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ブルーアーカイブ あまねく奇跡の始発点編を終えて


※この記事はブルーアーカイブのメインストーリー「あまねく奇跡の始発点編および解放条件となるメインストーリーVol.1~4」の内容を含みます。


記事の趣旨

 ブルアカ最終編を読み終えてから1か月たってようやく冷静に語れる気がして書いた、主に心の整理の為に書いたブルーアーカイブに脳を焼き切られた人間の駄文です。本来は当時に公開するつもりが各章の感想で2章までで力尽きたので塩漬けになったマジで中途半端なやつ。続きは……気が向いたときにでも書いてみようか……
 時間をおいて多少は頭の整理がついたり、他の人の栄養含有電子情報(感想、考察ツイート等を指す)を摂取して新たな解釈、情報が生まれたりしたので書き所かと思いました。あとは2年間の個人的なまとめとして。

全体としての感想

 とにかく2年間この作品を追ってきてよかった、と思えるものを体験させてくれてありがとう、ブルーアーカイブ。いやマジで。
 ちなみにストーリーが一区切りつくたびに、なんならイベントでも同じようなこと言ってますが……でも今回はバカデカ感謝の念があまりにバカデカだった……リリース前は「おぁなんかすげえイイビジュに音楽じゃん!やったろ!」くらいのノリで始めたのにここまで狂わされる作品になるとは思わなかったです。
 なんでそんなに狂ってるのかといわれると多少誇張ではあるけれども本当に個人的に思っている「オタクが好きな奴」をマジですべてやってくれたからなんですよね。

https://youtu.be/mV2Qx3bRRCk

 ↑オタクが好きな奴の一例?
 このオタクの好きな奴ってなんとなく各々頭の中にあると思うしちょっとずつ違ったりするでしょうが、事実インターネット上でのミームとしても存在していてその話題の度に「じゃあ具体的な作品でやったのってどれだっけ?」ってなんとなく思い返すんですけどこれが思った以上にパッと出てこない。全く出てこないわけでもないし、ひょっとしたら記憶力のなさによるものかもしれないんですが、ちょいちょい「いやでも本当にこんな展開の作品あったっけ?存在しない記憶参照してない?」と割と思ってるんですよね。多分これ自分だけじゃない気はします。例えば「物語のはじまりの地に終盤の困難を打開するものがあった」とか「場違いなコメディリリーフ役が決戦の地に居てなんやかんやで活躍する」とか「敵対していたはずの組織と手を一時的に組む」とか「昼行燈キャラが実は重い過去を持つ強キャラだった」とか、……割と思い出しやすい例しか出ませんでしたがつまりは「今まで体験してきた作品によって形成されたありそうな展開の概念」です。で、ちょっと話がそれかけましたがこのオタクシミュラークル(シミュラークルとは複製としてのみ存在し、実体をもたない記号のこと、つまりはツンデレキャラと言われて思いつくイメージのようなもの、もしかしたら違うかも?)とでも言うべきものをブルアカがかなり盛り込んでくれたんですよね。だからこのオタクシミュラークルを参照する際のまさにアーカイブになってくれたわけです。オタク百科事典。
 我ながら勝手なキモチワルイ解釈にはなるんですがブルアカはブルアカをやってきた2年間のみならず、それよりも前のオタク体験を肯定してくれたような、君が体験してきたものは無駄なものではないし、こんな素晴らしいものになるし、いいよねそういうの……俺たちも分かるよ!というメッセージを伝えてくれたような気がするんですよね。気持ち悪いですね。でもマジでそう思っちゃったから仕方ないです。だってこうだったらいいな!が実際にお出しされまくっちゃったんですもの。
 とはいえ何も根拠なくこんなことを思ったわけではなく、きっかけとしては連邦生徒会長の「どうかこの絆を、私たちとの思い出……過ごしてきたそのすべての日々を……どうか……覚えていてください。大切なものは決して消えることはありません。大丈夫です。」というセリフ。この言葉は公式からブルアカのことを、生徒たちのことをずっと覚えていてほしいという願いであると同時に、アニメ、ゲーム、漫画、小説などのオタク体験も大切なものであって、記憶の中で消えることなく存在し続ける大切なものであるという励ましの言葉にも聞こえたんですよね(強めの幻聴)。

アプリゲームをやっていてこんなに心強い言葉があるだろうか

 というのもオタクは心のどこかでサブカル的な作品を楽しんでいて大切にしてる一方で、世間(実体のない、自身が生み出しただけの幻ではあるが)にとっては多分無駄なものと思われているんだろうな、というある種の罪悪感のような虚無感(Vanitas)のようなものがあると思うんです。少なくとも私個人としては実は少なからずそう思っていました。だから肯定してくれているように感じたのかもしれないですね。そう考えるとヒフミのモモフレファンというのもこういったメッセージと捉えられる気が……
 グダグダと語りましたがつまりはブルアカくんさぁ!オタクを喜ばせるの上手すぎ!ということです。
 ただそのありそうな展開をなんとなくつなぎ合わせるだけではかなりチープな作品になってしまうはずなのですが、そう思わされなかったのはisakusanといったライターをはじめとしたすべての制作陣の素晴らしい手腕でしかないでしょう。テキストのみならず、立ち絵とそのモーション、SE、BGM、テキスト送りのタイミング等々すべてが欠かせないレベルであったと思います。ちなみにそういうことなので個人的にストーリーを読むときはAUTOを推奨しますね。もしBGMを切って読もうものなら半分以上の体験を溝に捨ててると言っても過言ではないです。全てがあって初めて「ブルアカのストーリーはいい」といえるわけですね。まぁこのブルアカのストーリーはいいぞという文言は個人的には良さを表すには少しだけ足りない表現だなと思いますがそれに関しては後述。
 あとはゲーム外の動きも非常に良かったですね。4thPVしかり秋葉原での初のリアルイベントで行われた配信で最終編の公開予告と即日公開とか。あれ未だに集団幻覚な気がしてる。おかしいだろ即日公開で2日後くらいに2章公開とか幻覚でなかったら何なんだ。
 とにかくブルアカをやってるオタクを喜ばせたいという気概しか感じなくてそれが本当に嬉しかったですね。

