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スマホの通知を切って変わったこと

ポケットの中や机の上に置いてあるスマホが気になって友人との会話に集中できなくなることをファビングといいます。それを加速されているのがプッシュ通知なのではないかと僕は考えています。スマホがブブッと振動し画面がオン、横長の通知窓が表示される。これによって報酬系の脳内物質が分泌されるのでしょう。しかも、プッシュ通知は決まった時間に届くものもあれば、不定期なものも多い。そのランダム性が僕たちをより興奮させるのだ。今か・・・今か・・・そろそろ来るか・・・・・・来た!!!この微小な快楽が1日に何度も襲いかかるのだから、そりゃあスマホ依存症にもなる。

僕はもとより通知があまり好きではない。理由は単純で、気が散るから。アニメや映画を観ている時に通知がなると興醒めだ。そもそも僕は何をする上でも自分のペースを乱されるとひどく不愉快なので、くだらない通知にいちいちイラつくのがばからしい。だから、それでもなお必要だと思う通知のみオンにしている。寝る時や映画館に行った時はナイトモードにする。

いつのことだったか、ナイトモードに切り替えてそのまま解除せずにいた。ナイトモードをオフにするのをすっかり忘れていた。けれど、まったく支障がないことに気づいた。むしろ通知が一切来ないのが快適なくらいだ。かれこれ半年は常時ナイトモードになっている。僕のスマホはもっと震えたくて震えたくてたまらないかもしれない。もうすっかり冬ですしね。最近、ありがたいことに睡眠の質がまあまあ良くなっています。以前の日記では書きませんでしたが、というより気づいていませんでしたが、もしかするとスマホの通知が鳴らないことも影響しているかもしれない。通知がいつ鳴るか分からない状態というのは、自然とドキドキする。好きな相手からのLINEを待っている時のことを想像すればよくわかるでしょう。なに、そんな甘酸っぱい思い出はない?すみません、僕は陽キャなので他の例が思いつきません。陽キャは自分のことを陽キャとは言いませんね。思えば通知ってなかなかに悪魔的な装置ですよね。頻繁にブーブーブーブー鳴って持ち主の意識を奪う。鳴るからスマホを開いて確認するし、使えば使うほど通知の量も増える。好きな子に意地悪をして自分に意識を向けさせるのと似ていますね。なに、そんなピュアな例を出されてもピンと来ない?すみません、僕が純粋すぎたみたいです。つまり何が言いたいかというと、スマホへの依存に悩みを抱えていたり、デジタルデトックスをしたいなと思ったら、まず通知を切ってみると良いんじゃないでしょうか。スマホを郵便ポストに入れるとか、そういう物理的な距離を置く方法ってハードル高いと思うんですよね。できる人しかできないやつ。でも、ナイトモードで通知を切るくらいなら結構お手軽じゃないですか。そんな感じで、今日もぐっすり眠れることを祈ってお布団へダイブです。おやすみなさい。

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