#17 memo

メモって偉大。


6月の足音がすぐそこまで迫っているが、予報よりは空が泣かない今日この頃。

もともと予定があって、1週間ほどバイトを休みにしてたんだけど、結局予定がなくなって、フリーな時間を久しぶりに手に入れた。

そこで久しぶりに本を読んだ。

書店に行けば、見たことがある人は多いだろう。
3月に帰省した時に実家にあったから自分の家に持ってきた。

僕は結構、全く本を買うつもりがなくても、本屋に行くことがよくある。「最近はどんな本が流行っているのか?」「次はどんな本を読んでみようか?」といったように散策する。

いわゆるウインドウショッピングってやつ。
本屋って、当たり前だけど莫大な本があって、その中で自分が興味あるものを探すから、言ってしまえば「宝探し」みたいなワクワク感があって面白い。だから好き。

そんな僕が実家からではあるが、この「メモの魔力」を持ってきた理由。読み始めた理由。

それは僕自身もすごく読む前からメモの効力を感じていたから。である。

スマホのメモはこんな感じ。
これは多い方か分からないけど、これ以外にも手帳に毎日メモ(=これはどちらかといえば日記)、Twitterでのツイートを総合的に見ると、アウトプットが多い部類ではないかなと感じる。

これは大学1年生の時に、自分から始めた。

主に理由は2つある。

1つ目は、自分を知るため。(自己内省)(自己分析)
2つ目は、常に頭をクリアにするため。(記録)

例えば日記やツイート。その日に印象に残ったことや突発的に感じたことを言うわけだから、おのずと自分の関心度の高いもの、自分の頭のウェイトを占めているものを表現することになる。

それを通して、自分を客観的に理解することが出来る。主に過去のことを書いてる。これが1つ目の具体例。

続いてスマホのメモ。これは、メモのタイトルから見ても分かるように、欲しいものややることや行きたい場所などといったように先程と対照的に未来のことを書いてる。

やりたいことや欲しいものが明確になっていれば、
バイトの給料が入ってきたときや時間が出来た時に何をすればいいかが明確になる。だからこそこうしたメモを行う。これが2つ目の具体例。

これがこの本を読んでからさらに強まった。
先に僕の要約ノートを見てほしい。

僕はマンガや絵本、小説以外の本を読むときは必ずノートをつけるようにする。そうじゃないと忘れてしまうし、頭がぐちゃぐちゃになる。

さて、ようやくこの本についてだが、
この本は30代前後の社会人を想定した書かれた印象。だけれど、第3章で「自己分析」の箇所があったから、就活目前の今読むことが出来てベストだったと感じる。

この本を読んで新しく学んだことは大きく分けて2つ。

1つ目は、標語設定の重要さ。

例えばこのnoteだってそう。普段話し始める時もそうなんだけど、話の着地点が分からない話は聞き手を苦しめる。要するにエピソードトークとか。

読み手・聞き手をグッと引き寄せるためには、最初に突拍子もない標語設定をすることが大切。これから意識していきたい。

僕がいきなり、「人生って小籠包みたいだよね」なんて言ったら、「え?どういうこと?!!」って食いついてきてくれる人は多いと思う。そんな感じで言ってしまえば、意味のわからないことから会話を始めて、会話をする中で疑問解決という話し方をしていきたい。ちなみに、人生が小籠包な理由は本を読んでからのお楽しみ。

2つ目は、ファクト→抽象→転用のメモ構造。

メモをする時に、誰しもが欠かさずに書くのは、ファクトの部分。ファクトっていうのは実際に起こった具体的な事実のこと。

その次の抽象は、ファクトをもとにどのようなことが言えるか?をその分野内で考えていくこと。

そして最後の転用。これが出来るか出来ないかで人生が大きく変わってくると感じる。

抽象したことを分野外で、より応用的に考えていくこと。これが出来る様になれば相当強いと思う。でもこれがなかなか難しい。これを出来る様になるためには、とにかく量をこなして、情報のアンテナを強くしていきたいと考える。

このファクト→抽象→転用の具体例は本書内に何度も出てくるので是非手に取って欲しい。

新たな気づきとして、大まかにはこの2つだったが、本当に「自分」「人生」について深く考えさせてくれる本だった。

それをインプットするだけでなく、こうしたアウトプットを通して、よりメモの効力、魔力を感じていきたいと思う。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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