ブルーアーカイブの面白さ

 最近嬉しいことにブルーアーカイブのストーリーは面白いぞ!という話題をネットで見かけるようになってきました。
 たしかにそう思うし分かりやすく布教しやすい文句だなと思うんですがこの「ブルアカのストーリーは面白い」というのは当たってると同時に面白さのすべてを言い表せてるわけではないです。
 個人的には「ブルーアーカイブはアプリゲームという媒体を活かした最高のゲーム体験をさせてくれる」というのが正しいと思います。これは多分この記事を読んでいる人はすでに体験済みなので理解できていると思いますが。
 詳しく言い出したらキリがないし、多すぎて忘れてる部分もあるけど正直アニメでもCSゲームでもフリーゲームでもなくましてや配信動画でもない(否定するつもりではないです!)アプリゲームで、尚且つそれを日々コツコツとプレイしたからこそ得られる体験と感情が詰まってるんですよね!その最たる例が大人のカード
 メタ的な演出でありこれほど媒体を活かした演出はそうそうないと思います。まぁアプリゲームをめっちゃやってきたわけではないのであるのかもしれないですが。
 今回で言えばストーリー進行に合わせたイベントの開催もそう。どうやら前例はあるようですが個人的に触れたのは初めてです。あとは……いや多すぎてどれから……
 戦闘システムを活かしきった演出!これは外せないですね。虚妄のサンクトゥムの時のカイテンジャーとかもめちゃくちゃよかった。何が良かったってあんなの出されるとはたぶん誰一人予想出来てなかったですよ。PVでペロロVSカイテンジャーのスチルが出てたのにもかかわらず!本当に予想を裏切るのがうまい。これはただの偶然でしょうがあの決戦解放されたのがニチアサで某回転寿司が話題になって助けよう!という動きもあった時なのがもう奇跡的過ぎました。そういえば戦闘の演出はどんどん進化してきましたね、エデン条約から飛躍的に。だからこそ意外性が生まれてゲーム体験になり得た気がします。初期はストーリーの戦闘いらない!自分の生徒を任務と同じように使わせろ!とか言われることもありましたからね。特に自分の生徒を任務と同じように使わせろ!と言っていた人はストーリーでのヒエロニムス戦でぶっ刺さったことでしょう。

あまねく奇跡の始発点の正体とその源

 あまねく奇跡の始発点が具体的になんなのか明言は作中ではされませんでしたが個人的な解釈としては「信じること」だったんじゃないかなと。
 「信じることで奇跡が起こる
 文章にするとなんともすげー安易な言葉で使い古されたような表現ですね。ただ作中でもそう言えるほどの積み重ねと、多少示唆的ではあるけれど根拠もあるから説得力のある言葉になると思います。対策委員会が先生を信じたからホシノは救われたし、先生がゲーム開発部のことを信じていたからアリスはアリスとして戻ってこれたし、エデン条約で正実とか風紀委員会とかが信じあったから危機を免れたし、先生がアリウスとミカを信じたから誰も死ななかったし、先生がSRTを信じたからシャーレを奪還することができたし……と先生と生徒あるいは生徒同士が信じたから絶望的な局面を覆す数々の奇跡が起きたという積み重ねがまず一つの根拠ですね。
 あともう一つの根拠、これは個人の解釈も混じるんですが結構作中で信じるということ、をメインテーマに据えてる気がするんですよねそれが根拠です。なんとなくというのもありますが一番わかりやすいものとしてはエデン条約編でしょう。この文章をネタバレ気にせず読めるならばエデン条約の内容、そのメッセージははもうご存知かと思います。そう「”水着じゃなくて下着だと思えば、それは下着だから”」ですね。信じなければ何もはじまらないし、たとえ証明できない他者の心の内は証明する必要はなく、信じ合うことでその証明をパスすることができる。これはさすがに信じる事がメインテーマといっても過言ではないでしょう。他にも根拠はあります。それはこのシーン。

 これは「信じることで奇跡が起きた」という文脈だと解釈しました。まぁぶっちゃけこのシーンがすべてといいますか信じることで奇跡が起こるという結論が頭に浮かんだシーンなんですよね。
 しかしそれだけではありません。信じるといってもなんでもかんでも信じていればいいのかといわれるとそうではありませんし作中何回も出てきた薄汚ねえ大人に騙されたりするわけです。信じるだけの理由が必要です。それが奇跡の始発点である信じることの根源。ではその根源は何かと言うと「日常」でしょう。生徒との日常を通じて思い出を残し、絆が深まり信じるに値する存在にお互いになる。当たり前と言えば当たり前のような話ですが。だからこそ前述の通り連邦生徒会長は生徒たちとの思い出を覚えてほしいと言ったのだろうし何よりも一番強い根拠があります。それは公式にしっかり明記されている文言です、今一度この物語が何の物語なのかを思い出してみましょう。
 「何気ない日常で、ほんの少しの奇跡を見つける物語」

蛇足 先生と制作側の軌跡と奇跡


 ここからは蛇足ですがこれは制作陣と先生の関係でも重なって見える部分があって余計に強く思ってしまったんですよね。
 ブルーアーカイブはサービス開始当時は決していい滑り出しとは言えませんでした。不具合の数々、仕様としての欠陥、DDoS攻撃……様々なトラブルがありました。まぁ自分は石が一杯貰えるぜ!くらいにしか思っていませんでしたが……
 それで離れてしまったプレイヤーも居たり、話題性が失われたり、正直私自身も最初は「これは半年持つんだろうか……」と思ったりしました。それこそ前述の通りはじめはデザインの良さと曲の良さで始めただけだったのでストーリーも読まずにとにかく任務だけ進めていて、それこそアル社長はただのドSキャラだと思っていましたからね。あそこでストーリーがなにやら面白いらしいという風のうわさを聞いてストーリーを読んでなかったらやめていたことでしょう。
 でも対策委員会編を読んで、ホシノが退部届を出して1章が終わってホシノの盾が砂漠の中に落ちているだけのスチルが公式Twitterで出されてそのまま1週間放置されて情緒ぶっ壊されて、


