安定という幻を追いかけるのはやめよう

よく「安定した仕事に就きなさい」とか、「安定した会社に就職しなさい」と言われませんでした?
なんでしょうね。安定って。
最近友人との間では、安定=停滞もしくは安定=退化だよねという話をしてるのですが、この昭和の価値観はなる早で手放したほうがいいと思いますよ。
だって見ればわかると思いますが、安定した会社とか、安定した仕事なんてないじゃないですか。

いま業績が良くても、一年後と言わず、半年先すらわかりません。
銀行ですらこの先統合や破綻が起こり、AIに仕事を奪われていく可能性は高いし、テレビ局、広告代理店、自動車メーカー、航空会社などなどの大手企業も、来年はどうなっているかなんて、誰にもわかりません。

不安定が素晴らしいとは言いませんが、もう安定という名の幻は追いかけないほうがいいですよ。
それよりも自分を大事にして、自分がどうなりたいのか、何をやりたいのかを最優先して、世の中がどうなろうとあまり影響を受けない環境を作らないと、これから本気で地滑りが起きますから、まずは自分のことやらないとですよね。

世の中が大きく変化し始めてるのは疑いようのないことですが、最も変わらなければならないのは自分です。
周りの人を見ていても価値観が変わってきたことが明白なのに、今までと考え方もやり方も変えようとしないなら、残念ながら取り残されてしまいます。

今日は父親の葬儀で沖縄に向かう飛行機の中でこの記事を書いていますが、ネガティブな意味ではなく、いつか地球を去るかときがきます。
素晴らしい人生を生きていると見える人でも、やろうと思っていたけど結局やらなかったことを後悔するという話を聞きます。

だからね、安定した仕事や会社を勧められても、聞く耳持たなくていいし、本当にやりたい仕事、この会社でしか体験できないことを選択することです。
それが新しい地球に行くためのパスポートとなるでしょう。

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