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Core-i5 12600kと13400k

13世代intel CPUが出揃ったっぽいが…

どうやらintelから2022年に先行発売されていたCore-i9、Core-i7に続き、いよいよCore-i5の下位モデルが発売になる模様。

ここで気になる情報が耳に入ったのだが、13世代の特徴とも言えるラプターレイクコアを使ってるのはCore-i5 13600k以上で、無印以下は12世代。アルダーレイクコアまんまなんじゃね?という噂。

調べてみると、
13600k→P6+E8(ラプターコア)
13600/13500→P6+E8(アルダーコア)
13400→P6+E4(アルダーコア)

という事らしい。

ちなみに12世代だと
12600k→P6+E4(アルダーコア)
12600以下→P6のみ

なので、Eコアのない12600無印以下は明らかに性能低下が見受けられた。

その為、昨年末に作った自作PCでは敢えて12600kfを買って組んだという経緯がある。

あれ、12600k=13400なんじゃね?疑惑

上記の情報から、13400と12600kは同じラプターコアで、かつP6+E4の計10コアCPUとなり、スレッド数も全く同じ16スレッドとなる。

つまり全く同じCPUなんじゃね?という疑問が生まれたので更に深掘りしてみると、どうも両者には動作クロックに微細な差がつけられているらしい。

しかも…

Intel Core i5 13400 対 i5 12600K: パフォーマンス比較 / https://nanoreview.net/en/cpu-compare/intel-core-i5-13400-vs-intel-core-i5-12600k

これ見ると、オーバークロック製品である12600kの方がベースクロック&ブーストクロック共に13400よりも高い設定になっており、つまり同じCore-i5でありながら、12600kは次世代の13400に勝ってしまっているという事実が判明。

えぇ…?

12600kは二世代先まで戦える性能がある超有能CPUだった

もちろん、価格という点では廉価モデルとなる13400は安い価格帯で販売されるとは思うが、ぶっちゃけ今の為替状況では12600kとあんまり変わらないのではないかと思われる。

E-Coreの有無はデカい

12世代intel勢が10nmプロセッサながら、ZEN3世代Ryzenの牙城を崩せたのは偏にE-Coreの存在に依る所が大きい。

コア数の多さはダイレクトにマルチスレッドの性能差に現れてくるため、同じ12世代でも12600と12600kの差はかなり大きいです。

これが判っているからこそ、13世代ではCore-i3まで全てのCPUにE-Coreが搭載される予定Core-i5までE-core搭載らしいですが、ラプターコアを積んだ13世代の上位モデルは性能を極限まで引き出すためにベースクロック&ブーストクロック共にかなり引き上げられており、爆熱CPUと化しているのが最大の特徴です。

ラプターレイクは13600kですら空冷での冷却は難しいレベルの爆熱らしいので、空冷で組むならやはり12600kが最適解なのは間違いないようです。

いやぁ、12600kはやっぱり超優秀CPUですね。
買ってよかったぜ。

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