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恥ずかしくても、本当の自分をさらけ出して、真っ正直に生きる方がいい (瀬戸内寂聴さんの言葉)(’21/11/12)

人生長く生きていると、恥ずかしかった事などは山ほどある。

先日大学で話をした時に、学生から、
「失敗したりした時に、恥ずかしいとか思うことはありますか?」
との質問があった。
これには間髪入れずに、
「恥ずかしいことなど、ほんと、思い出しただけで死にたくなる事件とか、
 山ほどある! そんなの気にして、生きてられへんよ。
 君たちもそう思って生きた方が楽やで~ 」と答えた。
(なぜか、関西弁を使いたい気分でもあった)

学生は「分かりました」と言っていたが、本当に分かったかどうか・・・
優秀と言われる大学では、もともと優等生が多い。
失敗した事ないし、恥ずかしいことも経験していないから、それがすごく怖いんだろうなあ。
社会に出ていくのに、免疫力大丈夫かあ?と他人事ながら心配になる。

最近の社内会議の時。
なぜか、いつも使っている老眼鏡がみつからず、予備で持っているのをかけて社内の会議に臨んだ。
会議が終わって、いつのもように、眼鏡をヘアーバンドのように頭の上にずらしたら。
なんとそこに、もうひとつの老眼鏡があったことを発見。
会議の間中、社員君は、なんで眼鏡二つかけていると指摘してくれなかったんだろう?

まあこんな事は序の口。
かわいいもんだ。
これが更に年を取ると、恥ずかしいということにも鈍感になる。
若い時には恥ずかしかったことが、年を取ると全然恥ずかしくなくなる。
こうなったら末期症状だ。
もうどんどん鈍感度が増長されてしまう。
だから、恥ずかしいと思えている間は、まだ私も大丈夫!
でも、本当に恥ずかしい事に遭遇したら、ぜひこっそりと教えてほしい。
そんな配慮を、皆さんに切にお願いしたい。

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