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市内での移動練習をしました

今回は認知症当事者の方と一緒に、鉄道とバスを乗り継いで、移動する練習をしました。
認知症と診断されてから、ご家族に送迎してもらうことが多くなり、公共交通機関の利用は久しぶりです。

元々利用していた駅までの移動や、電車の乗り降りはスムーズです。
階段の下りが苦手なことや、エスカレーターは使用しづらいことも、ご自身が一番わかっています。
道のりよりも、運賃を出すときに財布やカバンが使いづらいことに気が付きました。
使いやすい財布やカバンを選ぶ必要があります。
これから何が使いやすいか、一緒に色々試していきましょう。
駅員さんや地域の方にも協力してもらいながら、鉄道やバスの利用ができるようにしていきたいです。
認知症になっても、行きたいところに自分で移動できる、それが当たり前にできる環境を整えていきたいです。

認知症と診断されてから、急に色々なことができなくなるわけではありません。
本人は変わらないのに、周りが心配して先回りしてしまいます。
”できることは自分で、できないことは一緒に”、いろいろな活動をしていきたいですね。

道中は過去に行った旅行の話などで盛り上がり、とても楽しかったです。
また次回も楽しみにしています。

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