ライカは出会いだ【Tele-Elmarit 90mm F2.8 1st】

銀座松屋で毎年開催されている中古カメラ市。今年もまんまと2回行ってしまった。

本当は、この間買ったLeica M-Aに合う28mmレンズがないかなと思い、Elmaritなり、Biogonなり、Ultronなり、色々と取っては付け取っては付けを繰り返していたんだけど、その中で僕のハートを打ち抜いてしまったレンズがこれ、Tele-Elmarit 90mm F2.8 1st、通称FATと呼ばれる中望遠レンズだ。

フードも込みで漆黒が美しい
取り付けてもほぼ50mmのよう


正直90mmを買う予定は全くなかったし、そもそもほとんどのライカの90mmは先細りで見た目も好みじゃないこともあって縁がないものと思い込んでいたんだけど、この90mmは見ての通り、そしてFATという通称からもわかる通り、鏡胴の太さがほど良い、ほぼSummilux 50mm 1stと同じ作り。超美品だったし、フードまでしっかり揃っていることもあって、これはもう縁だろうと思い購入してしまった。

決断するにあたって見た目に惚れたのももちろんなんだけど、もう一つはレンジファインダーにおける90mmは僕の中でのゲームチェンジャー的存在になるのでは?という閃きがあったから、というのもある。これが現代のミラーレスでの85mmや105mmといったレンズだと、そのサイズ感や使用頻度から二の足を踏むところだけど、ほぼ50mmレンズのサイズ感で中望遠、しかもF2.8まで開けられるのはこれはもうギフトだと思った。

次回かその次くらいまでに作例をいくつか撮っておきたいなと思う。




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