シナリオの方向性も分からない状態で1週間この情報だけ与えられて放置されたら頭おかしなりますよ

2章実装されてホシノにおかえりと言った後はもう少しこの作品を信じようと、多分この作品は何かをやってくれると思いましたね。
 そのあともエデン条約が合宿編スタート前で数か月(5か月くらい?)放置されてちょっとうろ覚えですがネットでも実は密かに「サ終じゃね?」みたいな噂が流れ始めたりしてた記憶があります。
 それでも話題になりにくいUIの改修や細かな不具合の修正、その前に実装されたパヴァーヌ編の質の良さ、とそれこそ日々の積み重ねがあり「ここはきっと信じられる」と運営・開発を信じて待っていられました。正直かなりやきもきされましたが。
 製作側の思いを証明することはやはり難しいですが、信じることができる根拠はあります。先の通りの日々の積み重ねや、1周年記念配信で代表としてメッセージを伝えていただいた加藤さんの言葉の節々から感じられた世界観を誰よりも大事にしていること、最近公表されたリーク情報に対する対応のコメント。

たとえこれがプロモーションの一環だったとしても信じられるなと感じられたわけです。
 そうして日々を積み重ねて先生と制作陣が己(たがい)を信じてきたからこの2年間の集大成である最終編という奇跡を見られたんだと、そう感じずにはいられません。

最終編の振り返り

 色々語りたいのですが色々ありすぎて逆にどこから語ればいいんだ……
 というかまずアプリゲームで物語がとりあえず一区切りついてエンディング流れる事ってあるんだ!ってびっくりしましたね
 正直配信で最終編の予告された時はマジで困惑してましたね。え?終わる?え?いやさすがにないだろうけども最終……え?終わるん?高校の3年に合わせて畳に行ってる?いや無いだろうけどもしそうなったらある種美しいし、この作品ならやりかねない演出じゃない?いや終わらんだろうけど……とめちゃくちゃ動揺してましたね。配信当日に公開という情報も合わさって「このゲームなんも分からん!」になってました。
 全体の話としては「なんかやべー世界の危機をクソ頑張ってほぼほぼ大団円!やったー!」なんですよね。いやそんな雑に語れるものではないんですが大筋としてはこう。なのになぜこうも情緒ぶっ壊しまくられたのか……今後あらゆる作品の基準が壊れちまうよ……
 PV含め冒頭からヤバそうな雰囲気は出てたんですがここはエデン条約ですでに「安易なバッドエンドにはさせないしカタルシスを伴うハッピーエンドにするぜ!」という作品の方向性が証明されてたのでちょうどいい塩梅だった。正直バッドエンドって印象的な物語にするには手抜きの手法だと感じてしまうんですよね。それはそれで好きですが……困難を乗り越えてさらにハッピーエンドにまでもっていってさらに印象に残るようにするのって作中の人物含め大変なことだと思うんですよね。だからヒフミと同じようにハッピーエンドが好きです。まぁだから途中で曇らせを一つまみ……(巨人の手)されたんですが。
 あとは演出が本当にすごかった。語彙が足りない。まずそもそも最終編の解放の仕方がエロゲのグランドルートのそれやんけ!!!となりましたね。他にもこういう感じのゲームあるんですかね。とはいえテキストベースで進むアプリゲームは確かに似てる部分はあるんでしょうがね!エロゲじゃん!平成のオタクを蘇らせるな!ありがとう!
 で、正直適当にこの記事を書いているのですが、やっぱりあまりに色々ありすぎてどう語ればいいのか分からんので長くなるの覚悟で章ごとに振り返ってみることにします。

1章:シャーレ奪還作戦

 のっけから不穏なはじまりでした。我らがアイドル黒服がボロボロにされた姿、これまでの物語を忘れろというフランシスのセリフ。この時点であ、マジでこれまでとは何か違うんだなという予感をさせられ、この演出。


マジで劇場版と言わんばかりの演出でビビりましたね。さらに追い打ちをかけるように出てくる二話タイトル「破局」。ブルアカは次話の予告の出し方でさえ緻密に考えられているように思えます。
 で、時間軸はセイアがクズノハに邂逅したシーンに戻り(ここのシーン回想されがちな気がする)回想形式でそれとなく色彩というモノの性質とキヴォトスの生徒の「本質」というものの設定の若干の開示。これでもすべてが開示され切ってないんだもんなぁ……多分某作家の異次元の色彩なんだろうなとはこの時点で考えていたのですが、後々出てくる色彩の演出(色彩そのものの姿?)を考えると実は違うものの可能性もありますね。色々情報漁っててなるほど確かにと思ったんですが、色彩の姿は人の目の虹彩に見えるんですよね。それもなんとなく見える、じゃなく割とはっきりと。個人的に異形のモノというのは人のパーツがあってはならないという主義なので本当に目であるとすれば思ったより人間的な存在なのかもしれないですね。もしかしたらメタ的にブルアカを見ているものの目とか。まぁ現時点でも断定するには判断材料が少ないですね。
 話が少しそれましたがそのあとに出てくる我らがアイドルチームにして我らのアイドルチーム(一名を除いて)、ゲマトリアの定例会議。オタクはこういう悪役の会議シーンが好きなんだから!そして名もなき神、無名の司祭、忘れられた神々等々の説明。ここは結構設定を開示してくれた感じがありますがいかんせん難しい!
 ちょっと感想ついでに整理しつつ多少の考察をしておきます。
 まず名もなき神というのは大地、海原、天災といったものに対する「神秘」や「恐怖」自然現象をかたどった姿で「顕現」する、と。これは日本の八百万の神のような宗教観に近いような気がします。後々登場した無名の司祭はそんな名もなき神を崇拝するキヴォトス以前に存在していた世界の主だった。つまり無名の司祭は自然には神が宿っていると考え、崇拝していたような人々、昔の日本人のような感じなんでしょうか?まぁこういった信仰日本に限らないとは思いますが……あとこの話から察するにキヴォトス、というのは前の世界を上書きした新たな世界ともいえるのでしょうかね?そしてその手段はおそらくサンクトゥムタワーの設立か……ただ黒服の話を真に受けるとその自然派?な無名の司祭がおもっくそ科学技術でキヴォトスに対抗しようとしていたという感じのようです。また、その技術というのはロイヤルブラッドを保護する技術、例の巡航ミサイルなどで、どうやらそれらは現在のキヴォトス基準では既存技術を凌駕する超科学であると。ひょっとしたらキヴォトス人が銃火器にやたら耐性があるのはその時の対抗手段としてかあるいは名残とも考えられますね。あと生徒が神話や悪魔といった人々が想像し創造した具体的な名のある存在をモチーフになっているところは確かに無名の司祭にとっては認めがたいものに感じる気がしますね。つまり構図としては自然崇拝(固有名詞なし?)vs神話(固有名詞あり)といったところでしょうか、あまり宗教といった類は得意ではないので違ってるかもしれませんがなんとなく言いたいことが伝わりますでしょうか?
まとめると

