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唯一のやりたくないこと

なんでもない日曜日。

自分の好きなことをして、好きな人と一緒に笑って

良い時間を過ごしている。

そういう時は、何を書こうか、浮かばない。

いつも書いていることが面白いとは思ってないけれど、
自分の一部を少しずつ言葉にすることで、身を削りつつ、再生することを繰り返している気がする。

わたしの、言葉にしたい気持ちは、大半が、わたしの中に起こる必ずしも快の感覚からではない。

わたしの心の中にある、言葉にならない感情・感覚たちを、なんとか言葉にして、わたしとは別のところに置く作業だからだ。


いつも何を考えているかというと、自分がやりたいこととやるべきことの整理と、周囲の観察が多くを占めていると思う。

わたしが学生の時かな、脳内メーカーというゲーム?心理テスト?が流行った。自分の名前や生年月日を入れると、首から上を鼻先と後頭部を通る面で切り取ったイラストの中に、その人の頭の中で考えているであろうトピックが文字で表され、多ければ多いほど同じ文字が並ぶ。

同級生たちといろんな人の名前を入れて、「恋」や「性」にまつわる文字を見つけては笑っていた。単なるお遊びだけど、人の見てはいけない部分を見た気がして、回答が表示する前までの数秒にドキドキするし、その回答を元に本人にちょっかいを出すと、意外と満更でもない態度が返ってきたりしたのが楽しかったんだと思う。

その脳内メーカーでいうと、今のわたしの頭の中は「読書」や「勉強」「仕事」とか、なんか、つまらない大人になった感じだ。

でも、本人はそれなりに楽しい。

やりたくないことは、あんまりやってないから。

唯一、今、ものすごくやりたくないのは、お米を炊くこと。
お米を洗って、30分給水させて、炊いて、用具を洗って。
週に一回やることだけど、完成され仕切った工程に面白さがなく、その割に手間がかかるのであまり好きじゃない。


でもなぁ、今日は焼きたての餃子だから、炊き立てのご飯と一緒に…!

さて、動くか。

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