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箸休め, ねじ巻とか車窓とか

 こんにちは、やっと 洗濯への苦手意識を克服しつつあるyasu59です。

 家の近くにお気に入りのお店がありまして、そこの店主が以前 編集の仕事に携わっていたらしく、今でも仕事の一環で文章を書かれています。その記事の中に、「ねじ巻」という表現が使われていました。とある作家からの引用であるそうで、家事や子育てに関して こう書かれていました。

ただ僕自身はこういう一連のことをまったく苦だとは思っていない。それは(中略)日々のねじまき、のようなもの。自分自身で毎日毎日コリコリコリコリ巻かなければならない、ねじ。

 さらに その「ほっといてもやらなければならない」ねじ巻きをこなしている最中に、意識の裏側で 日常のそこここにある想いを思い起こしているそうで、ねじを巻く作業は日々の生活の中で 非常に大切であるとも。この表現に遭ってから、億劫な家事への重い腰が 少しだけ軽くなった気がします。だって、ねじを巻かないと 好きなことですら始められませんから。

 これもまた、星野源さんが『いのちの車窓から』でいうところの”現実を現実的に乗り越えていく為の、工夫と知恵”ですね       ー筆おきー

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