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【孫正義氏】経営スタイル 多額の借金【ソフトバンクG】

孫正義氏が最近至る所で批判されていますがこれはいつか来た道であることをほとんどの人が忘れているようです。良い時はすごい持ち上げて擦り寄り、悪い時は罵倒して過度に批判する人がなんと多いことなのかと見えてしまいます。
ダイヤモンドで孫氏を表す良い記事があったので抜粋します。

抜粋始めーーーーーーーーーーーーーーーーー
2001年に開始したブロードバンド事業のヤフーBBは、街頭で端末を無料配布してユーザー基盤を広げるという荒業で事業を急拡大した。この事業により企業財務が圧迫され、当時のソフトバンクは最終赤字が続いたが、孫氏は畳み掛けるように固定通信事業の日本テレコムを買収する。こちらも買収時点では赤字ビジネスだった。
 赤字に赤字を重ねて拡大路線を走る孫氏に対し、側近幹部はたまらずこう進言したことがある。「社長、これでは自転車操業です」。ところが当の孫氏はまったく動じない。代わって進言した側近への答えは「自転車操業というならその解消の仕方を教えてやる。もっと勢いよくペダルをこぐことだ」というものだった。この表現こそ、孫氏の経営の本質ではないだろうか。

 全力でこぐ自転車操業の範を示すかのように、孫氏は06年に1兆7000億円の巨費を投じてボーダフォン日本法人を買収する。当時のボーダフォン日本法人は、事業が低迷し「沈みゆく船」と呼ばれていたが、これを取得するために巨額の借金を背負ったのだ。

抜粋終わりーーーーーーーーーーーーー

 これは結構、有名な逸話ですが当時のCFOがこのままでは自転車操業になり、金がなくはりますと言ったところ、孫氏は「教えてやろう!それを解消するにはもっと勢いよくペダルを漕ぐことだ!」と言ったそうです。これが孫氏の経営スタイルなのです。

 赤字のボーダーファンを買収した時も巨額の借金を背負い、世間からは倒産するとかなり叩かれましたが今じゃキャッシュを生み出す巨大携帯会社に生まれ変わっています。

 それでは今回はどうでしょうか?we workの業績の低迷により借金を背負うことで世間から叩かれて倒産間近と言われてますが果たして本当にそうでしょうか?確かに孫氏も失敗する可能性はありますがその可能性は限りなく低いと見ています。むしろ、これだけのレバレッジをかけて投資をしていますので成功した時のリターンはかなりのモノになる可能性があります。ここまでリスクをとる必要があるのかと一般人には思えますがこれが孫氏の経営スタイルと考えれば少しは理解できるのではないかと考えます。

 そのように考える私はブログの方にも記載の通りソフトバンクGを4.000円近辺で買い増してます。吉と出るか凶と出るか待ちたいと思います。

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