見出し画像

苦難というのは成長を促すための出来事でしかない

ツライ時期を過ごした経験は皆さんお持ちでしょう。
でもそれが起きたのは、何か悪いことをしたからその償いとしてとか、バチが当たったみたいな考え方って深いとこに根ざしていませんか?
ハッキリ言いますけどそれはちがいますから 笑

そりゃあ長い人生のうちで苦難のループに巻き込まれたように感じる時期もあるし、また思い出したくもないような黒歴史があったり、いろんな経験があったこその今があるわけじゃないですか。
何の苦労もなく平凡な日々が20年続くのだとしたら、そっちの方が耐えられないと思いませんか?

自分の経験上でわかってきたことの一つは、順風満帆な時期には自分を知ることってないし、ましてや知ろうともしないんですよ。
もちろんそれはいいとか悪いとかいうことではなくてね。
順風満帆な時には十分にそれを受け入れ楽しみ味わうことでよくて、ただ、その時期がずっと続くのかといえばそんなことはないわけで、失意のどん底に落ちることもあるわけです。

その時は正直キツイですよ。
なんでこんな目に合わなきゃならないんだろって思うのが人間です。
そして一刻も早くそこから抜け出したいとも思う。

でもね、その時期に経験したことって、後にならなきゃわからないけれども、まさに宝物のような時間だと思うんです。
その時期に自分について深く知ろうとしたり、起きたことに対していろんな角度から検証し、何がいけなかったのか、今後どうしていけばいいのかを真剣に考えるじゃないですか。

その経験がその後の人生において役に立たないわけがありませんし、また同じようなことを経験している人に対して、アドバイスしてあげることもできます。だからツライ時期にしか習得できないことって実は多いんですよね。

友人の中にも、本来一度の人生のはずなのに、もう3周目じゃないのってくらい、数多くの苦難を乗り越えてきている人たちがいます 笑
でもやっぱりそういう人たちが語る言葉は、いい意味で重たいし説得力があります。

だからもし、今まさに苦難の中にあるという人にお伝えしたいのは、それは苦しむための苦難ではなくて、ましてや運がないからとかバチが当たったということでもなく、魂がキラキラと光を増すために用意されたことなのだと理解してほしいのです。

あとね、何一つ悩みや苦労のない人生なんてありえないじゃないですか 笑
この不自由な世界で、限界を超えて自由になることを目的として生まれてきてるんですから、不自由なことも味わっておきましょう。
もし今はわからなくても、あの経験があったから今があると腑に落ちる時が必ずやってきますよ。必ずね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?