見出し画像

XG: 革新的なストーリーテリングで世界を魅了するガールズグループ

こんにちは、Steveです。

今日は僕が年甲斐もなく、なのかこの年だからなのか行なっている推し活動に関連した記事を紹介したいと思います。ただ単にグループを紹介するだけでなく、今回はストーリーテリングマーケティングについてもお話しします。

はじめに

サムネイルにもあるように、今回はXGとそのマネージメント事務所XGALXについてお話しします。XGとの出会いは昨年の春で、YouTubeにアップされたダンス動画です。ダンス好きな仲間の間で話題になっていて、見てみたらそのスキルの高さに驚かされました。ありきたりな表現ですが、「本当にえっ、なにこの人たち?」と思いましたが、今思うとそれがすでに運営の狙いに見事にハマっていたのでしょう。笑

そこからのラップラインの4人2のラップ動画に続けてボーカルライン3人中2名のカバーなど、圧倒的な実力を見せつけ満を持してデビューで。



おそらく、来年の今頃には、こんな説明も必要ないほど世界中で人気のグループになっているでしょう。

XGのストーリーテリングマーケティング

ストーリーテリングマーケティングは、物語を用いてブランドや製品の魅力を伝えるマーケティング手法です。このアプローチでは、製品の機能や特性を直接説明するのではなく、感情に訴えかけるストーリーを通じて顧客とのつながりを深めます。物語を通して、ブランドのユニークな価値観やメッセージを伝え、消費者の記憶に残りやすくします。

XGは、この手法を鮮やかに使っている音楽業界の7人組ガールズグループです。彼女たちのストーリーは、ただのアイドルグループの成長物語とは異なり、音楽業界で目立つ存在です。

XGのメンバーは全員日本人で、韓国で厳しいトレーニングを5年間受けた後、昨年「Tippy Toes」でデビューしました。彼女たちの目指す市場は日本や韓国ではなく、グローバル市場での成功です。その戦略の一環として、全ての楽曲は英語でリリースされています。日本人のグループが韓国で活動し、全曲を英語でリリースすることは、デビュー当初は韓国でもネガティブな意見がありましたが、今ではXGの実力が認められ、そのような声は減っています。

XGのマーケティングストーリーは、従来のアイドルグループとは一線を画しています。通常、とくの昨今ではオーディションの様子を公開し、ファンにメンバーを親しんでもらい、デビューに向けての期待を高めるのが一般的です。
しかし、XGは異なりました。彼女たちはデビュー前から、YouTubeで圧倒的なパフォーマンスを展開。この戦略は、彼女たちの技術と才能を前面に押し出し、視聴者に「これがXGだ」という強烈な印象を植え付けました。

デビュー曲の「Tippy Toes」に続いてリリースされたのが「MASCARA」その後はボーカルライン3人がソロでカバー曲を披露し、ラップラインが4人順番にラップを披露する「GALZ XYPHER」をいずれもYouTubeで公開。このラップラインの動画は、アメリカや海外のラップファンや音楽ファンの目に留まり、彼らのリアクション動画を通じて海外で知られるようになりました。

その後「Shooting Star」「Left Right」をリリースし、日韓を行き来しながら厳しいトレーニング風景を描いたドキュメンタリーシリーズ「XtraXtra」をリリースしました。
このシリーズはエピソード0から8(∞)まであり、一時間を超えるエピソードもあり、見応えがあります。通常このようなドキュメンタリーは先に公開されますが、XGは人気を得てからリリースしました。結果を知っているファンでも、毎エピソードで感動したり、ワクワクしたりするなど、運営の構成力が際立っています。

XGのマーケティング戦略のもう一つの要点は、多言語に対応したコンテンツの提供です。ドキュメンタリーはもちろん、ほとんどの彼女たちのコンテンツは英語などの字幕があります。日本でほとんどプロモーションをしていないのもありますが、SNSのフォロワーの約80%を占めるのも、うなづけます。

ストーリーテリングマーケティングの魅力は、消費者がブランドや製品のストーリーに感情的に投資することです。XGは、彼女たちの才能と努力、そして成功への道のりを見事に描いています。彼女たちのストーリーは、単なる音楽グループの成功物語を超え、グローバルな影響力を持つブランドを形成しています。

11月に日本で行われた初の単独ショーケース(先行に全部外れた😞)では、2024年夏にワールドツアーを行うことが発表されました。海外のファンはすでに自国にくるかどうか、ツーアーのスケジュールを待ちどうしくしています。

XGは間違いなく世界的なアーティストへの道を歩んでいます。彼女たちのストーリーは、音楽業界におけるストーリーテリングマーケティングの可能性を示す見事な例です。

最後に

今回はストーリーテリングマーケティングよりもXGの紹介になってしまいましたが、XGが採用しているマーケティング手法はいつも感心させられます。
たのグループが真似をしようと思っても、そうそう簡単にてきる手法ではありません。準備期間、費用、才能のある人材と優雅な運営チームんが揃わないと真似できるものではありません。

皆さんも、好きなアーティストや商品のブランディングやマーケティング手法について考えてみると、色々な発見があるかもしれません。

最後に彼女たちの代名詞でもあるダンスを封印して、ボーカルスキル見せつけている新曲のMVです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます😁

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?