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実験思考

即現金化アプリ「CASH」で話題になった「光本勇介」の著書。

値段は印刷原価に相当する390円。Kindleだと0円。購入後、読者が価格設定をいくらにするかを決め、特設サイトから支払うという仕組み。

事業は実験。自分で考えた仮説を、世の中というビーカーにぶち込んでどんな化学反応が起きるのかを見たいと話す。0か100か振り切った行動でみんながびっくりするサービスを次々生み出す。

書籍を書く条件が今回の売り方。受けたサービスに対する対価を購入者が決めて支払う。例えば小説家は多くの人に小説が売れないと、印税が入らないから生活できない。となると小説家は執筆活動が出来ない。小説家が執筆しないとファンは小説が読めない。お互いにとって良くない。自分が好きな小説家に、定価以上の金額を支払いたい人は結構いると思う。少人数のコアなファンが自分で決めた価格を支払えれば、小説家はマスに向けた小説を書かなくても、少人数のファンに向けて自分の好きな文章を書けば売り上げ立、印税が増え、生活が成り立つ。

「実験思考」
ちなみに現在の支払い数と支払い総額は ↓

いくらまで売り上げが上がるのか。他の書籍や書籍以外にも今回の様な売り方が出てくるのか。


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