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将来が不安でも、私達の今の小さな力が明るい未来を引き寄せる(’22/01/28)

最近のヒット曲を聞いていると、
「この世の終わりに・・」 「世界が終わるとしても・・」
という終末的な歌詞が多い事に気づく。

YOASOBIの「アンコール」では、
 ♪~明日世界は終わるんだって
で始まるし、

AIの「アルデバラン」では、
 ♪~君と私は仲良くなれるかな、この世界が終わるその前に
で始まる。

この先の社会は、どういう社会になっていくのだろう?
その中で、自分はどういう生き方をしているのだろう?
そんな未来が具体的にイメージできない社会になっているのだと思う。

我々昭和世代であれば、頑張って夜遅くまで働けば、まあまあ出世もできて、
まあまあの老後を過ごせるはずと思って、
なるべくいい学校へ行って、なるべく有名な会社に就職して、
マジメにセッセと仕事に励めばまあそれでよかった。
でも今は、どんな努力をするとどうなるのか、誰にも分からなくなってきている。
自分の中で、明るい将来がイメージできるかどうか、
それが、今を楽しく充実して生きるためのスキルにさえなっている。

株価が冴えないのは、利上げ予告の影響もあるが、
やはり将来に向けて、どういう社会を目指してどうやっていくのか、
その道筋が見えない事が不安感を増幅させているように感じる。

明るい将来を誰もが容易に想像できる、そんな社会にしていきたい。
 明日、世界が終わるとしたら、何食べたい?
白ご飯に梅干し、明太子もあればなお良し!
いやあ、やっぱり焼肉でしょ!
とか無邪気に会話できた日が、今考えてみると懐かしいと思う。

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