名もなき神は自然そのもの、あるいはそれに対しする神秘と恐怖
無名の司祭はその名もなき神を信仰し、キヴォトスの科学技術を超える技術を持つ
無名の司祭はキヴォトス以前の世界の主で、おそらくキヴォトスと敵対していた
 
 そして箱舟についてもここで明らかになります。ここはかなり読者に対して分かりやすく説明されていますね。箱舟というのは我々としても物体だと思っていたのでそれが現象であるというのは驚きでした。後のアリスのアレを考えるとまあ確かに、とはなりますが。そして箱舟はすべての神秘を併せ持つ抽象的な概念らしいです、よく分からん!しかも黒服に論点がずれるといって話切られちゃうし!会議を管理出来てえらい!で、どうやらメインストーリー等で起きた、ホシノの救出、ベアトリーチェのアリウス自治区の喪失、デカグラマトン(例の自販機)の死、パヴァーヌ編で起こった箱舟現象、これらはゲマトリア’sにとっては計画にないことで本来なら未来永劫訪れることがなかったこと、らしいです。色彩がキヴォトスを見つけることも。
 とはいえゲマトリアこいつら分かった風を出してるけど、箱舟の話からしてすべてを把握してるわけではなさそうなのですべてがすべて彼らの言うとおりのものではないんでしょうね!あとベアトリーチェはここで退場、グッバイ。最終編の結末からしてもほんとに舞台装置になり下がってますね。まぁ彼女が呼んだことでおそらく別時間軸のクロコの救済につながったわけですが。ここで驚くべきはベアトリーチェの消滅ではなく、黒服たちは色彩に対する対抗手段を有していたことでしょう。

 そしておそらく連邦生徒会長がリンちゃん呼びをしていたことが明らかに。あの謎空間あるいは夢で出会う彼女とはまた話し方が違う印象を受けますが結局最終編を迎えてもよく分からなかったですね。

 そしてアオイの登場。いや誰!!!!???となるのはもはやこの作品では日常茶飯事なので慣れたものですがやはり驚きますね。リンちゃんのことクッソ不審に考えていたみたいですがこの状況では仕方なかったですね。シラトリ区復興イベント的にある程度関係が解消されてると信じたいのですが。
 この後各学園に対して非常対策委員会への参加を呼び掛けるわけですが……エデン条約を経ても生徒同士では正直話はまとまらないだろうなぁという気しかしなかったですね。
 で、なんやかんやでカヤが裏切られて先生は誘拐、連邦生徒会も制圧まで秒読みになって場面はアビドス高校へ。ここもまぁまぁ衝撃的な話がさらっと展開されるんだから狂う。

 早く過去を具体的に詳細まで語ってくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最終編終わっとんのやぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 とはいえ対策委員会編は忘れてる方も多いと思いますが2章最後にto be  continued in chapter 3と出てるので普通にそこで語られるかもしれないですがね。まぁ語られない可能性も5分であるどころか永久に匂わせで終わる可能性もなくもないのがこの作品の恐ろしい所。
 それだけではなくまさかのシロコ記憶喪失の開示。

 これは本当に予想出来てなかったので「ゑ……?」と声がまろび出ましたね。でも結局なんで記憶がないのか分からなかったような……もうそんなんばっか!この作品!好きだからいいけど!
 で、ここからは話がタイトル通りシャーレ奪還に向かうわけですが……

 良すぎーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 面が良すぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ありがとうねボロボロになってくれて!!!!!!!!!!!!!!!!!
 まぁ大半の人が狂っただろうからもはや正常な反応ですけどもね、いいですよねカンナ……もともと好きな生徒の一人(全員好きですが)だったので狂い散らかしましたね。
 正直これまでにないくらい絶望的な状況なのですがカンナのおかげで本当にここから逆転が始まるからマジでGJですよねここ。もうちょっと自分を褒めてもいいんだよ、とは思うけど自分を褒めるの難しい人は本当に難しいよね。それはともかく先生が行動不能になると本当に一気に滅びかけそうになるなこの世界。
 あとはここね。

 ここのダイナミックエントリーマジで好き(n回目)
 スチルをパッと出して元の画面に戻るのが本当に一瞬の出来事だったのを体感させてくる地味にいい演出だった。ブルアカは前述の通りテキスト自体の面白さというよりは使える演出まるごとで殴ってくれるのがいいんですよね。それにしてもこいつらマジでなんも自体把握してないのにちょっと連絡しただけで来てくれるとか先生のこと好きすぎる……キスするぞ……
 ちなみにミヤコの装備が地味に好き。
 正直カルバノグ編はおそらくまだ途中とはいえ大きな騒動らしい騒動は起こってなかったけどあそこでかかわって信頼を得られてなかったらゲームオーバーなんだからすべてが無駄じゃなかったことを感じられて良いですよね。最終編はそれが無限回繰り返されるわけですが。

