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【映画】『ゴーストバスターズ3』が製作されてオリジナルキャストが揃いそう?問題

映画をたくさん観ます。

1984年といえば、
ロス五輪で柔道・山下が、ラシュワンとの死闘で、金メダルを獲り、ジョージ・オーウェルがその代表作で描いたようなディストピアほどには悲観的ではなかった年。10歳だった僕が、夢中になって3回続けて鑑賞し、日がな映画館に居座った、件の映画が公開された年。

ゴーストバスターズ

幼少時の僕にとって『プロジェクトA』と共に、映画館の暗闇の中に、現実世界をくつがえす驚きや喜びが潜んでいる事を教えてくれた永遠の一本です。
逆に言うと、今だに映画館に通い続ける羽目になる泥舟を与えてくれやがった罪深き作品と言っても良く。迷惑千万、観なきゃ良かった。
ありがとう。

1989年に続編、2016年には“女性版”が製作されました。
しかし、主要キャストの1人であるハロルド・ライミスが鬼籍に入ってしまったために、オリジナルキャストによるリブートは見送られてきました。
でも、どうやら、ホントに作られそうです。
今になって、オリジナルキャストの“正統続編”のようなものが観たいのかどうか?

ゲット スマート』で木の幹の中に取り込まれたスパイを演じていたビル・マーレイは、ほとんど木肌と区別がつかなかったし、
ダン・エイクロイドに至っては、“ものまねジェットコースター”(初めて聞いた。公式プロフィールにそう書いてある)「ノブ&フッキー」のフッキーさん(バナナマン日村さんの顔マネしない方)に限りなく近付いている。
ただ、フッキーさんは、ピーター・フォークの方に、より似ている。という気もします。この辺の判断は難しいところです。

そんな、老齢を迎えたオリジナルキャストが演ずるバスターズに、果たして疑問が無い訳ではありませんが、作るっていうなら反対する訳ないので、作ってください4回は観ます。

Netflixの『ストレンジャー・シングス』みたいに、子供が主人公って噂もあるし、監督が『JUNO』『マイレージ、マイライフ』のジェイソン・ライトマンだから、“年老いたバスターズがまたまた世界を救う!”みたいなド真っ当な続編を作るとも思えないけれど、こういう画像も転がっているので、とにかくオリジナルキャストがあのユニフォームを着るんだろう、という期待は膨らみます。
勝手に期待してます!4回は観ます。

ちなみに、いわれなき非難にさらされた公開前の騒ぎが、作品そっちのけで盛り上がった2016年版の『ゴーストバスターズ』ですけど、とても面白かったです。
“ユニフォームがダサい”とか、“おばちゃん、チャンチキおけさ”とか言われましたけど、そのおばちゃんたちがグングン映画の中で輝いていくのが楽しかったです。
ルックだけ見ると、秘書役のクリス・ヘムズワースが一番かわいいんですけど、映画見終わる頃には、おばちゃんたちが、とてもかわいく見えますわな。
本当に観たい映画は、
「カワイイ子が出ている映画」
ではなくて
「出ている子がカワイク見えてくる映画」
なんだと思います。

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