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エンタメ批評〜映画 湯を沸かすほどの熱い愛〜

どうも!
エンタメなんでもおじさんです!!

連続投稿17日目の今日は…
エンタメ批評
〜湯を沸かすほどの熱い愛〜です!

最近、取り憑かれた様に
Netflixで作品を観漁ってるので、
映画批評が多くなってます!

日本アカデミー賞では、
6部門も受賞した
2016年の作品。

この映画は一言で、、

うーん…

「明石屋定食」です!
(この一言シリーズ、クビ締めてない?笑)
(「うーん…」言うてるやん 笑)

タイトルが
「湯を沸かすほどの熱い愛」
潔い!!
もう愛の話するのは分かりますよね?
どんな内容か分かっていながら満足できるので…
「明石家定食」です!

うん!
上手いこと言えたね!!

…え?
「明石家定食」とは??

いや、あれですよ、、
代表的なのは、
さんまさんがよくやられる
「そんな訳無いやろ〜……ホンマや!」
のあれですよ!!

他にも「明石家定食」は
色々あるので気になる人は調べてみて下さい!

少しだけ話が逸れましたが、、
(少しか?)

内容が分かっていながら
満足させられるって凄いことだと思うんです、、

何故なら、不意を突き難いからです

エンタメ、、
特にお芝居、お笑いは
不意(驚き、衝撃)を突けないと
ベタになり過ぎて、つまらなさを感じることが
多くなると思ってます

だから多くの作品は
タイトルで内容が分かるものって
あまり付けない傾向にあると思うんです

それがこの作品は真逆な手法を取ってます
それは自信の表れだと思います。

んで、、
ちゃんと泣かされました…

「家族」
とは何なのか、、
「愛」
とは何なのか、、、を
めちゃくちゃ考えさせられました…

血の繋がりだけで家族なのか?

愛があれば「血の繋がり」「過ごした時間」
は関係無く「家族」と呼べるのか…

あなたはどう思いますか??

僕の場合ですが、、
僕の親父は僕が生まれてからすぐ
東京に単身赴任をしているので
子供の頃は週末しか会えない存在でした。
(まぁ今もお互い東京なのに、
さほど会いませんが 笑)

でも、ちゃんと親父を尊敬していますし、
口数も少なく、
分かり易い愛情表現をする訳ではない
親父ですが、ちゃんと愛を感じています。

では「愛」とは何なのか、、
これは今の僕では言語化できません。

ちゃんと愛を感じて生きては来ましたが、
その正体は、未だはっきりしてません、、
様々な形、表現がある
「愛」
そんなことを教えてくれる
「湯を沸かすほどの熱い愛」
是非!ご覧下さい!
(終わった!?)
(んで、番宣!?)

すみません 
番宣の定型分みたいな流れだったので、つい 笑

先程も書きましたが、
大枠ベタな内容
(途中で良い意味の裏切りはいくつもあります)
を成立させ、感動させるまでに
落とし込めているのは、
やはり役者陣の芝居力です。

主演の宮沢りえさん
余命2ヶ月と宣告させる母親役。
大きな優しさの中にある、厳しい愛。
昨今では問題になるかもしれない厳しい愛。
それでも、僕は、、
自分の都合、機嫌で
厳しくしている訳では無いことが
十分に伝わるので、純粋な愛に感じました。

それを受ける
義娘役の杉咲花さん
(義娘であることは終盤で分かります)
この役者さん、どの作品でも思うのですが
華奢で可愛らしい雰囲気からは想像つかない
パワフルさを感じるお芝居をされます。
それでいて、細やかな所作、的確な間も使える
役者of役者な彼女は、この作品でも
圧巻の存在感でした。

父親役のオダギリジョーさん
頼り甲斐があるのか、無いのか
どっちつかずな役どころを
上手く演じられていました。
男の調子の良さ、だらし無さ、
軟弱さがありながらも
「優しさ」の塊みたいな人間性。
想ってはいるんだけど、
なかなか態度に示せない不器用な人間。
最後には、そんな人間の必死、、
良いです

このオダギリさんが演じた父親役の
「優しさ」が、もたらす「是」と「非」
これも1つのテーマになっていると思っています

随所に様々な人間模様、
それぞれの環境、思惑が描かれていますが、
必要以上に説明はされないこの作品。

表現の自由もありますし、
感じ方は各々なので、、
この作品を酷評してる人を
とやかくは言いたくありませんが、、
「説明がない愛」すなわち
「感じる愛」が
伝わらない人が酷評しているんだと思います。

「愛」なんて説明されたら嘘臭くないですか?
感じるものじゃないんですか?

酷評しているレビューを見て悲しくなりました

もっともっと
ハッピーな言葉が飛び交う世界にしたいな

ではまた!!
「本気の遊びを!!」

ひらかわつかさ@ひげぽよ

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