見出し画像

マニュアル通りに行かない危機に直面したら、自分を信じて行動しよう(’22/03/18)

今週16日(水)の夜遅くに、福島県沖でマグニチュード7.4の地震があった。
大きな揺れがかなり続いたので、東日本の時の事を思い出して怖かった。

「日本には、たくさんの断層があり、近い将来どこで大地震が起こっても不思議ではない」という事は、日本に住んでいる私達は良く知っている。
ただ、
「近い将来」
が一体いつなのか漠然としているので、なんとなくそれを
「まだ、もう少し先のこと」
と解釈してしまう傾向にある方も多いのではないだろうか。
(正直私も、水を買っておくのと缶詰がそこそこあるからいいや、程度の備えしかしていない。今回の地震で、それではダメだな、と反省した。)

先週、東日本大震災関連のTV番組で、南海トラフ地震が心配される高知県の小学校の様子を取り上げていた。
そこでは、毎月1回抜き打ちの避難訓練が行われていて、その都度真剣に全員が避難をしていた。
訓練ではなく本当に地震が来た時にも、素早く動けるように体に刷り込ませているのだ。
とても興味深かったのが、
サイレンが鳴ったらまず机の下へ、校庭の子は校庭のまん中へ避難。
揺れが収まったら、躊躇なく、
自発的に学校を出て500メートル先の高台公園までダッシュする。
「クラスで先生の指示に従って列になって順序正しく移動」ではなく、
まずは一目散にダッシュ。先生もそれに交じってダッシュ。
まずは自分の命を守ることを優先させましょう、という訓練だ。

最後は自分の命は自分で守らないといけない。
誰かの指示を待ち、誰かに頼っていてはいけないのだ。
いざ!という時のギリギリ極限での危機管理とは、そういうものだ。

私の危機管理は
「いざ!支払い」という時に、
「お財布を忘れた」あるいは「1万円札だけで小銭がない」という時のために、
定期入れとか、化粧ポーチとか、名刺入れとか、
いろいろなポケットに千円札を畳んで入れておくというもの。
それが、最近は少額決済がスマホでできるようになったので、このリスク管理が不要になった。
それはそれでいいのだが、今は隠した千円札がすべて回収できるかどうか…が不安。
思わぬところから、千円札を見つける、というのもまあ楽しみではある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?