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山下達郎『SOFTLY』

先週の小田さんに続いて山下達郎の新作がリリースされました。世間では日本のポップレジェンド二人の新譜が2週連続でリリースということで盛り上がってるようです。ツイッターで検索すると多分若い人なのでしょうけど、二人の区別ついてない人が多くて笑ってしまいました(^^

僕はオフコース、チューリップの大ファンということをネット上では公言してて、山下達郎の音楽もかなり聴いてることはあまり言ってこなかったのですが、それにはわけがあります。
僕自身も、かなり聴いてるにもかかわらずファンというのとはちょっと違う、というかオフコース、チューリップ陣営(笑)からすると達郎は敵陣営というか(笑)、そんな感じからはいってるので、いまだに敵陣営感がぬぐえない感じです。
実際、小田さんのコンサートにはほぼツアー毎に1回は行ってるのに達郎さんのは1度しか行ったことありません。
ファンクラブにも入ってないし、チケットもとりにくいこともありますが、唯一のコンサート大変充実した内容で大満足でしたが、1回行けたからもういいや、と思ってる自分がいましたね。

いろんなとこで曲目についても解説がなされてるから、全15曲のうち書下ろしは6曲で、残りの曲はシングル等でリリース済の曲ということなのですが、そういうわけで、さすがにシングルまではマメにウオッチしてないので、ほぼすべての曲が初視聴状態だったので、まっさらな気持ちで新作にせっすることが出来ました。
とはいえ、1曲目は「ソノリテ」に入ってる「フェニックス」のアカペラショートヴァージョンということで、思いっきり耳なじみ曲からはじまって、ちょっとずっこけましたけど^^;(タイアップがついてるからなんですね)

「CHEER UP! THE SUMMER」も「カムアロング3」に収録されてたので、あれ、別にここに入れなくてもいいんじゃ?と思ってしまいました。まぁ、気持ちのいい曲なのでいいんですが。

そんな感じで敵陣営(しつこいか)なので若干辛口で始まりましたが、今回は所謂タツロー節満載の楽曲ばかりなので、スムーズに聴きとおせますね。
「蒼茫」「踊ろよフィッシュ」「SOUTHBOUND #9 」等、僕の中の殿堂入り楽曲に匹敵する曲は今のところないのですが、聴きこんでいく中でそうなるかもしれない候補はいくつかありそうなので、今後楽しみです。

僕が一番好きなアルバムは断然「僕の中の少年」なので、以降のタツローのアルバムはこれとくらべてどうかという比較で聴いてきました。
一番売れた「コージー」は僕のなかで曲の好き嫌いが激しく、好きになった曲しか聴いていません。それに比べると僕のなかで曲が粒ぞろいと感じて割とよく聴いた「ソノリテ」はあんまり売り上げ良くなかったんですよね。

さて今回はオリコンのデイリーチャートを見てる感じでは週間でも初登場1位を10万枚超えで達成しそうな勢いで好調なようです。

これは今回猛烈にプロモーションかけてることと、昨今のシティポップ再燃のブームの好影響、それとサブスク拒否(笑)もありそうです。
来週気が向いたらこの辺のことと、小田さんとの関係も交えて書ければと思ってます。

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