 あとクラフトが設定でもクソ大事なのには予想外(n敗目)。結局これも正体が何なのか分からなかったし。ただ原理としてアトラハシースとか並行世界の話があることからもしかしたら別次元から持ってきてるという推論はあるかもしれませんね。というかどうやって認証回避したのかもよく分かってないじゃん!!
 そんなこんなでSRTと生活安全局の2人が協力するわけですが。

  こういうメタっぽいネタをくどくない程度に挟んでくるのも好きですね。あんまやりすぎるとくどすぎるので本当に個人的にはいい塩梅。しかもこの時期のユーザーにしかわからないっぽいのがねいい感じに嬉しくさせてくれますよね。将来的にはヴァルキューレの生徒が増えて通じなくなったりするんでしょうか?もしかしたらそんな増えなくてずっと通じるネタにもなる可能性もなくはないかも?
 というかこの後の戦闘は無限に出てくるヴァルキューレモブが画面に所狭しと出てくるというアチアチ展開で非常に興奮しておりました。

 エデン条約編で一度やってるネタなんですが多分あの時より人数が多くなってるあたり同じネタでもくどくならないように工夫がなされてる気がしますね。ちなみにヴァルキューレのモブが一番好きかもしれないです。

 というか公安局の生徒カンナ信頼してるの良が過ぎますよね。

これはソラちゃん、こんな状況でもカワイイネ

 それで場面は再び先生ファンクラブ会議に戻るわけですが今見返しても分からないことが多い。まず1期とかなんやねんって話ですこちとらオタク、アニメの1期2期の話としか解釈できないぞ。パルーシアとかまた知らん単語出てくるし。おそらくなんらかの神話の単語なんでしょうがあまり造詣が深くないので初めて見る言葉でした。ブルアカはモチーフは聖書や神話から引用しているけどあくまでモチーフでしかない、と公式のインタビューであったはずなので知らなくとも理解できるはずだろうしなんなら考察するときのノイズなるまであるのでそこまで深く調べる気はないですが気になると言えば気になる。
 そして初めてストーリー上でマップ画面が出ましたね。

さんざん知育パズルやめろと言われてきましたがこの演出はストーリー上の戦闘の進行を可視化してかつテキストで演出し続けることをうまいこと避けているいい発想でしたね。文章で戦闘を長々と演出するのはしんどいし読んでる側も書き方によっては退屈になってしまいますからね……うまいことやったと思います。というかストーリー上での戦闘演出がどんどんうまくなってきてますよね。最初ストーリーの戦闘いらんとか言われてたのがウソのよう。
 テキストのみだとかなりあっさりと奪還してますからね。SRT強すぎ祭り。

ただただ天才

 ようやくシャーレ奪還……かと思いきや元ゴルコンダことフランシスの登場。お前顔怖すぎるんだよ。

 それで最終編の最初のテキストがここであることが判明するわけですが、最初は黒服のセリフだとばかり思ってましたね。ここは正直すごく不安でありワクワクしました。マジで今までとは次元の違う話が展開される予感がビンビンだったのでね、まぁ次元は違ったわけですが別の意味で。そしてそれとなく先生という者の存在、その絶対性の理由がそれとなく開示されると。

 学園と青春の物語であり、先生は先生であるが故に絶対的だった。早い話が主人公補正と言う奴でしょうか。主人公が死んだりする話はなくはないですがね。故ベアトリーチェも「物語の作法が云々」と言ってたことからキヴォトスは言語化が難しいですが物語として存在している世界なんでしょうか。だからやたらと結末は変えられない的な話が出てくるというか……難しいですね……
 ともかく学園と青春の物語が終われば先生は主人公補正が奪われるのでもうあきらめろと、そうフランシスは言うわけですが。
 

 物語の主人公かどうかなんか関係なく、乗り越えていくだけだと先生は言うわけですね。多分これは先生の精神性から出てきた言葉であって特に何も考えてないんでしょうが、さすがに先生のファンいえど物語のジャンル変わっちゃあ先生も無理かな~……的なスタンスだっただろうにそんなことを言われちゃあフランシスとしては

もうたまらんわけですよ!ここReAoharuが流れてるんですけどこれ流してるの、フランシスです。間違いない。しかもここでフランシスが先生を先生でなく物語の主人公と認めたから主人公補正が戻った可能性があったわけでこいつ無自覚にクソデカバフを先生に与えた可能性があるんですよね。お前も先生のこと好きすぎんか??キスするぞ……?顔どこ?
 それにしてもReAoharuの使い方が上手すぎる。この後何度も使われるけど全然くどくない。

 フランシスのこのセリフも相まって絶望すらも振り切る感じが本当に良かったです……

 あと読んでてなんとなく思ったんですけど、ここのアロナが出てきて生徒たちがフランシスに対して何かを言ってるシーンがないあたり現実には表れていなくて先生の夢というか白昼夢というか脳内に出てきてたんでしょうか。出てくるとき何回か暗転挟んでたのでそんな気がするんですが……というか未だに総力戦とかで出てくるこいつらの扱い不明ですからね?最終編終わったんですよ?どうなってるんですか?

