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kintoneの賢い活用方法

kintone(キントーン)って何?

kintoneは、サイボウズ社が提供する簡易的にオリジナルのデータベースが作れるシステムです。

エクセルなどで情報を管理している企業さんは多いかと思いますが、検索性や集計、リレーションなどエクセルを使いこむ上ではやっぱり関数やVBAの使用なども使わないといけず、また画面なども作らないとなかなかに使えるものになりません。さらに、複雑や大量に計算式を入れ込んだ状態にすると計算にものすごく時間がかかり、画面遷移だけにものすごい時間がかかったりもします。また、データを誰がいつ編集したかや、変更前の状態に戻したかったり、リアルタイムで共有することなど結構不便に感じることが多いのが現状です。

 その点、kintoneでは、クラウドでデータのやり取りができて、しかも、データベースを自分で簡単にカスタマイズすることができます。

少しコツを覚えれば、好みのシステムに仕上げていくこともできます。 

kintoneの費用対効果は?

 kintoneでは、アカウント数で費用が変わります。
 1アカウント 月1500円ですので、システムを使用する人が増えれば費用も上がっていきます。20人であれば、月額3万円、年額36万円になります。これを高いと思うかどうかですが、一般的なシステムを自社で構築しようと思うと、エンジニアがいればいいですが、いない場合外注となり、その時は数百万円の見積もりが手元に届くと思います。
 DXがうたわれている現在にシステムの導入を検討する企業さんは多いかと思いますが、実際に使えるか、もしくは現場が活用していけるシステムに完璧に仕上げたいと思った時にはやっぱり二の足を踏むと思います。
 数百万円の予算を投じて作り上げた完璧なシステムを現場が使ってくれない。そういった開発と現場の乖離があるとなおのこと「使えない・・・」と一蹴することと思います。


kintoneとの賢いつながり方

 そうした、開発と現場の乖離を埋めるためには、理想としてどうなりたいかと、現状として現場でどうしているかを繋ぎ、現場のワークフローをまずは全体として見直す必要があるかと思います。そうやって、まず、動くものを作り、現場と二人三脚で理想に向かって作り、1年後ぐらいに、そのシステムが固まったのをみて、しっかりと作り込むステップを踏むと現場の効率や改善への思考、業務フローやITへの懸念事項などが溶けると思ってます。
 要件定義だけで何カ月もMTGしていては無駄が多いし、現場は疲れてしまいます。あとは、そのシステムをもとに、独自システムを開発すればいいだけです。要件定義が済んでも、ところどころ変更が加わり開発が遅れることもありますので、そういったことを含め変更していければ最終的にkintoneそのものが設計図となり齟齬のないシステムを作り上げることができます。


Kintoneを設計書に独自システムを開発する

この流れがいいと思っています。
そうすれば、費用対効果も感じられるはずです。
例えば、20人でシステムを使用すると
1500円/名✕20人 → 月間3万円かかることになります。
 それを、年間通すと36万円ですね。
システムのサイズにもよりますが、システムを作ると300万円ぐらいは当たり前に見積がきます。
 最初から300万かけると現場でちゃんと使えるシステムかどうかがわからないまま現場で運用を開始しなければならず、実際に使い始めたらちょっと違うってことで使われないシステムにな
 そこで、キントーンでプレシステムをささっと作り、現場の意見でその場で変更を繰り返し修正を繰り返す。
 ある程度固まった段階でシステムを本格的に制作する。
 一年目で100万、自社アプリの開発で200万でしたら、総じて工数はさほど変わらず、確実に使えるシステム、いや使っているシステムを置き換えるだけです。もし、システム改修に同じ額を支払うのであれば、Ⅰ年間伴走型でシステムを作り、その後アプリ制作までできる方が圧倒的に魅力的に感じるかと思います。
 システムは導入にかかるスタッフへの教育や啓蒙に大きな時間が割かれるのでそれもサポートしていくとなればかなりの手厚さだと思いますね。
kintoneからのアプリ開発で多くの企業や個人のサポートができればと日々ブラッシュアップをしています。
 近年はDXを推進しており、IT補助金や専門家派遣などもあるので、導入もしやすいかと思います(*^^*)
 kintoneは30日間無料ですので、どんな感じかなって使ってみるのもありかと思います。業務で使えるテンプレートもたくさん準備されているので、テンプレートを使ってみるのもイメージがつきやすいかと思います。

 データを活用して、現場の業務改善、サービスの質の向上へ(*^^*)

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