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第49葉, 蘖とか エピソードとか 暗渠とか

こんばんは、yasu59 です。
温泉や湧水地のほかに、自然とか動物も 最近は好きになってきました。

動物といっても、群れていたり大勢でいたりするようなものではなく
ぽつんと 1匹 / 1頭だけでいるのが、なんだか健気で好きです。
こんな風に、邪気や私欲なく 生きられたらな… と思わせてくれる。
それは 植物もまた然り

” 蘖 ”というのは、いい言葉だなぁと思います。
生命力も、健気さも、ヒトが太刀打ちできない雄大さも 兼ね備えている。
蘖(ひこばえ)のイメージを大切にしたいものです。

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「イベント」と「エピソード」って 似て非なるもの、らしい。
確かに、そう言われると… 違う気がしてくる。

イベントは、華やかで どこか享楽的なイメージ。
エピソードは、一見 地味だが持続性があるようなイメージ。

ラジオでいう、エピソードトークはどちらかと言うと
エピソードよりも イベント寄りだと思う。
でもやはり、星野源さんも言うように 日々は続くのだ。
そうなると… 生きてゆくには エピソードの方が大事だと、私は思う。

それに最近は、イベント的な楽しさは もういいかな… という感がある。
それはそれで楽しいのだが、日常のモードに戻す / 戻るまでに時間や労力が要る。
エピソード的な、思い出があれば 充分だと思うようになった。

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暗渠とか、冠水橋とか、汽水域とか
水に関連するコトバって、何だか すごく好きです。
蘖と同様に、水もまた すごく健気だと思います。
一般的に 無生物なんだろうけど、何故だか…無性に 可愛く思えてくる。

上の写真は、この前 知人と夜ご飯を食べに行った先で撮ったものだが
灰がちになった炭火 というのもまた、乙というか
なんだか 趣があっていい。 (全然 冬はつとめて、ではないが)

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詩人の長田弘さんは、その詩集にて

人ひとりいない風景は、
息をのむようにうつくしい。
どうして、わたしたちは
騒々しくしか生きられないか?
世界のうつくしさは、
たぶん悲哀でできている。

と綴っている。

水のように、蘖のように、一匹の小さな虫のように
生きられたら、、、
そんな事を考えながら、改めて
やはり 車は持たない方がいいのかも… と思う、 yasu59 でした。

ー筆おきー

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