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バーチャルリアリティで変わる世界は、すぐそこまで来ている。 (’22/10/21)

先日、大学の先生の体験付講演会に参加した。
演題は、
 「スマホで体験! バーチャルリアリティと未来社会」

ハコスコ(https://hacosco.com/)という段ボール式のVRゴーグルに
スマホをセットすると、指定のURLへアクセスするだけで簡単にVR体験ができる。
例えば、お台場のビルの屋上から、360度画像が体験できる。
景色を見ていると、「ジャンプしてみて」と画面に表示されるので、
実際にその場でジャンプすると、自分の立っていたビルから飛び降りて、
まさに、空を浮遊しながら景色を楽しむ体験ができる。

なるほど。
VRゴーグルをつけるとこんな感覚になるんだ。

ちなみに、この段ボールで簡単に作れるVRゴーグルだが、セットしたスマホを見るレンズが、
ひとつのレンズのものと、2つ(両目にあわせた)のレンズのものがあるが、
後者の方は、子どもが利用した場合の体への影響があるかもしれないので、
あまりお勧めではないらしい。
VRゴーグルの可能性は大いに期待できるが、まだ現段階では発展途上でもある。

この技術の利用は、既にいろいろなところで始まっている。
興味深かったのは、医学の分野での応用。
例えば内視鏡カメラ映像を360度にすることで、内視鏡のカメラ越しに外からお医者さんがアームを操作して施術をするのではなくて、
お医者さん自身がミクロサイズになって内視鏡の中に自分がいるようなVR環境で、患者さんの体の中に入って手術する、ってことができる、という研究。
まさに、「ミクロの決死隊」だ。
かなり昔の映画だが、脳内出血して外科手術が不可能となった要人を救うため、医療チームを潜水艦ごとミクロ化し、体内に送り込んで手術する作戦を決行する、というSFストーリーだが、これが今、VRでそのまま実現するかも、という話。

これができるなら、豆粒ほどのカメラを公園の草むらに置いておいて、その中に自分が入っているようにVRをセットすれば、
草むらの蟻が傍らを通れば、それこそジュラシック・パークだ。
土から顔を出したミミズに食べられれば、ミミズの体の中を観察しながら、ミミズのウンチになって生還ができる。
相当楽しい!リアルなアミューズメント体験になる!

ちなみに、コンタクトレンズのメニコンのCMでは、浜辺美波ちゃんが小さな妖精になって登場する。
このCM発表会の時に、記者から、
「本当に小さくなれたとしたら、何をしたいですか?」
という質問に、美波ちゃんは、
「ワンちゃんの背中に乗ってみたい」
ですって。
やっぱり、回答も、めっちゃ可愛い♡!
だから美波ちゃんはみんなに愛されるんだろうなあ。
… 見習いたいと思いました。

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