 あとここの「みんな」に連絡とるところはマーージでグッときましたね。連絡とっただけなのにこの希望しかない感じはこれまでの積み重ねのおかげでしょうか。

ここの構え方好き

 そういえば黒服がなんやかんや結構好きなんですけどボロボロにされてもかっこいいの何なのこいつ。
 1章だけでめっちゃ長くなっちゃった……

2章:虚妄のサンクトゥム攻略戦

 で、2章なんですけど1章でキメて終わったので割と最初はまぁまぁ「みんなで頑張ってあのへんなのへし折るぞ!」というノリで各地の状況説明といったところ。と思いきや黒服ですよ。

ボロボロになってもなおカッコイイのずる過ぎ


 まさかの……というほどでもないけれどもゲマトリア壊滅(壊滅してない)。対策委員会編のころははこいつらが敵対組織なんだろうな、と思ってたのですがここまでくると単純な敵対組織ではないなという感じになってきますね。いやちょっとだけ親近感を感じるというか人間味を感じるというか。
 色彩に関しては意思とかないぞ、と思ってたけど今回は計画性を感じるので勘違いだったか的な話がされるわけですが今にして思えば勘違いではなかったですね。色彩に本当に意思がある可能性もありますが、結局プレナパテスとなった先生の思惑とシロコ*テラーの本能による事件だったわけですからね。
 そんなことよりこれですよ。

良過ぎ


 ホシノ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
 狂うて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!こんなの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 ええ……?切れたナイフ時代と今のうごいてないのに暑かったりするおじさんまでの過渡期の存在とか誰が予想したか。いやそれは普通に考えたことあるけどポニテだったとはね。この先生の目をもってしても見抜けなかった。

良過ぎ


 しかもシロコとの出会いのシーンだしマフラーホシノの持ち物だったのかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!狂うて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 しばらく脳が焼かれてたので気付かなかったんですがシロコ*テラーのマフラーがないことに気付いてそこで再び焼き切られましたね、ええ。このマフラーがもしユメ先輩のものだったとかだったらもう……ね。

ここ地味にちょっとだけ新しい情報出てますよね。どうやらこの口ぶりから察するにユメ先輩は”遭難して”死亡したということらしいですね。ま、未だに何があったか具体的には分からないんですけどね!

頼ることを知った人は強い

 この後のオペレーター陣が集まってくるところもアチ展開ですね。という感じでいると急に補習授業部が急にさしてくるんだから困る

急に刺してくるんじゃない、泣くぞ

 あと個人的に作戦会議シーンというのはとても好きなのでそう言う所も余すことなくやってくれるから本当に好(ハオ)ですね。シンゴジラとかシンウルトラマンとかのそういうシーンが好きな人は絶対好きなシーンだと思います。

 それに加えてこのエンジニア部+ヴェリタスによる専門家の御意見シーンも良いですね。というかヴェリタスは最終編で一番頑張ってるんじゃないかってくらい目がヤバい感じのシーンが多かったような。特にチヒロ。最高ですね。

目ヤバ

 ちなみにチラッと出たおそらくいくつかの学園にある(もしかしたらすべての学園)終末の予言も気になるところですがこれもはっきりはしなかったですね。プレナパテス次元、というよりはあの結末に至る記録のことだとは思うんですけど……というかプロローグからループものを匂わせているんですが実際ループしているのかは個人的には疑問の余地があるな、と。実際多次元解釈という話が出たので並行世界的な話よりなんじゃないかなぁと思いますね。はっきりとした根拠はありませんがね。
 そんなこんなで各学園のブレインたちが集まって知恵を寄せ合っている状況において未だに出ていないのが不思議なくらいの人物が一人いますね。そう、皆さんご存知『ミレニアム史上たった三人しか名乗ることを許されていない「全知」(要出典)の学位を持つ眉目秀麗、新雪のように高潔で清水のごとく透き通るような超天才清楚系病弱美少女ハッカー』こと明星ヒマリですね。そのミレニアム史上たった(以下略)ことヒマリが満を持して登場するわけですがこのスチルもまたいい!!何がいいってエイミがかっこいいんすわ!!!!!!!!

そのヘッドホンちゃんと使ってるんだ

 少しエイミについて語らせてほしいんですが(詠唱開始)というか勝手に語りますが、エイミはこの一人だけFANZAのキャラかくやといった格好でラスオリのキャラ?などと言われたりするのですが(もちろんその見た目も魅力の一つです)知れば知るほどそれだけのキャラじゃなくてですね、戦闘のエキスパートであり特殊作戦では先生とヒマリの支援下とはいえデカグラマトンの一体であるケテルと単身で交戦し撃退することさえできる隠れた実力者なんですよね。しかも戦闘中のSDキャラの背中がめっちゃかっこいいんですよね。得物もSPASというのも得点が高い。クアッドリロードとか絶対に合いますし、近接格闘も強くあってほしいし多分絶対強いという確信があります。体格もよさそう(胸含め)だし。あと特異現象捜査部がヒマリとエイミ二人きりで元々リオ会長が設立した特殊組織というのが007のようなエージェント感を醸し出して尚良い!ただでさえ卓越した戦闘技術があるのに加えてこの最終編ではC&C+ツルギの部隊を指揮したり、トキに指示を出している場面があったり地味に指揮能力もあるというのを見せつけられてめっちゃ大満足でしたね。それにこの女戦闘のエキスパートというだけでなく無自覚なんだか計算ずくなんだか微妙にわからない感じで先生に接近して来たりするこの格好に恥じない(?)あざとさもしっかりあります。メモロビはさすがにエロだしそういうキャラと勘違いされてもやむなし。まだあります、それは特殊作戦で明らかになった切れ味鋭めなマジレスするエイミと謎に高すぎる自己肯定感を持つヒマリの夫婦漫才というちょっとオフビートギャグも出してコメディリリーフまでこなせる万能さも魅力ですね。他にも女子高生らしさがよく分かってなくて同級生の行動に好奇心と疑問を持っていたりとシリアス、アクション、エロ、ギャグどれも器用にこなせるキャラなんですよね。つまりただのエロだけの女じゃない、ということだけでも覚えて帰ってくださいね、まぁ正直最終編まで読んだ方々ならわかっていることでしょうがね。
 エイミについて語りすぎてしまいましたがそういえば驚くべきことがありましたね。それは当時としては初となったストーリー連動型イベント『虚妄のサンクトゥム(F.SCT)攻略戦』の開催です。これは本当に予想外でしたね。まさかストーリーとつながったイベントがストーリー実装と同期してリアルタイムで開催されるとは本当に予想してなかったです。あまりアプリゲームをやっていなかったからこういった形式のイベント自体もほぼ初めてでなおさら驚きましたよ。ここまでストーリーを各種演出すべてで盛り上げてきてたのにそれだけじゃなくてイベントも併せて演出することもできますよ、と改めて手の多さに驚かされるばかり。これも買い切りのADVにはできないアプリゲーという媒体を活用した演出だからほんとうにブルアカは正直実際にアプリでやるべきだと思います。アニメも予定されていますがやはり実際にプレイしないとすべてを味わったとはいえないと断言できますねこればかりは。前述の通りこういうプレイ体験を本当に大切にしてくれる作品はなかなかないんじゃないかなと思います。知らないだけかもしれませんがね。
 で、この後は各作戦担当区域ごとで作戦開始前の状況が描写されるわけですが書いてて少し思ったことがあります。このままじゃ書くことが無限に増え続けて書き終わらない。確かに推敲する気のない文章とはいえ投稿できないのでは意味がないのでこっからは残念ながら多少端折りながら書きます。
 時系列的にはおそらくハナコに対する各位の反応からして晄輪大祭後なのが分かります。なぜあの選手宣誓で時系列がはっきりするんだよ、なんなんだこの女。なので一度は学園同士で交流があったのですがあの時と違うのは学園の垣根を越えて共同作戦を行うという点。エデン条約では一応ゲヘナとトリニティが共同戦線を行ったり多少なりそういう場面がなかったわけではないですがここまで大々的に学園同士が入り混じって共同することは初めてだったんじゃないかと。なのでなかなか面白い化学反応が起きていてそこも見どころでしたね。砂漠はアビドスと便利屋ズなのでそういえばここもすでに馴染みの顔といったところでしたか。一方C&C+正実、というかほぼツルギはなかなか面白いことになっていましたがイチカが終わっているのは同じ、と。

