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町中華のもやしソバが絶品!でなにが悪い!(’22/04/08)

原材料費の値上がりで、身近な製品が値上がりしている。
そんな世の中の動きの中で、褒め称えたい食材は、
「もやし」

あれだけの量が入っていて、一袋30円。
セールの時には10円のことだってある。
もし原材料費が上がってもやし生産者さんが困っているのであれば、
堂々と値上げをしてくれていいと思う。
もやしは、私達の暮らしに欠かせない食材だ。

当社のオフィス近くに、家族経営(と思われる)町中華がある。
昼時になると、店の外まで人が並ぶほどの人気店だ。

テーブルがなんとなく脂ぎっていて、
水滴のついたコップがツ~~っと滑りそうな感じ
とか
どんなに複雑な注文でもおかみさんがささっとメモして、
電子端末など使わなくても正確に厨房と連携しオーダーミスはゼロ
とか
常に厨房から聞こえる鍋や皿がガチャガチャしている音がBGMで、
ガチャ―ンという音でも、「失礼いたしました」なんて絶対に言わない

町中華の条件をすべて満たしているパーフェクト店である。

メニューがやたらと多いので、他の人がオーダーするものを横目で確認しつつ、
次はなにを頼もうか、と想像するのも楽しい。
そこで気になっていたのが、人気の「もやしソバ」だ。
うずら卵とか様々な野菜と分厚いチャーシューものってくる「五目ソバ」は800円。
それに対して、「もやしソバ」は750円。
それでも「一度は試しに」と思い、
今日は初めて「もやしソバ」をオーダーしてみた。
少しとろみにあるもやし入りスープに、キクラゲと豚肉も少し入っていて
たいそう美味!
ウマい!のだけれども、一方で、
「でも、もやしだよな~~」と考えてしまう自分。

お勘定を済ませて店を出ようとした時に、
「もやしソバひとつ!」
とオーダーする人がいた事で、ちょっと気持ちの整理がついた。
原価計算などいらぬ心配せずに、
美味しいものは美味しい!
と心から思えるような純粋な人間に、私はなりたい。

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