ハマり音楽語り隊①

こんばんわ。

表題の件について語っていこうと思います。
①としたけども、②以降があるかどうかはまだ未定。たぶん4年後くらいになる。

わたくしが最近個人的によく聴いてる音楽たちを紹介していこうと思います。もしよければ聴いてみて。皿洗いのBGMとかでいいから。


・w.o.d. 『モーニング・グローリー』

神戸発の3ピースバンド、w.o.d.(だぶりゅーおーでぃー)からいきましょう。
音楽オタクっぽい形容をすると、「ニルヴァーナとプライマルスクリームの間にできた悪ガキ」みたいな音楽。ギャンギャンに歪んだギターとベースが凄まじくかっこいい。ボーカルのサイトウタクヤ氏のがなりたてるボーカルも最高だ。
歌詞も素晴らしい。

やあ調子はどう ハロウハウアーユー?
こちらもう最高です 今日死んだってオーケー

このニヒルさ加減。キマってません?こんな歌詞をあんなかっこいい声で歌われたらそりゃノックアウト必然ですよ。
MVもエロティックで危険な感じがたまらない。「モーニング・グローリー」なんて言葉が様になるのはOasis以来ではなかろうか。

・Age Factory『Dance all night my friends』

Age Factory、僕は彼らに対し、勝手に世間に中指立てる荒々しい危険なバンド、みたいなイメージを持っていたのだが、この曲を聴いてだいぶひっくり返された。確かに尖った人たちではあるが、底には大きな優しさがあるのだ。
孤独な奴らの方に手を置いて、無言で缶ビールをそっと差し出してくれるような優しさ。抱きしめてくれるとまではいかないけど、「暇だったら一緒に来いよ」とぶっきらぼうに言ってくれるような。この曲からはそれを感じる。ポップパンクっぽいギターとメロディが堪らなくかっこいい。

・Wet Leg『Wet Dream』

なんだかピ○ーラのCMに出てきそうなMVですが…

イギリスはワイト島出身の女の子2人組、Wet Leg。デビューアルバムがものすごい話題となり、いきなりグラミーのオルタナティブ賞をぶん取ってしまったすごい2人なのだ。
ちょっと気が抜けてるけど中毒性抜群。サビ前のヴァースの節回しとかめちゃくちゃツボにハマる。
「完全に趣味で作った曲がなんかよくわからんけどめちゃくちゃ売れた」みたいな、2人のゆるさ加減が愛らしくて最高なのだ。キュートなのだ。
ちなみに今年のサマソニに出演決定済み。僕は行きますよ。楽しみすぎますよ!!!


・羊文学『マヨイガ』

羊文学。存在はもちろん知ってはいたけど、最近この曲が沁みて仕方ない。
なんというか、めちゃめちゃキモイ喩えになってしまって申し訳ないのだが、この曲はまるで母親のような優しさを秘めていると思うのだ。
『痛み知る優しい人でありなさい』『傷付いたら泣きなさい』のところとか。肉親でしかあり得ないくらいの無償の愛。合唱コンクールの課題曲になってほしいくらい美しい歌だと思う。
そして塩塚モエカちゃんは日本で、下手すりゃ世界でも有数のフェンダージャガーの使い手だと思う。他の曲も聴けばわかるけど、マジで良い音出しまくってる。

・カネコアヤノ『恋しい日々』

この動画の一曲目が『恋しい日々』です。

この動画には本当に素晴らしいコメントがあって、ちょっと引用しますね。

誰もが身を委ねているだけの日々という川の流れの中で、カネコアヤノは岸に上がって、川辺の名のも知らぬ草花の美しさを歌ってる

これ、本当に素晴らしいと思う。ここまで簡潔かつ的確にカネコアヤノの音楽の魅力を表した文章はない。
この人のコメントさえあれば僕の文章なんでマジでいらん。これに全て詰まってる。

今日は雨が降るから
洗濯物を入れなくちゃ
未読の漫画を読まなくちゃ
恋しい日々を抱きしめて
花瓶に花を刺さなくちゃ

このフレーズは何か文学賞を与えてほしいくらいすき。「なんでもない日常って、意外と良い」っていう事実を伝えるための詩の言葉選びが本当に天才的だと思う。



とりあえずこの辺で。
また気が向いたら書こうと思います。

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