また終わってるこの子……
ヘソしか見えないけど誰なんだろう

 他にも謎の怪しいヘルメット団がノータイムでミサキから銃撃貰ってたり……

ホドのインベイドピラーに対する解決策がまさかのゲヘナ屈指のテロリスト集団こと温泉開発部であのエンジニア部ですら引いてたり。


ミレニアムのカス兎(好きだ……)

 サジェストにカス、童貞などが出てくる女が出て来たり。あまり作品内のキャラを冗談とはいえ悪く言うようなワードは頻用したくないのですがコイツばかりはしっかりカスの所業にカスの言い訳をしているのでつい言ってしまうし、愛ゆえに言ってしまいますね。良くはないとは思いつつ……コユキはかなり好きな生徒なんですけどね、仕方ないですよね。だって債権発行しまくった上ギャンブルに溶かしあまつさえそれを杜撰なセキュリティが悪いと開き直るんですから。でもこんな子でも絆ではめっちゃ先生に対して交換度高かったり、自己肯定感が実は低かったりでいいですよね……被害のない程度に甘やかしてやりたい、そしてたまに調子に乗ったところをたしなめてまっとうにしてやりたい。でもちょっとカスでいてほしい。これ以上書くとまたエイミの二の舞になるので止めておきましょう。ただ最後に言わせてほしい、バニーはよ。
 

 ゲヘナ屈指のテロリストといえば当然「美食研究会」の”5人”、彼女らも忘れてはならない。こいつらも非常時とはいえ水族館から魚持ってくるとか相変わらず終わってる倫理観が安心させてくれましたね。でも実際水族館行って魚見てるとこの魚の味はどんな感じなんだろう……とかめっちゃ考えるので気持ちはよく分かります。

みちぅ!?

  各F.SCTの攻略と並行して忍研によるクズノハ探しも行われていて話を一色にしないのもまた良かった。というかみちぅは百花繚乱の生徒のこと見たことあったり地味にキーになってるの謎過ぎて好き。
 で、各作戦区域の準備が完了するわけですが。

 こういう銃火器とかをセットするシーンはオタクとか関係なく誰もが好きですよね!と言わんばかりにスチルを入れてくれます。どこまで喜ばせる気だ。何度も言いますがこういう好きな奴を違和感なく詰め込んでくれるから好きなんだよなホントに。
 それでたしかここからイベントの方に入場するんだったかな。
 最初はアビドス方面から。

英雄の証流れてても違和感ない

 アビドスVSビナーの構図は前から思ってたんですがどことなくモンハン臭がするんですよね。どこか娯楽感があるというか……ノノミが笑ってるせいだと思うんですけど。他の部隊で戦闘中笑ってるのいなかった気がする……なにわろとんねん。で、ビナー狩りの専門家のマキから散々言われてたビームが直撃するんですが……

阿ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー良------------------------

 良-----------------------------------------------------!!!!!!!!!!!!!!!!!狂うて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 なあ!!!!
 というかビナーのビームをあの程度なら大丈夫っしょみたいなノリでいて、しかもちゃんとしのいでるの改めてアビドス’sの異常な強さが際立ていいですよね……
 あとここ過去のホシノの戦闘スタイルだったら庇えてないと思うと……来るものがありますよね……狂う狂う狂う狂う狂う狂う狂う狂う狂う狂う狂う狂う狂う狂う狂う狂う。
 しかもこいつらあまりに他の学園と交流なさ過ぎて自分たちの強さをあまり認識してないのがまた以上っぷりを際立たせますね。

 ところ変わって廃墟方面、ケセド部隊のC&Cとツルギ。
 

 この銃声に合わせて部分部分アップで出して最後に全体映すスチルの出し方クソカッコよかったし……

勝ちしかない絵

 このスチルが良過ぎ。良過ぎです。
 前述の通りエイミの背中が本当にイイ。

 あと個々のチェリノも普通にかっこよく見えたのはマジで謎。
 ちなみにここの戦闘マップはツルギだけ別ゲーしててうまいこと彼女の異常さが描写で来ててやはり戦闘演出が上手いな、と。

