して、普及して行くのかもしれません。


そんな時きっと、ネイティブアメリカンが言っていた「なあに。ヤツらの文明は長く続かない」という言葉をまた思い出すのかもしれません。



地球は大きな卵子のようなもので、寿命が尽きて土に還ると、またそこから生まれ出でる。


動物も生物も親から子へと生命が循環して行きますが、それを可能にしているのは、生き物を、動物を生んだ地球の生命のシステムがあるからじゃないかと...



生き物は、肉体は、地上の幻影のようなものかもしれない。

ネイティブアメリカンの死の恐れなさは、そんな生命のサイクルを思い出させてくれます。




日本人の長寿の方たちに、死ぬのは怖くないかというインタビューを、テレビ番組で観たことがあります。

皆さん「別に怖くない」と言ってたのが印象的でした。

ご高齢ですがまだボケてもなく、普通に生活している人たちでしたが、「もう十分生きたから」という気持ちがあるようでした。


日本人とネイティブアメリカンは人種的にほとんど同じ。
似たような死生観がDNAにあるのかもしれません。



そういえば、ネイティブアメリカンは華やかな鳥の羽根を装飾に付けることで有名ですが、たくさんの羽根を身に着けて踊る姿は、まるで大きな鳥の擬態のようです。


鳥は恐竜でもあるのですが、大地と共に生きる彼らは、本能的にグラウンディングをしているのかもしれません。


まあ、私は鳥も恐竜も苦手なんですが


アメリカの広大な荒野の大空を駆ける鷲の雄々しい姿は、私たちが感じる鳥のイメージとは違うかもしれません。

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