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時間が解決する

大切な人を亡くしてから、半年が過ぎた。

この半年間はただただつらかった。
夜まともに眠れない日々が続いたし、
誰かと話すこともままならないこともあった。
シャワーを浴びながら、流れてくる涙と戦った。
ずっと暗闇の中にいて光が見えない道を歩いている気分だった。

でも、ここ数週間は少しずつ光を認識できることが増えたような気がする。
もちろん、悲しいことに変わりはない。
それでも、少しずつ友人の死を受け入れられているような。
自分の周りで特に何か変化があったわけでもないので、おそらく時間が解決してくれているのかもしれない。

以前だったら、友人との楽しかった日々を思い出すと涙が止まらないこともあったが、今は「そんなこともあったな。たくさん笑わせてくれてありがとう。今頃、天国で楽しくやってるかな。」と思えるようになった。

20代で友達を亡くすなんて、と思っていたけど、それも自分の人生、と思えるようにもなった。

先ほども書いたように悲しいことに変わりはないし、今でも突然涙が出てくることがある。
それでも、泣く頻度は減ったかな。


時間が解決してくれるってこういうことなのかもしれない、と思ったここ最近でした。

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