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風が、光が、大地が、いつも龍たちの 動きを、呼吸を、鼓動を教えてくれる。 ここまで長い道のりだった。 龍の帰還、と思っていたすべてが カケラのひとつであり、 全てを取り戻すために 一歩一歩進まなければいけなかった。 その一歩はまるで遠い道のりで 本当に進んでいるのかいないのか 区別が出来なくなるほど 氣が遠くなるような、積み重ね。 すべてのパーツが揃うまでこうも 長いものなのかと、時々疲れも出たくらいだった。 たどり着いた場所は 小さな神社。 遠くに八大龍王神社が見