薄毛について語るときに僕の語ること
AGA治療を開始して622日が経過した。
AGA治療を始めるまではなんとか薬に頼らず生やせないものかと沢山の事を試してきた。だがどれもこれも効果がなく個人輸入による服薬治療に踏み切ったのが622日前。結論としては「服薬治療を開始して本当に良かった」これに尽きる。
622日の治療に関して得た知見やAGA治療への思いをここでひとまずまとめてみようと思う。
①AGA治療をして得たもの
僕が薄毛に悩み始めたのは中学生のころ。それとなしに友人に指摘されて以来、気になるようになった。しかし、当時は坊主にしていたこともあり、さほど気にはしていなかったが、高校生になり、髪を伸ばし始めるようになると毎日のように合わせ鏡をして頭頂部を映し、光の具合や皮脂の具合、髪の長さで変わる頭頂部の具合をみて一喜一憂するような日々だった。
それから大学、社会人とすすみ、なぜか頭頂部の薄毛に関心が薄れてきてそこまで思いつめなくなっていた。
だが、20代も後半になると、さすがにもともとの持っている薄毛の素因に加齢という因子が影響して薄毛が加速してきた。そして、AGA治療を決意した1番の理由は「結婚式」だった。人生最高の晴れ舞台、なんとかカッコよく迎えたい、そうし僕はアイドラッグストアの門をたたき、今に至る。結果としては3か月ほどで順調に手応えを感じ、結婚式の時には薄毛を完全に克服し、祝福を頂くことができた。
前置きが長くなったが、AGA治療に成功し、得たものはやはり「薄毛で悩む時間がなくなった」という幸福だ。鏡の前で合わせ鏡をしたりしても髪の毛は生えてこない。エスカレーターの上に立たれても気にならない。初対面の人と会ったときのファーストインプレッションが「薄毛」とならない。ヘアスタイルでおしゃれを楽しむことができる。見た目の改善を「どうせ薄毛だし・・・」という自暴自棄マインドで諦めない。数え上げればキリがない。あの時治療を決意して本当に良かった、と現時点では言える。
②副作用はどうなの問題
僕が治療に関して行ったのは当初は外用薬のミノキシジル、フィナステリドの服用。そこからミノキシジルタブレットの服薬を始め、現在はフィナステリドとミノキシジルの服薬のみ。外用薬はコストと手間がかかる点と、ミノキシジタブレットの服薬を始めたため、切り替えた形となる。AGA治療に関して一番の問題が「副作用」であろう。僕は副作用という副作用はあまり感じていない。ただ、リビドーの低下というのはやや感じることがあるが、それはフィナステリドのみの要因であるかは不明である。ミノキシジの副作用としては心血管系の副作用と多毛症が有名。心血管の副作用がまったく感じていない。多毛症、これはなんとも言い難いが髭が濃くなったような気がする。これは気がするレベルなので、とくに問題はない。ちなみに精子への影響を心配する方も多いと思うが、一応僕も心配して以下の様な動画を取ってみた。
https://www.youtube.com/watch?v=2VfD2IYvE6Q
結論から言うと精子は元気だった。臨床研究からもAGA治療薬が精子に及ぼす影響はほとんどないという結果が出ており、気にする必要はないと思うが、これから僕は子作りのイベントがあるのでちと心配ではある。
③ネットで出てくる情報、副作用を煽るアフィカス多すぎ問題
AGA治療で副作用を気にする方が多いのは、ネット上での情報の多くは育毛剤に誘導するアフィリエイト目的のサイトが過剰に副作用の面を煽っているのは間違いない。AGA治療薬の副作用を過剰に煽り、そして副作用がないアフィリエイトの商材の育毛剤に誘導するのだ。副作用はない代わりに、効果もない育毛剤に。AGA治療のエビデンスがあるのはフィナステリドやミノキシジルくらいである。AGA治療薬に副作用がないとは言わないが、その発症率の低さを考えるとAGA治療を怖って人生のたくさんのイベントで損するのは惜しいように思う。市販の風邪薬にだって副作用はある。
副作用のない薬はない。あとはリスクとリターンを天秤にかけるだけだ。
④個人輸入?クリニック?問題
僕が実践しているAGA治療は個人輸入によるものだ。個人輸入と聞くと二の足を踏むが、サプリメントサイトの大手のiherbも個人輸入である。個人輸入の最大のメリットはコストである。クリニックに通院すると、医師の診察料+薬代、僕みたいな田舎民は通院する時間と交通費もかかる。AGA治療を始めるうえで忘れてはならないのはAGA治療は「完治」することはない。服薬を辞めれば元に戻る、つまり革新的な治療法が生まれない限り、ずっと薬を飲み続けねばならない。それが月に一万も二万もかかってしまえばかなり厳しい。個人輸入であれば月に2000円以下のコストで治療することができる。僕の今の治療コストは月1500円を切っている。ただし、すべてが自己責任だ。服薬によって重篤な副作用が現れても、その責任は自分自身、それは覚悟しよう。その点、医師による治療は副作用のフォローや服薬量などを含めて相談ができる。それが通院の強みだろう。しかし、極端に言ってしまえば、医師の治療が特別なものであるわけではない。基本はフィナステリドとミノキシジル。クリニックが独自でやっているようなものは、エビデンスに乏しく、高額である場合が多い。僕はクリニックには通ったことはないが、知人は最初の半年~1年はクリニックに通院し、副作用などを確認しながらクリニックの服薬レシピを個人輸入に切り替えていた。これも一つのアイディアだ。
⑤僕はやってよかった、君はどうする
AGA治療に限らず、人生のすべては自己責任だ。AGA治療も、副作用のリスクは必ずある。それを踏まえて一歩踏み出すかどうか、すべては君次第だ。僕はたまたまこれまで副作用は感じなかったが、これから出てくるかもしれない不安はある。それを踏まえても余りあるメリットを現在享受することができている。もし、AGA治療で悩みがあったらいつでも連絡ください。僕にできることは全力でフォローします。