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恵方巻

前説

 なんか疲れる。

 コロナだなんだで少しずつだけど生活が変わって、自分の好きな時間配分ができなくなったとかひとりの時間が激減したとかこうして羅列するとわがままなだけだから本当はあまり触れたくない。そんなこんなでしんどくて「限界だぁ~」とつぶやいてたのはいつだ。もうずいぶん前です。しんどいなりに生活は回る。限界に慣れてしまった。なんだそりゃ。

 昨年末くらいから眠りにくくなっているのを自覚しているんだけど、ここ数か月は軽く不眠症、だと思われる。ものすっごく疲れていたり眠かったりするのに、寝ようとしたとたんに意識が覚醒してしまう。これは不安神経症というやつだそうだそうにちがいない! と考えてまた目がぱっちりとする。眠いのに脳が覚醒しよう覚醒しようと勝手に励む。

 早起きしてこどものためにお弁当作るとか、だんなさんのために朝食の支度をして送り出すとか、同居人のあれやこれや、世話したりなんだりする必要が一切ないという超恵まれた環境なので、眠れなくてもちっとも焦らなくてすむのは助かるし、眠りが浅いため毎晩超長く詳細極まる夢を見るのも楽しみだったりする。あれれ? これって不安神経症か?

 てかぜったいあれだ、これ読んでたら単に日中家事とか手抜きしまくっててラクしすぎてて疲れてないから眠れないだけじゃねーか、おい、と思われそうだし自分でもちょっとはそう思う。いや違う、と、思うけど。。。あれれ?? 

 そんな2020年現在の日々です。では以下より過去日記。季節が真逆でごめんなさい。いつ追いつくんだろう。

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非公開日記16「恵方巻」2015年02月03日20:44

「えほうまき」と打っても「恵方巻」とは変換されない。なんだ定着してないじゃんか、と少し安心する。なんで巻き寿司を食べなきゃならないのかまだ全然理解できない。バレンタインのチョコに比べると全く定着感がない。とはいえ働くダンナさんのおかげで高価な市販の恵方巻が買えて、食べられる。子どもたちの「海鮮恵方巻」が一本780円(税抜き)。わたしもチャレンジ「まぐろ三昧恵方巻ハーフ」390円。ダンナのが「大船軒の恵方巻」695円。スーパー@@@@にこれだけを買いに行った。税込トータル2,856円。たっけぇ~。

 今年は西南西に向けて食え、というのにならって位置を決め、午後遅く起きてきた息子と、塾に行く前の娘が夕方6時頃に食した。娘が塾に行ったあとの午後8時頃にわたしはひとりで食べました。ご飯をつまらせないかと心配する息子の声はラインの彼方ではあれどありがたい。もうろくしていて申し訳ない。ご飯が少なくまぐろだらけだったのでとても美味しく無理なく頂きましたです。スーパー@@@@万歳。

 お財布。去年8月20日だったか1,080で買った財布は、12月にはほぼ使い物にならなくなっていた。小銭を入れるところが破れた。半年もたないって!!ここのところ税抜き1,000円のものを買っていたけど、やっぱり破損します破れます。お店に行くたびいーなーいーなーとお財布を見てしまうけど、1万円近くするものには手が出ない。4,900円とかも無理。半額でも無理。

 そして今回買ったのはそれでもがんばって3,900円+消費税。@@@@@の中で高級品の部類だ。触り心地がよいし使い勝手もよい。幸せだ。4,000円の幸せ。そんなことより財布はそもそも毎年買い替えるのが縁起がいいとされ毎年お正月にきっちり買い変える人もいると聞く。そういう人はまたたいそう高価なお財布を求めるのだとも聞く。なにか基本が違うと思う。

 縁起かつぎをする人はお金持ちの人で、だからこそ高価なお財布を買い変えてその運(?)が続くようにも祈るんだろう、軽く。かーるく。なにせセレブな生活が続くと信じているからできる買いものだ。

 ダンナさんはちゃんと稼いでくれている。毎日菓子パンやお菓子が買えたり、外食するのに躊躇しなくて済むほどに。高価と思う恵方巻を人数分買い揃えられるほどに。だけどそれもこれも、ダンナ本人がまったく浪費しないおかげだ。つくづくわたしが男で夫で稼ぎ頭でなくて良かったと思う。

……過去日記ココマデ。読んでくださった方ありがとうございます。

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「ご飯をつまらせないかと心配する息子」について

 ご飯や麺類を食するのが苦手で、ほんの一口、口に入れたものが胃に落ちきらずに食道の下部にひっかかるように止まってしまう。逆流性食道炎とか嚥下障害とか、そんな系であろうと推察される。胃が働いておらず辛い感じもある。ストレスで胃が痛くなりすぎて何度か胃カメラものんだけどいつも異常なし。結局老化現象と言われておしまいな程度のあれこれです。

 そもそもご飯も麺もめったに食べないんだけど、たまに(ほんのひとくち)口にする機会があるといえば、子どもたちとの昼食のときくらい(ひとりのとき昼食はとらない)だから、もしつまらせたときには背中の上のほうを力いっぱいたたいてくれ、と子どもたちに頼んである。

 息子にはよくたたいてもらった。息子の隣でわたしがごはんを食べようとすると「大丈夫?」と言いながらはやその手はわたしの背中に向けてスタンバっているという具合であった。優しいなあ息子。家にいたときはもめてばっかだったけど、家を出て行ってしまってめったに会えず寂しいよ、とたまにメソメソした気分になるものの、彼の世話は重労働だから帰ってきてほしいというには躊躇してしまう。それもこれもコロナだなんだでおあずけです。


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