見出し画像

今はもう誰も 第1話 歳の差の女

佑樹はスーパーの店員、23歳
店長の補佐として店全体の運営を支援する仕事をしている

スーパーなのでパートで働く主婦をはじめ、女性が多く勤務している

ある日パートで入ってきた女性がフルタイムで働いている事に気づいて調べてみると、バツイチ子有りな事がわかる

翔子 48歳 である

このスーパーに近い地域在住、仕事ぶりも良く、近々社員登用になる模様だった

スーパーと言えば女性が多い事もあり
不倫の舞台になる事も、、、
(スーパー関係者の方々すみません)

しかし、佑樹は彼女がいる訳ではなく、スーパーの主婦に手を出す事もなくひとりを謳歌する生活をしていた

そんな中で、ある事件が起こる

客a「何モタモタやってんだよー💢
こんな行列出来てんのに、のんびりやってんじゃねーよ、まったく‼️
ゴラァ、責任者呼んで来い‼️」

レジの混雑に我慢出来なくなった客がクレームを付けて来たのである

そのレジを担当していたのが翔子だった

しかし、特に手が遅い訳ではない

明らかなイチャモンなのである

そこへ佑樹が対応に入る

佑樹「ご迷惑をお掛けしております、
お待たせして申し訳ありません、今暫くお待ちください。申し訳ありません
どうか、どうかお待ちください」

レジも全部塞がっているので、対応レジを増やす訳にもいかず、謝ってクレーマーの怒りを鎮めるしか術がない

謝り倒しておいてレジのサポートに入り
何とか事なきを得た

翔子「すみませんでした。なんかわたしがクレームつけられてしまって、、、」

佑樹「いえ、翔子さんは悪くないですから、大丈夫ですよ、あれはただのイチャモンですから、気にしないでくださいね、、、

翔子「ありがとうございます😊
でも、佑樹さんの対応、見事でしたね、
頭が下がります🙇」

佑樹「そんな事ありませんよ、当たり前のことですから気にしないでください
あー、でも、、、」

翔子「はぁ❓でも、、なんですか❓」

佑樹「いやいや、何でもないですよ
すみません、別件です、、、」

実は佑樹、翔子の事が気になっていたのである

翔子は25歳も年上の女性、、、
もう親子でもおかしくない

翔子は48歳でも色白でシワもなく若く見えたし、美人とまではいかないが、
佑樹にはどストライクだったのである

しかし、こんな事を理由にお茶やデートに誘うのは如何にもなので躊躇したのである

好みの年上女性、しかしこの歳の差では将来的結婚は考えられないだろう

佑樹はそれもあって好みではあっても翔子にアプローチ出来ずにいた

その日の仕事終わり、佑樹はこの日、
残業も無く着替えて家路に着こうとしていた

店を出ようとしたところで声をかけられた、、、

「佑樹さん、、、」

振り向くとそこには翔子が立っていた

佑樹「ああ、翔子さん」

翔子「佑樹さん、お帰りですか❓」

佑樹「ええ、今日は残業もないので、そろそろ帰ろうかなと思いまして、、、」

翔子「そうですか、わたしも今上がるところなので、一緒に晩御飯どうですか❓是非今日のお礼がしたくて、、、」

佑樹「ええーっ、いいんですか?
娘さん、みえるんでしょ❓」

翔子「あの子はもう大人だから自分の事は自分でするんですよ、」

佑樹「ええーっ、もうそんな大きな子供さんが見えるんですかぁ❓」

翔子「そそ、佑樹さんと同世代よw」

佑樹「ならもう安心ですね、、、
じゃあいきましょうか、」

翔子「、、、嬉しい💕」

佑樹は翔子をクルマに乗せて少し離れたファミレスに入る

佑樹「じゃあ、何食べよっかなぁ❓」

翔子「遠慮せず、なんでも、
沢山食べてね💕」

佑樹「えー、いいんですかぁ❓
じゃあ、、、翔子さんで、、、」

翔子「えっ❓、、、あっ、、いゃ、、、おばさんを
揶揄うんじゃないはよもう💕‼️」

佑樹「翔子さん可愛い💕、、、」

翔子「もう💕、、、www」

佑樹「レアでお願いしますw、、、
イヤ、生がいいなぁw」

翔子「何のこっちゃ❓」

両名「アハハハーーーッ」

ふたりはセクハラ必至な会話をしながら
楽しく食事をした

食後のコーヒー☕️を飲みながら

翔子「この後、帰ったら、何すんの❓」

佑樹「そこ聞いちゃいますか❓w
食事は済んだから、洗濯機回しながら、風呂入って、洗濯もん干したら、
オナって寝るかなぁwww」

翔子「アハ、するんだwww」

佑樹「そりゃしますよ、男ですからw」

翔子「そうね、彼女とか作んないから
そうするしか無いかぁwww」

佑樹「だって若い子はほぼ彼氏持ち、
後は既婚者の人妻ばっかりやからねー
どうしようも無いんです、、、」

翔子「わたしで良かったらw
してあげたいはぁwww」

佑樹「あー、翔子さん、独身だぁ‼️」

翔子「そうだよー💕」

佑樹「でもこういうのって、心が伴ってないと、、、ねぇ、、、」

翔子「心❓、、、どうだろう❓、、、
試してみる❓」

佑樹「試してみて、いいんですか❓」

翔子「いいはよ💕
わたしは、佑樹さん、、、
好きだけどなぁ❤️、、、」

佑樹「、、、お願いします💕www」

翔子「じゃあ、いっちゃう❓」

って事で、ふたりはこの後、
どうなるのか


もう分かってますよねーwww




…つづく…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?