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スタビライザー22Φヒストリック仕様

コーナリング時、OUT側リヤタイヤのトラクションを高い次元でキープする為に、MINIの場合リヤスタビライザーの装着が有効になります。

スタビライザーの効果についてロールを減らすという事が一般的な機能説明になりますが、MINIの場合はサーキットでタイムを稼ぐ為の道具であり、FF車、特ににMINIに関してはリヤの外側のタイヤを上手く使う事が非常に大切な事だと感じています。

上手く使うとはタイヤを滑らせつつグリップさせる事です。グリップを上げるにはトラクションを与える事が必要になり、滑らせるにはトラクションを抜く事が必要になります。この現象を高い次元で発生させる一つの手段としてゴツイスタビライザーがあり、IN側のサスの力を無駄なく外側に伝えトラクションを稼ぎつつもロールを抑え荷重を与え過ぎないという絶妙なコントロールに繋げます。

こちらの動画はGood wood のヒストリックMINIのレースの様子ですが低い路面µと高くないタイヤグリップというコンディションの中でリヤタイヤを使いこなしている動きが確認できます。この動き(スピード)を得られる理由の一つにヒストリックレース専用ともいえるスタビライザー装着が挙げられます。

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こちらのスタビライザーはOWEN社の物。数えきれないレース参戦の中から鍛え上げられたパーツの1つです。
サーキット仕様の全てに合う訳ではありません。
現在の仕様や目的を考慮した上で装着をしたいパーツです。
ご興味のある方はご相談ください。

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