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真逆な、アメリカの良いところと日本の良いところ('22/01/21)

オミクロン株の広がりが気になる今週。
感染爆発していたアメリカNYでは、
「新規感染者がピーク時の4分の1以下に大幅減少」というニュース。
日本でも、こうなることは薄々みんな予想していたものの、
これ以上増えずに、早くピークアウトするように、と願うばかり。

先週のTV「モーサテ」で、パックンのコメントが興味深かった。
「なぜ、アメリカ人はマスクを着けたがらないのか。その理由は?」

第3位: 入手できない
第2位: 不快・着け心地が悪い

で、さて1位は??

第1位: アメリカ人としての権利

これは、「マスクをつけるかどうかは、個人の自由でしょ」という意味らしい。
パックンは、ここで以下のようにコメントした。
「アメリカは個人の権利や独創性を非常に大事にする国なので、スタートアップが多く輩出されたり良い面がたくさんある。一方で、公衆衛生という観点から見ると、これは逆にマイナスになっている」
また、
「アメリカ人は、個人がリスクを取ることに慣れているので、逆に他人へのリスクについて配慮ができない」とも言っていた。

日本でこれを言い換えると、
「日本人は、個人でリスクを取ることに慣れていないので、他人へのリスクについてとても気にする。迷惑をかけてはいけないと強く思う」ということなのだろう。

国としても、それぞれの国民性に配慮して必要な施策を打ち出していかなくてはいけない。
ちなみに、バイデン大統領は、
「アメリカ国民に高品質のマスクを無料で配布する」と宣言した。
アメリカ国民が「高品質」であることと、「個人の権利」を天秤にかけて、
はたしてどちらを取るのか…

日本で配布された「アベノマスク」。
あのマスクは当時、小ぶりなマスクを付けることが、逆に日本の中では目立ちすぎた。
だからアベノマスクよりは、できるだけ「普通の」市販のマスクを使っていた。
世の中、思い通りにいかないが、それはそれで興味深い。

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