砂の道 最終話 生きざま
後日、則子が訪れて、仏壇に詣りに来てくれた
蝋燭を灯し、線香を焚いて、おリンを2回鳴らす、、、チーンチーン
手を合わせ祈る則子、、、振り返る
恭平「ありがとうな、、、」
則子「本当さみしくなったはね、
生活、大丈夫なの❓」
恭平「ああ、それはなんとかやってるよ、一時は酷かったけどね、、、
今は何とか、、、ふむ
まぁ、それでも男の一人暮らしだから
やってるって言えたもんじゃないかもねwww」
則子「アハハ、こう見ると、
そんな事はないみたいだけど、、、」
恭平「あー、そうだったな、今までの事、全部話すよ、、、」
そう言って恭平は貴子と勘八のこと
それぞれの自殺のこと、
滝行での啓示の事など全て則子に話をした
則子「それは、、、それは大変だったね、良く耐えたらと思うは、、、
本当、よく頑張ったね、、、
だから、寄付したんだね、
貴子さんやおじさんを救う為に
でも、憎しみとかはどうなったの❓」
恭平「ああ、それが不思議なんだよ、何故か観音様の顔見たら、スゥっと恨みや憎しみの想いが楽になっていってなぁ、
そこへ、滝行のところのエライお坊さんに教えてもらってね、、、
後は、オレが幸せにならんといかんのやけど、、、」
則子「そうね、あなたが恨みを捨てられるくらいに幸せにならなきゃね、、、」
恭平「そんな簡単に言うけどさぁ
どうやって幸せになりやええのよw」
則子「あんな事あったばかりだからね
幸せになれっていっても、心がついて行かないかもね、、、
誰か好きな人❤️でも出来ると良いんだけど、、、誰かいないの❓」
恭平「そうだなぁ、まだ時間が経って無いから仕方ないけど、出会いも無くてさ、、、」
則子「そか、、、そう言えば恭平は
学生の時は誰が好きだったのかな❓」
恭平「ああ、、、ってか、みんな結婚しちまってるやんwww」
則子「アハハ、そっかぁ〜、、、でも
教えてよねー、誰よ、、、」
恭平「えーっ、言うの❓、えーっ」
則子「別に良いやん、誰にも言わないからさぁwww」
恭平「なら、、、言うけど、、、
ええかぁ、、、」
則子「うん、だれだれ、、、」
恭平「、、、則子だよ」
則子「………………えーーーーっ‼️」
恭平「でもお前、結婚してんだろ❓」
則子「ああ、わ、わたしは、、、
け、結婚、、、し、してないよ、、、
でも、あんた貴子さん選んだじゃん」
恭平「貴子は会社で知り合ったからなぁ、社会に出てからは地元の子らとは付き合いも減ってしまってたから、どうしてもそう言う選択になるわけさ、、、」
則子「そか、なるほどねー、、、
あのねー、、、わたし、、、
独身だよーwww」
恭平「マジかぁ、、、そんなん
男が放っとかんやろう❓」
則子「あんなところで仕事してるからかなぁ、それこそ出会いも無いし、仕事で精一杯でさ、、、」
恭平「そんなんなら、、、いやいや
則子は誰か好きな人はおらんのかー❓」
則子「えへへ、、、おったよ、、、」
恭平「だ、誰や」
則子「その人な、、、恭平って言うんやは、、、カッコええ名前やろwww」
恭平「笑笑、あのな、、、オレのこと
からかってるんか❓」
則子「そそ、、、ち、違う〜ってぇもう」
バシッ、、、っと肩を叩こうとした
則子の手を恭平が掴んだ
恭平「則子、、、その言葉に二言はないな、、、」
恭平はじっと則子の眼をみつめる
則子「う、うん💕」
バサっ、、、っと恭平は則子を抱き寄せ
恭平「則子、好きだ❤️、、、」
則子「わたしも好き💕
学生時代からお互い好き同士だったんだねー、、、分かんなかったけど」
恭平は則子にキス💋をした
熱い熱いキスをした💋
則子「抱いて、、、💕」
則子を押し倒す恭平、、、
ブラウスのボタンを外してゆく、、、
ブラの肩紐を外してカップをずらして乳首を吸う
スカートの中のパンツの中に手を入れて
陰部を弄る
則子「ああっ、恭平、、、明る過ぎるはぁ、、、」
