人生の転機とはどのような経過をたどるのか?
おはようございます
週の真ん中水曜日の朝です
昨日は朝一から千葉県某所にて打合せ
続いて千葉市内の官公庁にて証明書類受理
続いてクライアント先を2件廻って
証明書類のお届けと打合せなど
昨日の官公庁での待ち時間になぜか目に入った
以前ちょっとだけ勉強した心理学系の話題
米国の心理学者で人材系コンサルタントである
ブリッジス氏は、人がものごとを大きく
変化する時期をどう乗り越えるかを研究
その成果を「トランジション理論」と呼びます
トランジション(transition)とは
「過渡期」「転機」「節目」などの意ある段階から
次の段階への移行期をあらわします
ブリッジスはそうした移行期は年齢に関係なく
だれもが直面するものであるとしていて
その過程は次の3段階があると述べています
第1段階……何かが終わる時
第2段階……ニュートラルゾーン
第3段階……何かが始まる時
第1段階は「何かが終わる時」で
それまでずっと慣れ親しんでいたことが
上手くいかなくなって、人間関係や職場での役割や
環境などそういった何かが「終了」します
第2段階は「ニュートラルゾーン」と言われ、
第一段階からの虚無感が続き、宙ぶらりんの
苦しい時期となりますが、ここが実は今後の
内的な方向性づけをするための
トランジションにおける最も重要な時期
とされていますがこの「ニュートラルゾーン」を
乗り切る対応としては以下の6つが示されています
①1人になれる特定の時間と場所を確保する
②ニュートラルゾーンの体験の記録をつける
③自叙伝を書くためにひと休みする
④この機会に本当にやりたいことを見いだす
⑤もし今死んだら心残りは何かを考える
⑥数日間あなたなりの通過儀礼を体験する
あいまいで宙ぶらりんな時期に、自分は何を手放し
この状況から自分は何をしたいと思うのかを
逃げずに自分自身と徹底的に向き合うことの
重要性を説いているというわけです
そして第三段階で、物事の「始まり」を迎えますが
「始まりは終わりと比較してあまり印象に残らない形で生じる」
としていることで気が付いたら新しいものに
導かれていて振り返って
「ああ、あれが始まりだったんだ」
と後から分かるような感じなんだとか
実際には明確にこの3段階を意識して行動することは
その時点で認識することはないのかもしれませんが
人生において同じような失敗を繰り返す
または何かしようとしてもいつも上手くいかない
何の変わり映えのしない毎日がただ続いている
と感じている方はこのような移行段階を経ておらず
根本的な問題を終わらせないまま
次の段階に行こうしているからかもしれません
ポイントは新しい何かを手に入れるためには
いまある何かを手放す第一段階を経ることで
何を手放すのか、何から離れるのかということ
ブリッジスはそれを理論として示したわけです
まずは何もしていなかった時間を手放して
新しい行動をルーティーン化してみようか
ということで
今日も一日頑張っていきましょう!
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