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ヒマラヤ山脈と水晶 2 カイラスとメルー


カイラスという言葉の響きに、傷や医療のイメージがあります。
語源は不明で、サンスクリット語で水晶を意味する「ケーラーサ」に近いと言われています。


カイラスにはキロンとイメージが重なります。
キロンは傷と癒しを司るホロスコープの星。

不思議に思って検索してみると、カイラス山への入り口に、ネパール国境沿いの町「キロン(Kerong)」という地名があるのです!


何という偶然でしょう(笑)

綴りは違いますが、同じ響きを持つ名前がカイラスの道中にあったとは!

ヒマラヤ山脈のキロン渓谷を抜けてチベットのカイラスへ入るのです。



思えば、メル山の麓のリシケシュもヨガ発祥の地と言われています。

ヨガも元々は性エネルギー(クンダリーニ)を身体の健康のために活かす健康法の一つ。
アユールベーダといい、インドは厳しい自然環境の中から生まれた健康法や伝統的な民間医療が古くからたくさんあるのですね。


メルにしろカイラスにしろ、医療や癒しのサインがあるエリアで、それはヒマラヤ山脈がまるで大きな傷跡のように盛り上がっていることと無関係ではないかもしれません。


そしてメル水晶やカイラス水晶にセルフヒールドがたくさんあって、再結晶水晶として素晴らしい癒しの輝きを持っていることも。天然の医者のような所があります。


ヒマラヤの潤いと陰気の漂うエネルギーのせいもあって、メル水晶やカイラス水晶はフェミニンな女性的な雰囲気を感じさせる石です。


メルやカイラスの水晶も女性的で、その癒しもヒーリングや看護のような女性的な癒しのエネルギー。
そっと寄り添い傍にいる、ナイチンゲールや蟹座のようなイメージです。


ヒマラヤの女性的なイメージは、水晶だけでなくカイラス山にも当てはまって、カイラス山が対応する富士山の守護神が木花咲耶姫なことを考えると、カイラス山もサクヤヒメのイメージに重なるものがあります。


カイラス山にはシヴァ神とパールヴァティが住まうとされています。
パールヴァティは美神。サクヤヒメとよく似たアイコンです。


そうなると、姉妹のようなメル山は、岩長姫かな?なんて思うわけです。


調べてみると、岩長姫の神社が静岡県の伊豆半島に二つもあります。
雲見浅間神社と大室山伊東市の浅間神社。
南と東側にあるのでメル山に対応するには位置がズレるのですが、大きく動いてドッキングした伊豆半島の女神様なのですね。


雲見浅間神社と大室山浅間神社に石長比売のみが祀られているのは、富士山の木花之佐久夜毘売と対峙して祀られているものである。ーイワナガヒメ


メル水晶のシャンデリアのような美しさ。そしてグウィンデルする程強力なエネルギー。
強い癒しの力。


若干岩長姫のイメージを覆す美しさですが(笑)
カイラスクォーツのようにきちんとポイント形成されている水晶に対して、自由自在なフリーフォームで岩のようにギザギザしている形状は、岩長姫っぽいかもしれません。


そしてこの輝くような美しさ、共鳴するエネルギーこそが、この女神が持っている内なる力と美なのかもしれません。

画像1


メル山

画像2

シャークスフィンと呼ばれる険しい断崖絶壁は、メル水晶によく似ています。
また、特定の山はわかりませんが、伊豆半島の険しい地形にも似た物があります。


ちなみに、メルと名前が付く山はタンザニアにもあります。

キリマンジャロの近く、ケニアとの国境沿いです。


モンドクォーツが採れるドドマ州までは150kmほど。

最近モンドクォーツが日本に大量入荷されているのと不思議なシンクロを感じます。

ヒマラヤ水晶、ロシアンレムリアン、そしてモンドクォーツ。


この三つのクリスタルにはどこか関連がある気がしていましたので、同じ名前の山がモンドの近くにあるのは驚きました。

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ヒマラヤ山脈の地形の考察と産出する水晶について調べています。

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