恭平「じゃあ、隣の部屋へ行こう」
恭平へ則子の手を引いてベッドのある
隣室へと入って行った
照明を消したその部屋は薄暗く、
ふたりの羞恥心を和らげた
ほどなく全裸になったふたりは
ベッドに飛び込んで貪り合うように
身体を合わせた
程よい大きさの乳房を揉みしだき
乳首を吸う、、、
切ない吐息を漏らす則子
恭平の舌はどんどん下って、陰部へ
そこはもう大洪水、、、
恭平は淫汁を啜り、クリを舐めた
ジュルル、ジュルル、ジュルル
則子「あーっ、あーっ、いい、、、」
めちゃめちゃくちゃくちゃ
ジュルル
則子は恭平の頭を抱えてよがる
則子「あはーっ、いぐぅ〜」
ビクビクビクビク
則子「もう、逝っちゃったじゃん」
恭平「いいじゃん、何回でも逝けよ」
則子「そなの❓、、、
何回も逝っていいの❓」
恭平「ああ、沢山逝けばいいよ💕」
恭平は陰茎を則子の膣口に当てがい
沈めてゆく
則子「おおっ、、、ううっ〜」
恭平「痛くないかい❓」
則子「う、うん、大丈夫、、、おおっ
あーっ、いい、いい、恭平、いい、、」
恭平は徐々に摺動を早めてゆく、、、
則子「あーっ、またいぐぅ、い、いぐう、ううっ〜」
ビクンビクンビクンビクン
恭平は摺動をスローダウンして則子をみつめる
恭平「なぁ則子、、、オレの嫁さんになってくれんかなぁ❓」
則子「ええっ⁉️嬉しい‼️、、、本当にいいの⁉️」
恭平「じゃあ、一緒にあのふたりの前で、幸せにならないか❓見せてやりたいんだよあのふたりに、、、」
そう言って恭平は陰茎を抜いて、則子の手を引いて仏壇の前へ
則子を仏壇の前で四つん這いにして
後ろから挿入した
恭平「阿弥陀様、ごめんなさい🙏、、、でもそこのふたりにどうしても見せたくて、、、この幸せを、、、」
ネリネリと音を立てながら出入りする陰茎、、、少し淫汁の香が立ち上る
恭平「あーっ、貴子‼️、オヤジ‼️
オレは則子と幸せになるんだ〜」
パンパンパンパンパンパンパンパン
則子「あーーーーっ、いい、いい、
貴子さん、、、わたし、、、
恭平と幸せになりますぅ、あーーっ❣️」
恭平「ううっ」
ビクンビクンビクンビクン
ドクドクドクドクドクドク
恭平は陰茎を挿れたまま、後ろから則子の背中を抱きしめて
恭平「則子、ありがと、、、これで
あのふたりも浮かばれるのかなぁ❓」
則子「大丈夫よ、わたしが恭平を幸せ者にするからね、、、恭平、好き❤️」
則子は振り返って恭平にキス💋をした
則子の膣口から恭平の精液が滴り落ちているのが、仏壇からもよく見えたろう
その後、恭平と則子は結婚した
2人の子供をもうけて育てている
そして恭平は則子の父、理事長に呼ばれて結婚とともに理事に就任、共同経営者として施設の経営、運営に邁進、
しかし、恭平は浮かれている訳ではない
営業や接待に行く事もあるが、
日頃の仕事は施設の管理、子供達の世話を欠かさない、トイレ掃除までする
恭平の座右の銘は
"下座の行"である
恭平はある夜、夢を見た、、、
貴子が浴衣を着て踊っていた
又ある夜は勘八が出て来て
額に汗しながら物を運んでいた
恭平は救われたんだなぁと涙が止まらなかった、、、
そして隣りで寝息をたてる則子に
恭平「則子、ありがとう、、、」
則子「ふむ❓、どうしたの、、、
涙なんて、、大丈夫❓」
恭平「ああ、大丈夫、、、
今さぁ、あのふたりが救われた
夢を見たんだ、、、うむっ」
ふたりは接吻を交わしながら
幸せを噛み締めてひとつになった
2人目の子が生まれたのは
この10ヶ月後の事である
徳を積むなんて、そう簡単なことではない、、、罪ばかり作ってしまう事が多い
しかし、恭平は生き方を変え、自らも幸せになると事で、怒りや恨みの想念を断ち切る事が出来たのである
どんなに苦しい困難も、
それは幸せの布石なのかも知れない
…おわり…
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