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背中 第4話 現れた影

大輔「もう寝たのかい❓」

美波「ええ、もうグッスリよ、、、
あの子昼間に沢山遊んだからねw」

大輔「そか、、、じゃ、、、
ちょっと、、、しないか❓」

美波「う、うん💕」

大輔は美波を抱き寄せてベッドに寝かす

濃厚なキスから始まる

子供が起きてしまうと中断なので、
あまり大きな音は立てられない

乳首や陰部への愛撫は何とか啜り泣き程度の喘ぎで抑えていたが、、、

大輔が美波の陰核を舐め始めると
美波は喘ぎ声が抑えきれない

陰核を吸われると瞬く間に逝ってしまった、、、しかし

その音で子供が泣き始める、、、

知佳というその赤ん坊をあやす為に
美波は全裸のままベビーベッドの赤ん坊のところへ行った

美波「ほーら、知佳ちゃん起きちゃったのぉ、、、大丈夫だから、もう寝ようねー、ヨチヨチ、ほーらヨチヨチ、、、」

そんな美波の背後から大輔は陰部を舐める、、、肛門から膣や陰唇を愛撫したら陰核には届かなかったので、
大輔が仰向け姿勢になって美波の股間に首を突っ込んで陰核を舐めた、、、

美波「ああっ、あんた、、もう、、
こんなところで、、、」

大輔は知佳が泣き止んだので、立ち上がってその場所で挿入を試みる、、、

美波「ううっ、、、あんたぁ、もう
ああっ、、、また起きちゃうじゃん
もう、、、」

大輔「おーっ、気持ちいい、、、
起きるといかんから、そのままベッド行こう」

嵌ったままベッドの方へ行って摺動していた時だった

パンパンパンパンパンパンパン

大輔「おーっ、、、いいぞ、、、
いい、、、うん⁉️、、、これは‼️😱」

ベッドので美波に嵌めながら大輔が見たものは


壁に浮き出た瑞稀の顔、、、

死に顔である

大輔「うわーっ‼️」
ドタドタバタン‼️

大輔はフリチンで寝室の床に尻もちをついて、恐怖に怯えていた

大輔「あ、あ、あれ、、、アイツだ‼️

美波「どうしたの⁉️もう‼️」

知佳がまた泣き出したので、今度は美波が明かりをつけてあやしに行った

するともう既に、瑞稀の顔は消えて無くなっていた、、、

それ以来、もうバックは出来なくなった


すると、次は美波である、、、

ある朝、顔面蒼白で大輔に話して来た

なんと、夢枕に瑞稀が現れたんだそうだ

何を言ったとか、表情とか詳しい事は言わないんだが、ガクガク震えて治らない様子を見ていると、かなり恐ろしい思いをしたのだろう

それもそれは一回のみならず、、、
何回も現れるという

美波の様子が日に日におかしくなっていくので、
2chなど、ネットを使って相談もしてみた、、、
お寺や霊能者も紹介されたので、
その中のひとつにアクセスしてみると
直ぐに来なさいと言われた

子供を実家に預けてその霊能者のところを訪ねてみた

巫女さんのような白赤装束の女性が出て来て対応された

今までの経緯を説明すると表情が変わった

それは紛れもなく怨念であると、、、

その霊能者はいわゆる口寄せの術を使う

霊能者に対象の霊を憑依させてその想いを語らせるのである

そして口寄せをしてもらうことにした

必要事項を紙に書いて渡すと
呪文の様なものを唱えるとトランス状態になって話し始めた、、、まるで唸る様な声で、、、

「家族の楽しそうな写真や性行為の写真を出しに来たのが恨めしい、、、壊したい、めちゃくちゃにしたい、、、」

「子供を見せにきやがった、、、
子供に罪はないが、、、
幸せを潰してやりたい、、、」

「わたしの服をクリーニングに出しに来やがった、、、
わたしの服を着るのはやめろ、、、わたしのアイデンティティを侵すな、、、」


口寄せは、終わった、、、

これは、、、瑞稀が嫌がらせをしていたのではなく、、、美波が瑞稀に嫌がらせをしていたのか

確かに瑞稀の嫌がらせに対抗していたとは知っていたが、、、

そんな事をしていたのか❓、、、

大輔「美波、お前、そんな事、してたんか⁉️」

美波「そ、そんな事してないはぁ‼️

大輔「だって、先生が言ったろ」

美波「そんなの信じるの⁉️

大輔「わ、分かったよ、もう良いよ」

そう言ってその場はやり過ごした

後日、調べてみた、、、

瑞稀は最寄りのホームセンターのクリーニング店で受付の仕事をしていた

そこへクリーニングに服を出している事が分かった、、、美波は瑞稀の服を着ていたのは事実で、それをクリーニングに出していたのである

またそのクリーニング店では、写真の現像も取り次いでいて、そこへ写真のプリントを依頼していた事も分かった、、、

それも、その内容は酷いものだった
家族の写真もあったが、夫婦の性行為の写真が大量にあった、、、見られたもんじゃ無い、、、リモコンの隠しカメラか

それらは、クローゼットの最上段の奥に箱が置いてあって、その中に詰め込まれていた。

残念ながら、霊能者の口寄せは、
全て事実だった、、、

しかし、美波を責めたところでは改心する事もないだろうと大輔は思っていた

なのでこの事実を知ったことは内密にしてある

だがこのままでは瑞稀は浮かばれない


大輔は今更ながら瑞稀の供養を真剣に考えるようになっていた、、、




…つづく…

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