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誰が馬に念仏を唱えようとしたのか?

おはようございます
週の後半戦の木曜日の朝です

昨日のニュースといえば
ゼレンスキー大統領の国会での演説
中継で拝見したんですが約12分間
内容については色々とあるよいですが
Twitterのトレンドに出ているのは
スタンディングオベーションのワード
一日も早い平和的解決を願います

さて今回はことわざにまつわる
どうでもいい話題について(笑)

馬の耳に念仏」という言葉があります

馬を相手にありがたい念仏をいくら唱えても
むだであるということから
いくらよいことを言い聞かせても
まるで理解できなかったり
まともに耳をかたむける気がなく
何の効果もないことのたとえですが

ここでいう「馬」は、もちろん比喩
批評の対象となるのは聞く耳をもたない人間

本人に聞く気がなければ馬と同じことで
いくら道理を説いてもむだなこと

牛に経文」、「犬に論語」、「猫に経
動物とありがたい教えを組み合わせた類例が
数多くあることから「馬」であることに
特に意味があるという訳ではないんですね

馬に関して言えは古くは「馬に念仏」と
いわれていたものが江戸中期くらいに
当時よく知られていた「馬の耳に風」という
「馬耳東風」の元になる言葉と一体化して
日本独自の印象的な表現となって
次第に広まったものと推定されるようです

海外で似たような言葉としては

〔英語〕
There's none so deaf as those who will not hear.(聞こうとしない者ほど聞こえぬ者はない)

〔中国〕対牛弾琴(牛に向かって琴をひく)

〔朝鮮〕쇠귀에 경읽기(牛に読経)

が使われているようです

急に寒い日が続きましたが
体調には気をつけていきましょう

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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