 読み返してて思ったけど第三サンクトゥムの描写あっさり過ぎて笑った。多分過剰戦力で余裕だったんやろなぁ……

ここのアリスの握ってるおててがよい

 他にも立った数回喋っただけのバンザイ体操してると噂のロリが何故かクソ話題になって無限にインターネットに絵があふれかえったり

ロリコンではないですがいいデザインだと思います

 まーた知らん生徒が増えたり。ほんとに最終編って気持ちある?と無限に思わされてましたね当時は。本気で終わるとは1割くらいしか考えてなかったのでそこまで驚きはしませんでしたが。まぁ最終編の意味合いは今となってはプレナパテス次元の先生にとってというのが専らですがね。

 こいつもね、いや名前自体は前から出てたし若干他のスチルで見えてたりしてたんですけどね、ねぇ。
 先生に向かってなんだその乳と太ももは!!!!!!

クソアホすぎ

 

おはようざわ~~~~~~~~

 あとなんでここの通称宇沢ステップがごくごく一部の界隈でミームになっているのか……

 てかセイアナーフどころかデバフが消えたから事実上の強化入ってんだよなぁ……無敵かお前かわいいね実装早くして、あとお背中見せて……

コハルのファンガールも来ています

 なんかミカもコハルがいれば安泰な気がしますね。だから先生がいなくてももう大丈夫だね?分かってくれるだろうか分かってくれるねありがとうグッドブルーアーカイブ。つーかトリニティ組はちょいちょいエデン条約編で得た教訓をややこれ見よがし気味に見せつけてきてくれるのでちょくちょく限界になってしまうのが困る困らない。

友情ってホント素晴らしいですよね☆

 そしてまたもやアレな形で話題になってしまったあのシーン。

 散々ブルーアーカイブのストーリーすげえんすよ!みたいなノリなのに結局話題になるのはキサキだの覚悟だの宇沢ステップだのそんな感じなんだもんなぁ~~~~~~!!!!
 いやいいんですけどね!そこも魅力だし!でももうちょっとこうなんというか、誤解をされないようにネタになってほしいというか……いや古参ぶるつもりはないんですが初期を知ってるから何であれ話題になってくれるだけでうれしいと言えば嬉しいんですがね……ちがうんすよ!ブルーアーカイブは学園×青春×物語RPGで透き通るような世界観で……対策委員会編をはじめとしてエデン条約編とかそれこそ最終編とか……でも覚悟のいる角度のハイレグのケツが出てるゲームだって……?

覚悟のケツ

そーーーーーーですよ!!!!ブルーアーカイブはえっちでおバカな作品です!!!!!非エロニムスもそう言ってます。
 まぁこのイマイチしまらない感じも愛してるんですけどね。はい。

キヴォトスいちタンコブが似合いすぎる女

 エリドゥ方面ではミレニアムのカス兎ことコユキが大活躍!バニーイベで見たときからかなり好きなので嬉しかったですね。まごうことなきカスだけど。

 で、ゲヘナ屈指のテロ組織温泉開発部なんですがこいつらはなんなんだよ。なんで普通にピラー破壊出来てんだよ。

これは味わい深過ぎるチヒロ

 で、場面は大きく変わってクズノハ捜索隊の話……なんですが

 まーーーーたマコトがなにかしでかしに来たな、と正直最初は呆れましたね。でもそれがまさかマジでイブキの好感度稼ぎに来ただけなの最高に自由すぎる。なんなんだこいつら。イブキ大好きクラブかそうか。
 でもここで不忍ノ心を回収しにくるのはさすがの構成力……?いや割と無理やりじゃないか?まぁそんなに違和感とか感じなかったからヨシ!

 一方シラトリ区はといえば……

 お前らかよ!まぁ戦隊ものの出番ではあるけども!こいつらただの指名手配犯だからなぁしっかり。賽銭箱は盗むし。

 ここ読んでた時は正直気付かなかったんですがこれアルの絆エピとつながってたんですね。初期の初期に出た絆エピソードをさりげなく絡めてくるのはさすが……いやさりげなくはないか……?
 
……とここまでは当時は書いていたようですがあまりに長くなってしまったため3~4章はまだ書いてないです。
 気が向いたときに書いてみようかな。

今後は?

 実はお気づきかもしれませんがなんかこの作品ひと段落!めでたしめでたし!みたいな雰囲気出してますが、冷静に考えると驚くほど何も判明してませんからね。連邦生徒会長の行方も結局分かってないし、ホシノに過去なにがあったのかも明らかになってないし。

 とそんな感じで今後の展開を予想する文章を書こうと思っていたのですが2023年4月22日、ブルアカライブで最後の最後にクソとんでもない爆弾……4.5thPVなるものが公開。全てがぶっ壊されました。ここに書く予定だった文章も、脳みそも。ええ……
 内容としてはカルバノグ続編、百鬼夜行編の開始、そしてとうとう明らかになるかもしれないホシノの過去編?らしきものにプレナパテス次元で起こった(あるいはどこの世界線でも起こる予定である)シャーレ爆破事件に推定マルクトとされる少女等々おおよそあの秒数で明かされる情報量ではありませんでした。
 マジであの日アレが公開されてから何も考えることができなかった上に最終編4章の後日談(2)で明かされる真実。こんなのであんなあらすじがボーボボみてえな新イベントを迎えられるわけねえだろ!どうすんだよこれ!全くの予想外ではないどころか予想の範疇はあったのに関わらず改めて確定となると(まだプラナの仮説にすぎませんが)やはり衝撃的。というかこれまでのアロナとの関係性や様々な出来事の意味合いが変わってくるような。というかこの作品話が進めば進むほど過去に公開された話の重力が増していく遅効性重力を持っているんですよね。苦しい。
 まぁそんなこんなで今後も非常に楽しみです!
 


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