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実は行動を制限されていることに気づいているか?

美容院へ行ってきました。今回はブリーチも行ったので、施術時間は約4時間。映画が2本観れる。分かってはいたことだけど、派手髪は維持するのがそこそこダルい。美容院代はカットの5倍近くかかるし、カットのみなら2〜3ヶ月に1度の頻度で通っていましたが、いまは1.5ヶ月に一度。つまり、月あたりの美容院代はカットの5倍どころではない。しかも、カラーシャンプーという色落ちを防ぐための特殊なシャンプーや、ブリーチした髪用のトリートメントなども使っているので、髪の毛にかなりコストがかかります。加えて、髪は痛むしドライヤーの時間はかかるしで手入れも必要。そりゃあ世の中黒髪の人が多いわけだ。

ブツクサ言いましたが、それでも僕は派手髪が好きなのだ。毎日鏡で自分の髪を見るたびに「最強だな〜」と惚れ惚れできる。であれば、先に書いたようなコストなどへっちゃらさ。それくらい僕にとっては価値がある。ていうか、アニメオタクであれば1度は派手髪に憧れているだろう。なにせアニメの世界に出てくるキャラはことごとく鮮やかな髪色をしている。その世界に魅力を感じているのであれば、自分だって同じような見た目になりたいと考えて然るべき。しかし、これはある意味虚構と現実の境界を見失っているわけで、この”憧れ”に倫理の欠如が加われば、いとも容易く悲劇が起きる。京アニ放火事件とかね。かといって、アニメの世界に憧れて派手髪にしている人やコスプレイヤーを犯罪者予備軍だと非難するつもりは毛頭ない。僕だって派手髪ーズの一員だし。むしろ、それだけフィクションの世界に心酔して身を委ねられていることに誇りを感じています。

例えば「服を着たまま排尿して。今着ている服とまったく同じモノを新品で渡すから。」と言われて、すぐにできるでしょうか。これは仮の話であって「いくら同じモノを新品で渡されようと、自分で買ったこの服に愛着があるから無理だねw」という野暮なツッコミはよしてくれよ。なんなら服なんてなんでもいい。とにかく人前で、服を着た状態で排尿ができるか?という話だ。多くの人にとって、少なくともトイレで用を足すよりも抵抗があるはずだ。なぜだ?どうせすぐに着替えられるのに。何も損はしないのに。これが「良識」というやつだ。まっとうに社会生活を送っていれば、脳から「そんなことやっちゃダメだよ」という直感的な指令が下る。だから服を着たまま用を足すのは難しい。でもやってみたら背徳感と解放感があって気持ちいいだろうなあ。

いきなり下品な話をしてしまい申し訳ない。ただ、案外僕たちは良識に縛られているんだということをお伝えしたかった。なぜ奇抜な髪にしない?本当は憧れがあったはずなのに。ウィッグでもいい。自室で女装でもいい。なぜしない?「そんなの変だから」と直感的に拒否していないか?つい”しない理由”を探していないか?自己啓発セミナーではないので強く推したりはしませんが、日々に退屈しているなら、良識の殻を破ってみるのも悪くはないはずです。

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