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換気

非公開日記7「換気」2015年01月21日12:29

「日記を書く」をクリックしても、前の投稿日記の編集画面になってしまい新しいページが開かない。何度かチャレンジしているとこうしてやっと開くので書ける。昨日あたりからそうなった。

 というか、一昨日から始めた非公開吐きだし日記、一昨日3本、そして昨日4本目を投稿しようとしたところ、深夜となり今日の日付になっていたにもかかわらず編集画面にしかならなくなった。やりすぎです、というお叱りを受けているような気がしてならない。

 それよりも@@@@のシステムがそうなっているのか? 一日3本までとか。いやだから昨日の4本目は今日の日付だったはず。キャパオーバーなのかな。わたしとおなじだ。ごきげんを伺いながら書くことにします。

 ということでこのまま現在の状況及び心境を書きそうだ。どうしよう。いままでDVD『トウキョウソナタ』を観ていた。ハガキ大の画面で。そうだ、この画面はハガキ大の大きさしかないんだ。ちょっとぉ~なんなのお~といまさらプンプンしそうになったけど、スマホで動画を見ている人もいることだし、携帯サイズと思えばこんなものだ。いやならテレビにつなげばいいんだけど、1人で観るのにそういう気にならないから好きで見ているハガキ大。なんとなく腑に落ちる、そんなわたし。

 ということでちっとも昨日書いた日記に戻れない。いや戻ります。

◆ ◆ ◆

 寝る前にお風呂場の窓を閉める。換気のため(入浴中以外は)少しあけておくのが基本だから「実は閉まってる」ことはわたししか知らない、たぶん。しかもそれは冬の間だけだし。わりと最近始めたことだし。

 わざわざきちんと寝る前に窓を閉めるのは、寒いからだ。お風呂場の窓が細く開いているだけで冷たい外気が流入し家中が冷えきってしまうと気づいてから、できる限り閉めておくことにした。家族には頼まない。わたしだけの判断だから。

 今日は息子が入浴後に、お風呂から続く洗面所の扉を閉めていたから、「湿気たまるし、誰かいるのかと思うし、だいいち閉めとく意味いっこもないから開けておいて欲しいんだけど」と注意してちょっと微妙な空気になった。

 ものの起き場所、開け閉め、動かすタイミング、などなどなどなど、わたしのシステムはたぶん細かい。でも理にかなってはいると思う。だから、ダンナや娘は理解して慣れてくれるんだけど、息子にはむずかしいらしい。いつも思うことだけど、似た者同士だからこそ深読み裏読みしすぎてしまう。そしてわざわざ微妙に気になるところをずらしては、いちいちイラつきあっている。趣味だと思うしかない。

 で、当該問答について。複雑な表情で見つめ合い、お互い「まあしゃーない、ここは譲歩するか」の体で話を収めた。彼が納得しているかどうかは謎だ。納得しようとする気はないんだろうな。ただ「扉は開けておくものなのね、わかったわ」みたいな返答だった。なぜ女言葉の印象なのかはわからない。彼がこう発言したわけでもない。あくまで印象だ。扉の開閉の問題よりも深刻な問題なのかもしれない。
 
 自分が「こうした方がいい」とする定義を人に押し付ける行為はまちがっている。「こうした方がいい」のはあくまで自分一人の都合なのだから。

 とはいっても一緒に暮らす人には協力して欲しくなるよ。ただ息子に関してはあかん。たぶんわたしが幼い頃の彼にこまかいことを言い過ぎたんだろう。わたしの指示に理由を見いだすことができない彼は、何か言うたび激しく混乱するらしく、刃は手前を向いて仕舞われるし、何度注意してもトイレのスリッパは便器のすぐそばに脱ぎ捨ててあるし、洗濯物を出すタイミングがややこしいから着たいと申しでる時に限って洗濯機の中で回っていたりするし。なんか不憫だ。きっと今後も妙な時に扉は開いたり閉ったりするに違いない。

 とにかく冬の夜にはお風呂場の窓は閉めるのだ。その場合、浴槽のお湯はすでに洗濯に使用してすべて抜けているか、もしくは蓋をきちんとしめておく。そうしないとお風呂場に湯気がたまりすぎてしまうからだ。どうだろうか、理にかなってはいないだろうか。いやはやこまかいことである。

 わたししか知らない家のことがものすごく多い。わたしがこまかい上に気にしいだから、家人は手も口もださない。わたしが仕舞ったものには手も触れない勢いだしどこにあるかも尋ねない。徹底している。いいのかな。いかんわな。わたしがいなくなったらどうするんだろう。しねないなと思う。

 こうして日記として書くというのはいい。わたししか知らないこともこれを読めばわかる。いざとなったら読んでもらえるようにしておく必要がある。冬の夜、お風呂場の窓は閉めた方がいいんだよ。  

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……過去日記ココマデ。読んでくださった方ありがとうございます。

 この時期にわたしが急死したりしていたら、家人は家のどこに何がしまわれているか全くわからず混乱しただろう。いまもそれほど変わりはないけど、ことあるごとに「ここにこうしてしまってあるから!」程度は伝えている昨今です。うっかりしなないようにはしたい。

『トウキョウソナタ』の感想は次回詳しく書いているのでここでは省きます。もっかい観たいな、ハガキ大より大きな画面で。

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 「急死」だなどというワードを出しながらこの記事をまとめたのは17日のこと。アップしたのは18日の深夜。この日は三浦春馬さんの死のニュースがショックすぎた。家族間で好意を持って話題にのぼることが多い俳優さんだった。テレビ好きな息子からはさっそく「サムライハイスクールとかブラッディマンデイとか」と、番組名をあげる手法での追悼が寄せられた。わたしが思い出すのは「わたしを離さないで」や「僕のいた時間」、昨年の「TWO WEEKS」に、大河「直虎」です。とてもとても残念で悲しい。

 ご冥福をお祈りいたします。





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