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外国人がみた日本語の壁 ―いいです

こんにちは、kikaです。

私は留学生として日本に来て20年が経ちますが、今でも日本語にはたくさんの壁を感じます。今回は、その中でも「いいです」という言葉についてお話したいと思います。

18年前の出来事です。私がアルバイトをしていた定食屋で、お客さんにお茶を出すように指示されました。あるお客さんに対して、「お冷お注ぎしましょうか?」と聞くと、そのお客さんは「いいです」と答えました。

皆さんはこの場合、お水を注ぎますか?それとも注がないですか?
日本語が上手ではなかった当時の私は、その言葉を肯定的な意味でとらえ、水を注ぎました。しかし、そのお客さんの表情が変わったことで、後になって「いいです」には否定的な意味もあるのだと知りました。

日本語にも、否定表現がありますが、なぜかはっきりと言わない傾向があります。しかし、外国人にとっては、ニュアンスをつかむのは難しいので、時には明確な言葉ではっきりと伝える必要があります。

また、外国人と話す時は相手の日本語のレベルに合わせて話し方を変えることも必要です。日本人同士のコミュニケーションでは通じる表現でも、外国人にはわかりづらい場合があります。

日本語は、簡単な表現でも意味が複雑になることがあります。この簡単な表現が外国人にとってはかなり難しいです。今回は「いいです」を記事で紹介しましたが、これ以外にもたくさんあります。例えば「大丈夫です、すみません」など等です。これから、エピソード交えて楽しい動画をkika&muraで配信していこうと思っています。

ぜひ、見に来て下さい。
https://youtu.be/nV2BeIrdorc

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