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とにかく毎日続けてみよう

どんな事であっても、毎日続けて習慣化するというのは簡単ではありません。本を読む、筋トレをする、瞑想をする。仮に10分間だとしても毎日はしんどい。一体どうしてなんだろう。10分という隙間時間すら無いほどにハードなスケジュールが組まれているのか、否、そんなはずはない。いわゆる「やる気」や「気力」が湧かないのだ。ただ、世には「やる気など存在しない」という説もある。まさにコペルニクス的転回だ。
曰く、何かを成し遂げるモチベーションなるものは、その何かを行う過程で徐々に湧き起こるものであるという。つまり、やる気は後から付いてくるのだから、まずはとにかくやってみろという寸法だ。なるほど言い得て妙だ。これは僕も体感的に納得している。読書をする前は本を手に取ることすら億劫なのだが、いざ読書を始めるとページを捲る手が止まらないほどに熱中していることがよくある。
僕はここ1ヶ月弱の間、毎日noteにエッセイもどきの拙い文を書き残しています。正直、毎日何かしらテーマを決めて500〜1000文字の文章を書くというのはそれなりに大変です。楽しいから続けられているんですけどね。ただ、これを毎日投稿ではなく「質の高い文章を月イチで投稿しよう」というルールにしてしまうと、恐らく続きません。まず、月イチとはいえ質の高いものを書かなければならないという制約はかなりプレッシャーになります。また、時間と労力をかけて大作を作り上げたとしても、その経験が次の創作意欲を削ぐことになりかねません。「また次も今回と同じようなひどい思いをするのか・・・」そう思っても不思議じゃありませんよね。
そんなわけで、僕はどんなに出来の悪い文章であっても、とにかく毎日続けることに意味があると信じて投稿を続けています。読者やファンがいればまた別なのでしょうけど、僕の場合は独りよがりですから、それを逆手に取って粗製濫造し放題なのです。これはある意味特権です。名のあるライターならこんなことできません。わっはっは。
長い目で見れば、毎日続けているというのも作業の最中と言えるでしょう。だから、モチベーションがある程度は担保されているような気がします。もし、2〜3日くらい間を空けてしまうと、またフリダシに戻ってしまうんではないでしょうか。作業中ブーストを活かして、なるべく毎日続けていきたいですね。

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