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いまさらですが、、、

以前、広沢タダシさんの作品「彗星の尾っぽにつかまって」という曲をテーマに、文章や映像などいろんな表現で作品を出しあうミューズ杯というものがnote内で開催され、私は絵を描いて参加しました。

https://note.com/stfdets/n/n92f8f93f80ff

普段絵の展示を見る時に、どういう絵なのか説明されている事があまりないように感じて、説明はせずに投稿しました。

しかし、他の方の投稿を見て、「あぁ、ここはnoteだった!文章書いた方が良かったのかな…」と、ちょっと反省したのですが、ひとまずそのままにしておきました。

最近でも、たま~に絵の投稿にアクセスがあり、嬉しいなあと思い、ここにひっそりと説明を添えたいと思います。

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ミューズ杯がはじまる前に、私は宇宙の本を一冊読み終えていました。

そこには綺麗な光を放つ写真が載っていました。星が光っているのかなと思ったら、それは星が爆発した写真でした。

星はものすごく長い年月をかけて周りの物質と反応してどんどん質量がふえて、形を保てなくなって爆発する(細かい事間違えているかもしれません、すみません)らしく、いろいろな光が混ざって見えて、星が死んだ事になるのですがとても美しく感じました。

爆発する事によって散らばった物質は、またその周りの物質と反応して新しい星になっていくそうです。

美しく光を放って死んでいった星が形をかえて新しく生まれかわるというのがとても印象に残りました。

そして、ミューズ杯が開催されることになって、「彗星の尾っぽにつかまって」の歌詞と私が本で読んだ事が重なり、「…何か描けそう!」と思い、絵でうまく表現できたら参加してみようと思いました!

絵の左上のカラフルな物体が星の爆発です。

そして、彗星は見ている人が尾っぽにつかまっているような目線で描きました。二人で掴んでいるイメージで、主に二色で表現しています。

右下には自ら光を放って美しく輝く星団と、見えにくいですが右端にブラックホールを描きました。
生きている中で、エネルギーに満ちあふれて輝くような人に出会うことがあります。"自分もそうならなくては!"と思って無理をして、精神的に疲れてしまうような事がよくありました。
人それぞれのやり方やペースがあるし、同じようにならないといけないという事はないなあと今は思います。
"あこがれに近づく為に無理をしすぎると、一歩踏み外すとブラックホールにのみ込まれてしまう"というような事を表現しました。
そういう危うい場所から離れていくように旅に出る彗星のイメージです。

右上には遠くに銀河があるように描きました。

彗星が星の爆発に巻き込まれてしまったら、そこで燃え尽きてしまうけど新しい形に生まれ変わって、巻き込まれなければもっと遠くの銀河にも行けそうな、そんな絵です。

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私は高校生まで美術部に入っていて、絵を描くことが好きでした。
でも独創的な絵が描けるわけでもなく、写実的な絵が得意というわけでもなく、仕事としてやっていくのは無理だろうなあと感じていました。

手先を動かすことが好きでひょんなことから今の業界に入って、社会人になってからずっと絵を描くことはありませんでしたが、「描けそう!」と思えたことがとても嬉しかったです。

テーマを決めて、アイデアをふくらませたらまた絵が描けるかもしれないと思えました。

そんなきっかけをいただけてとても感謝しています。ありがとうございました!

またいつか絵を描きたいと思います。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!

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