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【オーディオ業界の闇】接点復活材 Phonon Liquid 3n NDL02

ニッチなところ狙ってくるなーと感心する商品です。

しかし、思い起こせば昔からオーディオ用途じゃなくとも、このジャンルは存在した。身近だとkure5-56とかね。(厳密には556は錆止め・潤滑油で接点復活としても使えるが、接点復活は226の仕事、らしい。)

Phonon Liquid 3nは、金属というのは人間には見えづらいくらいの細かい粗さがあって、そこを細かいナノダイヤモンド粒子が入り込むことで接点をより滑らかにして伝導効率を高めるというもの。

ふふふ。よく考えよく言いやがる。これもまた、効果はプラシーボ効果依存のオカルト商品だなー、と恐る恐る塗ってみた。

あらゆる金属部分に塗って良いそうで、オーディオケーブル、電源ケーブル、ヘッドホンケーブル、USBケーブルのあらゆるプラグにも塗りたくる。

塗ると、あら不思議。表面のザラつきがなくなり明らかに滑らかになる。
これは本商品が、謳う通りの効果の現れだろうか、、、

さて、視聴しますよと。

!!!?

明らかな音の変化を感じた。

低音は引き締まった。高音は明瞭になりアタック感増。
S/N比が明らかに向上している。

なんてことだ。たった3000円でこんな変化は、USBケーブル15000円の交換より効果あるのでは?!

あぁ。気持ち良い。

まだ塗れてないところに塗りたくろう。

定期的に塗った方が良さそうだが、減りは少なくコスパは良い。

高齢になると、耳の聴こえが高音から削られていく。なのできちんと高音が厚くなることは補聴にもなるかもしれない。音楽を長く楽しむために、セレブジジイこそお持ちの超高級オーディオ機器にこれは塗った方が良いかと。

イコライザーなどであげてしまうと、それはアーティストが意図しない変更である。0dbまでパンパンに世界観を詰めた音の世界が変形してしまう。
アーティストが本当に伝えたかった世界をクリアにして没入感を高めたければリスナー側のオーディオデータの伝送環境や電導効率を整えるしかない。

ケーブルや箇所箇所の接続ポイントの、伝送効率のup、ノイズ除去。
シンプルにやることはこの二つしかない中で、接点復活材は実に重要なファクターであったと気付かされた。

制作の目線で聴くと、コンプレッションの効きも詳しく聴き取れるようになりました。
「あー、ここを犠牲にしてこっちの音を上げて全体の音圧を稼いでいるのか。」と。
それも情報であり伝送効率を上げるということは、受け渡す情報量をたくさん渡せるわけで色々な発見があります。プロのサウンドのミスに気付けたら、きっとそれはプロよりあなたの環境が優れてるのかもしれません。(プロは聴こえたら見過ごすわけがないので、聴こえてないから見過ごしたのだろうと思うことが妥当)

接点復活材は侮るなかれ!
他の接点復活剤もあるけど、本品はコスパが優れてるのではないでしょうか?
明らかに変化が感じられるので是非試してみてください。

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